
9月7日同期とドライブへ♪
カプチーノとS2000
ひとり1台って、贅沢らしい
定員の半分は乗ってるんだから、5人乗りのクルマに2人しか乗らないほうが、よっぽどムダですよ!奥さん!
九州から遠路はるばるやって来たボクは、この辺りの走りのスポットを知らないので、出身が地元のコに教えてもらおうって魂胆で、結論から書くと、大正解でした。
目的地は次の3ヵ所
奥浜名オレンジロード
本宮山スカイライン
茶臼山高原道路
まず最初はオレンジロード
ここは、カプチーノとギャグで1度ずつ来たことあるので、流す感じで(ドリドリじゃないよ)エスニの戦闘力と彼のペースを観察しつつ、楽しむわけですが、上りで5速入れちゃうと、流すエスニのペースからジワジワとおいていかれちゃう…
あとはやはり中速コーナーが連続するようなところでは上りでも下りでも厳しい…
カプチーノだって、オーバーハングにはなるべく重量物を置かないレイアウトだし、リアのオーバーハングなんてハッチバック並みの切り詰め方してるのに~
とりあえずはスペアタイヤ位置の差ってことにしときましょう。
カプチーノは一般車と同じようにトランクの下にありますが、エスニは幌の下のスペースにあるんですよね?確か。
そんなトランク形状だし。
これでZ軸回りのモーメントの差になってるんでしょう。
カプチもパンク修理キット搭載車になればエスニ並みになれると信じましょう!
(デカイ羽根が悪さしてるとか考えてはいけない)
んで、次の本宮山スカイラインは、落ち葉がライン上に溜まってたり、キャッツアイ埋まってたり、アスファルトの質が一部でμが低かったりといったマイナス点はあるけど、
それでも好きなコースでした♪
エスニを追いかけるのに夢中で、オレンジロードで5速に入れちゃダメだとわかってたので、燃費無視のギア選択にチェンジ
(とはいえ考えてたけど)
基本的に、峠に友達と行くことがなかったのですが、やっぱり単独で走るより楽しい☆
前を行くエスニがカプチでも少し頑張ればついていけるくらいのペースで引っ張って行ってくれてるからこそですね。
先の道路状況のチェックも前走車にけっこうな部分で頼れるので、後ろだと本当に走ることに大部分の集中力を注げますし。
このころはまだ、エスニは余裕をブチかまして走ってるとは知らなかった…
最後の茶臼山高原道路
ここは、最高でした。ノーマル出力のカプだとちょっとパワー欲しいけど、コースとしては言うことなし!
ちなみに、カプチだと低速ギアからの立ち上がり加速は苦手なので、ヘアピンのない中高速コーナーが主体で、それでいてストレートが長すぎず、道幅が広くて、路面状況の良い(悪いと軽くて古いクルマじゃムリ)道路のことを良し悪しの基準としています。
エスニなんかこれ見よがしに(気にしすぎ)オープンにして登っていきますからね
カプチなんかでオープンにして、ATR-Kスポーツ履いて、茶臼山登ったらボディ歪むんじゃないかと思って、屋根開けられないし、しかもボクは昼間にオープンカーに乗れるようなイケメンじゃないし、そしてなんといっても、エスニは屋根が10秒以下で開くのに、カプチは5分以上かかるし…(個人差があります)
クローズドでストイックに走るのが、ボクなのです。
登っていくのがあまりにも楽しかったので、このまま帰るのは勿体ない!とエスニの助手席に乗せてもらって、運転レベル(どの程度余裕が残ってるのか)を見ようと思って、1台で2人乗ってもう1往復することを望んだのですが、
ボクがS2000を運転させてもらえることになっちゃいました。
2年ぶり以上のS2000
あのときは1晩18,000円くらいでレンタカー借りて、埼玉、群馬、栃木の峠を走りまわって、結局クルマが良すぎてドライバーがついていかないって挫折した。
レンタカーは後期タイプS
今回は前期。エンジンの排気量が違う程度の事前知識しかないが、乗っていいと言われて断りきれない。
ボクなんかじゃ乗るのに相応しくはないと思ったけど、それでも運転してみたいもの☆
ブリッドのセミバケに入って、神F20Cを呼び起こす。
近頃じゃ、軽でもスタートスイッチだけど、やはりS2000の差し込み式のキーとの併用で赤いボタンはゾクゾクする
ギアを1速に入れて、これが1速に入ってるの!!とS2000の驚くべきショートストロークを思い起こす。
このミッションが専用設計だからこんなことできるんだよね~
ホンダが縦置きを長年作らないでいてくれたおかげです。
86作ろうってなったら、アルテッツアのミッション使おうってなるんです。普通は。
1車種のためにミッションなんて作らないよ。普通は。
サプライヤーさんのところに9000rpmに耐えれるミッションなんて存在しなかったって話も聞いたことあるけど
駐車場を走ってるときには、カプチとの幅の違いを意識したけど、コースに出て少し走れば、もうエスニの魔力に墜ちていた。
湾岸ミッドナイトで、ドライバーの意図する通りにクルマが動くと、小さなクルマに感じるみたいな話ありましたよね?
