12月16日(月)有休でした。
もともとは、12月15日(日)が富士チャンピオンレースがある予定だったと思って、4月に次の日に富士走れるように有休申請してましたが、
スケジュールが変わったみたいで、トヨタのイベントになってたので、富士にいくのは辞めて、作手に行きました。
前日にカプチーノのリヤフェンダーのツメをたたいておいたので、6.5J+42のホイールが収まるようになったので、走行しても干渉しないかをチェックするのが、新の目的。
干渉チェックだけなら、気温が低い時に行く必要はない。
でも、せっかくの有休。
朝から作手に行かなきゃ、心が安らがない!!
ってことで、気温が低い9時枠にスイスポでベスト更新狙って走ることに。
前回はA052で30.1でした。(気温10℃)
29秒台に入れるべく、
前日に、軽@works先輩に、ボクのスイスポに乗ってもらって、車載動画を撮影。
タイヤはATR-Kですが。
ボクの乗り方と何が違うのか、どこをどうすれば速くなるのか、そのうち一朝一夕で出来ることはなんなのか?
動画を見て勉強。
ライン、速度、ペダルワーク、ステアリングワーク
当日
気合いを入れて、7時前に到着。
そこから、タイヤ交換したり、いろいろ不要なものを外したり…
今回は、
運転席、助手席のシートベルトも取り、
時計燃費計、エアコン操作パネルも外し
ガソリンも半分ちょいくらいのスタート!
タイヤ空気圧は、前回の美浜で軽@worksさんに教えてもらった設定
走行してみて、
ATR-Kセッティングのままだと、アンダー傾向だったので、
減衰を前回のA052でフィーリングの良かった6戻しに変更
するも、11段戻しの方から味わっちゃったせいか、前回はこれかな?って思ってたのに、ピョコピョコが気になり、もう少し緩めて8戻しへ。
リヤはいい感じだけど、旋回性があとひといき!タイムは変わらず…
ってことで、減衰は7戻しへ。
まぁ、やっぱこの辺りがベストバランスかな?
6も8も7もそんなに大きな差はないけど、タイム的には7が出やすい気がしたので、7段戻しのままで29秒台を狙います。
7戻しで30.0は出て、自己ベストはすでに更新しているので、
あとは気合いだけ。
落ち着いて、フロントタイヤは過熱させないように、連続走行はさせず、小まめにピットイン。
A052は熱ダレしつつあっても、ATR-Kほど極端には落ちない。
でも確実に落ちてる。
ボクはフィーリングじゃそれを見抜けないけど、走りかたとタイムで、30.3くらいしかタイムが出ないと、もうタレはじめてる。
30.0が出るなら、
クルマは悪くない。
ドライバーも悪くない。
ここまでくれば、たまたまでも、29秒台は出せる。
こうして2019年12月16日月曜日午前9時40分
34Lap目
29.957を記録!
やったね🎶
残りの10分で更なるタイムアップを狙うことも可能ではありましたが、
タイヤを減らし、リスクを負ってまでやることではないと判断し、29秒台が出て、ボクの9時枠は終了しました。
今回の29秒台を可能としたのは、
徹底した軽量化と、A052
そして、前日の軽@works先輩のお手本動画
あとは、走り慣れた作手で、平日のフリー走行(ボク以外はフィットが1台。)という環境が、自分の走りに集中することが出来た要因かな?と思います。
朝早くから作手に着いて、車両の準備が終わったら、コースに出て、軽@works先輩の動画と自分のイメージとのすり合わせをしつつ、コース上のタイヤカスの清掃を自分も行う。
(作手の人もやってくれています。)
特に、下り左のピットレーンに入るところや、3コーナーのアウト側はライン上ではないため、場合によっては、ピットインの際にタイヤカスつくこともあるので、主にそれを防止するため。
マイスターのQFでは、15分の間にタイム出さなきゃって思いが強くて、回りのペースにのまれちゃった部分がありますが、今回はA052がおいしく使えることを意識して連続周回を控えて小まめにピットイン出来る心の余裕があったことが、成長した部分かな?