この感覚です。
相変わらず、ホンダのスポーツエンジンはいつシフトチェンジしたらいいのかわかんないけど、3速以上のギアで5000rpmとかで走ってたのかな~
VTECはほぼ使ってません。でもこのくらい回すと排気音も盛り上がって、カッコいいんっちゃね☆惚れてまうやろ!
カプチ乗るようになって分かったけど、エスニのボディ剛性は驚異的です。
このエンジン、このボディで、250馬力1200kgちょい。
一般道を走るにはベストだろうよ
谷口プロは頭文字Dの先月出た本では、峠最速はFDだと書いていたけど、FDはそれなりの腕がないと、難しかろう。
ボクが今のところしっかり乗った車両で、峠で速いのは、間違いなくS2000でしょ
登りで勾配がキツくて道幅の狭いヘアピンコースならエボを選ぶけど…
頭文字Dで言うところの、拓海インプレッサショックと同じように、カプチーノのメリットは見つかりません。
あえて言うと、一般道で本気になれるところ(ムチ打っても、それほどスピード出ないので安全です)と、頑張って走っても燃費はS2000なんかには絶対負けないってことくらい?
あとは維持費だけど、クルマが壊れたらビミョーだ…軽で3気筒だから、修理代も比較的安いけどね
今や前期なら100万程度で買える個体も存在するエスニ。うちのカプチと同価格帯…。
そんなことを考えつつ、茶臼山下りました。
他人のクルマにも関わらず、エスニが盛り上げてくれるのに乗っかって、プッシュしてると、中速コーナーでブレーキミス。
ブレーキペダルを一回コーナー入ったあとに、あっやっぱりもうちょい減速しとくかって思って、ステアリング切り始めてるとこで、ブレーキを踏み足す
踏み足すタイミングとしては、コーナー入っちゃってるから、ちょっと強めに心理的に踏んでしまう
下りコーナーでそんなことしたら、当然のごとくオーバーステアに…
エスニの性能のおかげでヒヤっとすることもなく、グリップ回復して復帰。
エボ6のときには、スピンしちゃったけどなぁ
ホントに扱いやすいクルマだ。
タイヤは純正サイズのトーヨープロクセスT1スポーツか何か。
滑り出しが穏やかみたいで、好印象でしたよ
クルマを降りて、ダンパー見てみたら、車高調は入ってなくて、リアは別タンク式。
交換してるのかと思ったら、純正でコレなのね…
セミバケも乗り込んだときには肩をもっとホールドしてくれたほうがいいと思ったけど、乗ってみれば、何の問題もなく、シフトチェンジで気にならないから、逆にサイコーかも…
ただ、カプチには入らないサイズみたいなので、参考にはならず…
ボクもバケット入れたいですね。
ロールバーも。
タワーバーも
馬力も欲しいけど、ご老体エンジンにブーストアップやタービン交換はトドメを差すだけなので、エンジン本体ごとリビルトに交換ですな。マウントも交換してもらおう。
ドレスアップに走るなら、車高ダウンと7Jホイールかな~
と、妄想だけは膨らみ、懐はしぼんでいるのでした。
帰りにカプチ4のゾロ目を記録!
といっても、144,444kmなのですがね
同期のコから、いつまで乗るの?って聞かれることも多いですが、いつまででも乗るつもりでいるけどね
カプチに愕然としたけど、でもまだこれからよ!ってとこで、エスニとカプチのドライブ体験記、終了です。