「ゆっくりいこう!」
これは経費で落ちません!の山田太陽(重岡大毅)を思い出しながら、
大切だからこそ、ゆっくり時間をかけて、自分たちのペースで歩んでいくほうがいいよねって、冷静でいられました。
走行後にランキング申請しながら、中の人とおはなし。
ZC33Sに買い換えを薦められました。
確かに33はいいクルマです。
でもいいクルマがボクが乗りたいクルマかというと、そうではない。
33で29秒台出しても、なにもうれしくないですもん。
速いクルマで速いタイム出しても、すごいのかすごくないのかわからない…
別にボクは、タイム出したくてスイスポに乗っている訳じゃない。
31を買う前から、31が遅いのは知っている。
ある程度、このクルマでこの仕様なら、このくらいが目標タイム
って指標がないと、
自分がどのくらい目標に足りてないのかわからない。
軽耐久仕様のアルトは、他のメンバーや、他のチームのタイムが目標としてあった。
ボクのスイフトはアルトからの買い換えなので、練習車両として、水準がしっかりして、ドライバーの操作が挙動やタイムに素直に表れるクルマが欲しかった。
速い必要はない。安いとうれしい。だから31だった。
33はいずれは通る道だと思いますが、まだまだ先の話です。
FFのLSD付きテンロクハッチを買う時点で、エアコン付きで30秒切りたいという志はありましたが、
とりあえず、それはクリア。
A052みたいな高額タイヤには頼らずに、冬プレミアム30.2を取るってのも、31でやりたいことのひとつ…
今度は次なる目標のための、あとどのくらい頑張らなきゃいけないかの下調べとして、
11時に向けて、ATR-K&Z3に履き替え
こちらは軽@worksさんに見てもらった減衰11戻しでスタート。
ボクは30.3は出せないので、ムリせずにATR-Kでの自己ベスト更新を狙います。
やり方は、wakuwakuPさんを真似して、アタックは2Lapまででピットイン。
一度フロントタイヤに熱が入ったら、2Lap目がいいタイムが出る…
ピットアウトしてから、アタック1回目は、リヤの温まりがイマイチ
アタック2回目がいい感じ
アタック3回目はフロントがタレ気味。
走り方は、A052の時と変えていませんが、リヤタイヤが205/50R15から195/55R15になってるので、気持ちよく曲がるクルマになってます。
作手だけなら、A052も195/55R15にしたほうがタイム出るかも。
リヤは比較的減らないから、リヤを2サイズ持つなんて、出来ないですから、しょうがないね。
11段戻しだとまだ跳ねる????
2ノッチダウンで、ゼロありの13戻しへ
タイヤのおいしくないところでは走らない、ベスト更新にこだわって、こまめにピットインして、フロントタイヤの負担をコントロール
結局最終的に、30.509まで出ました。
2月の自己ベストが、30.543だったので、ほんの少しだけ更新。
この日、11時枠は気温が12月の作手にしては高めで12℃くらい。
A052で29秒台のほうが大事だったので、
9時枠はA052、11時枠はATR-Kとして、なんとか自己ベスト更新まではいきました。気温が味方してくれれば、30.4は入りそう。
でも今のまま、ボクの腕では30.2切りは難しいかなぁ?
今シーズン、スイフトでどのくらい頑張るか決めてないですが、
来シーズンになるかもしれませんが、スイフトで頑張って実力試しのアタックをしてみたいです。
最後は、メインイベント?のカプチーノ。
前日にツメ折り作業をしてたので、ATR-K SPORTを履いての走行です!
ATR-K SPORTをボクは今まであまり評価してなかったけど、フェンダーのツメを処理して、
195のZ3からATR-Kに変えると、まぁ、すごい
7960円のタイヤだが、7960円のタイヤではない
ここまで使えるなら、A052はいらないでしょ。
ぱるぴこさんやぴろZさんから聞いてはいましたが、ATR-KはZ3よりもグリップいいタイヤです。
ただ、Z3の方が好きだったなってところがないわけでもない。
まぁ、慣れなんでしょうが。
ATR-Kのいいところ
強いヨコグリップ
パワーオーバーになりそうなところでも、横に流れず、前に進む
Z3のいいところ
ブレーキロックしにくい
ステアリングの操舵の初期のレスポンス
Z3は重量的にも、うまくたわませる狙いなのかな?
それに対して、ATR-Kは剛性感を意識したのか、重たくて、Z3よりたわみにくいようなつくりなんじゃないのかな?
縦の接地面はZ3の方がありそう?
フロント荷重が少なくてハンドル切った初期に反応するのは、Z3かなぁ?
リヤタイヤはATR-Kがいい。
フロントは五分五分くらいだけど、熱の入り方はリヤと揃えたいから、やっぱり前後ATR-Kだろうね。
価格は11,420円と7,960円だからね。
2年も持っちゃうタイヤはいらんし、雨の日乗らんし、安くてグリップするほうがいい。
ATR-Kのほうが、減ってきてもタイムは安定して出ると思うし、
トレッドウェア低い分、減りはZ3より早くても、安いから次を買いやすいし、新品ピッチは早いほうが、アタッカーにとってはいい面もある。
自分のカプチーノでのサーキット走行としては、はじめてのタイヤで、戸惑いつつ、
信頼出来るタイヤだとわかって、ペースを上げていきます。
タイムは30.290
2月、5月に30.2を出していて、
3回目の30.2です!
今回はタイム更新出来なかったけど、
ベスト更新を狙うなら、軽@works先輩に運転してもらって、動画を確認しとく必要があったのに、カプチーノではそれを出来てないのが、スイスポとの違いかな?
結局、この上を狙うなら、
リヤの足は見直さないとダメでしょう。
つくづくカプチーノのリヤは難しい。
駆動輪だから、路面をとらえる必要はある
しかしながら、世界最小のFRスポーツなので、輪重は軽い。
おまけにダンパーのストローク長は短い。
旋回スピードは速く、横Gはかかるけれども、トレッドは狭い…
何が言いたいかというと、
旋回スピードが速いのに、トレッドが狭いので、バネレートは高くなきゃダメだけど、高くすると跳ねるから、低くなきゃダメ。
ダンパーストロークは、小排気量高回転高圧縮ターボエンジンだから、トラクション稼ぐために、リバウンドストロークはそこそこあるべきだし、
バネレート高すぎないバネで跳ねないように、バンプストロークも必要だけど、
全体のストローク出来る物理的範囲は狭い。
基本的に、アッパーアームより上にコイルスプリングを配置するレイアウトの関係で、ダンパーストロークは絞られる…
リヤの脚はハチャメチャな要求です。
ハナから、カプチーノのカプチーノらしさを活かすのではなく、
カプチーノをベースに速いクルマをつくってしまうのなら、
ハイレートを活かせるボディ補強や空力を作り上げてしまうのも手でしょう。
でもボクは、カプチーノならではのヒラヒラ感覚はなくさずに、カプチーノの良さを伸ばしたクルマにしたい…
1月にはもう少し脚のセッティングを見直してみたいと思います。
走行後に確認したら、ブーストやばい…
なんで、そんなにかかってるん??
結局、排気量別タイムランキングに記載出来るのは、A052のスイスポだけ。
同じ日の14時?にNDロードスターがボクより0.001速いタイムを出したので、ボクが今年度の排気量別トップだったのは、5時間で終了しました。
ま、気温が同じ条件なら、向こうはもっと速いでしょう。完敗です。
車種別ランキングでは、スイスポが更新されて、10位にランクイン!
ちなみに、こんな感じ。
1位:HT81S 29.199 高畑さん
2位:ZC31S 29.436 MOMIさん
3位:ZC31Sターボ 29.440 上妻さん
4位:ZC33S 29.485 浅葉くん
5位:ZC32S 29.602 ともちゃんさん
6位:ZC33S 29.709 小林さん
7位:ZC31S 29.819 ゆう1chさん
8位:HT81S 29.851 てさん
9位:ZC32S 29.946 D540さん
10位:ZC31S 29.957 ボク
このままだと、排気量別みたいに、今度のバッチ期間に、タイム更新してくる人がいそうだから、あとコンマ2くらいは頑張りたい。
更なる軽量化と空力…
あとは、縮み側の減衰力が強すぎないリヤダンパーを借りてきて試すか
リヤタイヤを205/50から195/55にするか…
今はダンパーが跳ねるところと旋回性をバランスさせようとしてるけど、リヤタイヤが細くなって、扁平が上がれば、減衰は下げられるはずだから、接地性に振った減衰に出来るはず。
この辺りのメニューで、気温が低い日に、アタックかけられないかなぁ~
ゆくゆくは、エアコン外すとかも考えてもいいですけどね。
ランサーという快適な4ドアセダンもボクの愛車なので、スイスポはただひたすらにタイム狙いに振っても、それはアリだと思います。
幸か不幸か、夏のオリンピックの辺りは、富士ショートに走りにも行けないので、エアコンなくても来年の夏はどうにでもなりそうですし。
まだ、他に切れるカードがないわけではないので、
切れるカードから切っていくつもりですがね。
「夢は必ず叶います
信じることが大切なのよ」
シンデレラに魔法をかけてくれる妖精、
フェアリーゴッドマザーの名言です。
ボクは、「努力は実る」って言葉は好きではありません。九州、山口辺りではそこそこ有名だと思いますが、北九州予備校のフレーズです。ボクは受験は努力しても実らないこともあると思います。
また同様に、ボクはレースとか、相手と戦って順位をつけるものは好きではありません。それは、努力したって、相手の方が上回ってたら、結果は実らないからです。
さらに、フェアリーゴッドマザーの「信じれば、夢は叶う」というのも、努力せずに神頼みしてても、叶わないことは叶わないので、あまり好きではありませんでした。
会社の走行会に参加し始めた頃、スイフトみたいなコンパクトカーで、30秒切るようなヒトはボクにとっては遠い存在で、
いつか、自分がそんな存在になれる日が来ればいいなとは思ってましたが、
全然具体的なイメージは出来ていませんでした。
今のボクが、当時の「遠い存在」だった先輩たちに追い付いているとは思いませんが、
これからも信じてあとを追いかけていきたいと思います。
レースじゃなくて、タイムアタックなら、
諦めずに続けていれば、タイヤみたいなアイテムの進化の恩恵には預かれるので。
ボクみたいに実力のない人間でも、諦め悪く頑張れる気がします。