8月8日(日)ディレチャレライツの応援に幸田サーキットに行って来ました。
ボクは、幸田サーキットは、見学に訪れるのが2回目、走行はしたことありません。
ディレチャレライツのレギュレーションに適合する車両がボクはないので、(腕もないし…)見学です。
とりあえず、台風のせいで、前々日の雨予報から一転して、前日には晴れ予報に変わり、気温は37℃予報で、当日も予報通りの猛暑でした。
幸運なことに、たまたまピットの東南東隣がmakitaspeedさんで、facebookにも書かれていたように暑さ対策に、テントや扇風機を準備されていたので、
虎の威を借る狐じゃないですが、makitaspeedさんのテントに入らせていただきました。
出場するNisshiyくんの負担を少しでも軽減するために、タイヤ交換やハチマキ貼り付けを手伝ったり、燃料タンク内の余分なガソリンに対し現着までに消費量を増やせるように、迎えに越させて助手席乗って行きの燃費を悪くするなど、
微力ながら、任務を果たしました。
やれることは少ないので、空いている時間は、他の参加者のも含めて、走行車両やピットの車両を見てました。
ディレチャレライツはライツじゃないディレチャレとはクラス分けがちょっと違いましたが、なかなかちょうどいいクラス分けだったかな?と感じました。
レギュレーション発表になったときは、ZC33Sがクラス3って、厳しくない?と思ってましたが、ZC33Sは215タイヤでも速いですね。
車検委員長も言ってましたが、ライツはすごいチューニングの参加者はいなくて、よくサーキットでいそうなレベルなので、昼休みに見て回っても、あんまり大きな収穫はありませんでした。
クラス1
1.8LクラスのNAと軽ターボのクラス
NDロードスターの速さが目立ちました。
午前のタイムでグループ組み直す午後は、1CはND8台とNBとMR-S
タービン交換が禁じられた軽や、軽量化が禁じられたコンパクトカーは、厳しいですね。
NDの速さが印象的でした。
クラス2
2L NA ただしVTECは除くのクラス
86/BRZとNC/NDのクラス。
あんまりどの車種が有利とかって印象もありませんが、86/BRZでのエントリーがやっぱり多いのかな?
優勝はBRZでした。
羽根カッコいい💘
クラス3
2Lを越えるクルマ、K20A/F20C、2WDターボのクラス
ライツになると、ホンダが少なくなり、スズキが増える?
NSXやポルシェがいるなかで、1位、3位、4位がZC33Sスイフトスポーツ
※誤記修正しました。
124スパイダーとかも速そうだと思うのは、ボクだけ?
優勝はZC33S
makitaspeedさん強い!
2位はノリトさんFD2
3位がヒロさんZC33S
よく見るお馴染みの東海勢もさすがの速さですね。
クラス4
4WDターボと2WDでも速すぎるクルマのクラス
危なげなく、アルピーヌA110Sの優勝でした。
アルミボディにカーボンルーフ、1,800ccターボのミッドシップ
エボとかインプとか、GRヤリスとか、主張の強い見た目じゃなくて、クールなマシン
クラス2のBRZとクラス4のアルピーヌは勝ちを確信してたのか、走行枠いっぱいまで走らない作戦?をしてたのが、カッコよかったですね。
確かに気温も路面温度も熱くて、後半はなかなかタイム出せない状況だったかなと思います。
蓋を開ければ、
優勝は、
NDロードスター
BRZ
ZC33Sスイフトスポーツ
A110S
と、どれも現行車。
(初代BRZはすでに販売終了してますが…)
きっと主催者側も狙った通りの、みなさんの乗る車両でも、Z3を履いて、これだけのタイムが出ちゃうんですよ!
と、いう結果になったんじゃないですかね?
各クラス、優勝車両は軽量がウリのマシン
軽量化が禁止され、タイヤ幅も純正+20mmの制限となると、
気温は35℃オーバー、路面は50℃オーバーの条件のなかで、
3Lapの平均を午前と午後で出して、さらにその平均で、勝負を競うとなると、
タイヤへの負担が軽いマシンが望まれるので、
軽量であり、
タイヤに頼らずともメカニカルグリップが引き出せる3ナンバー車
タイヤが前後バランスよく使える後輪駆動車が強かったのかな?
という印象です。
ZC33SはFFでも強かったけど、クラス3の出場車両からすると、圧倒的に軽いからね。
今回のディレチャレライツは、
MFゴーストのグリップウエイトレシオに近い部分があるような気もして、
興味深いですね。
タイムアタッカーの世界では、
Z3よりもハイグリップなタイヤでサーキット走ったり、
純正+20mmよりも太いタイヤで走ったり、
GTウイングでトラクション稼いだりとかってのが、そんなに珍しくないですし、
タイヤのグリップのピークが夏場だと計測1Lap目で、そのあとは持続せずにタレていくような超ハイグリップタイヤもありますが、
今回のディレチャレライツで求められているのは、
耐久レースなどでの、タイヤに負担をかけない走り(タイヤだけのグリップに頼らない走り)
雨や雪などでの、タイヤのグリップが限られている状況で、どうやって効率よくヨーを生み出し旋回姿勢にもっていくか、トラクションをかけていくか
車両側であまり大きなアドバンテージがつけられないだけに、
ドライバーのしぶとさと車両の細かなセットアップが重要なんかな?と感じました。
イベントとして、
幸田のライツがひとつ残念だったのは、
暫定表彰式がなかったんですよね。
走行終了直後に各クラスのトップ3のクルマを並べて、興奮覚めやまぬうちに、表彰台の前にクルマを並べてやるヤツですね。
コロナの時代なので、ヘルメット脱いだら、マスクないけど…
とかってことに配慮してるのかもしれませんが、
ダンロップがダンロップ柄のマスクを配ってあげれば、暫定表彰式の写真でダンロップの宣伝にもなる?し…
とはいえ、ドライバー側も、走り終わった直後なんやけ、シャンパンやなくて、スポーツドリンク飲ませろや!とか、
インタビューは表彰台の上じゃなくて、エアコンかけてるクルマの中がいいんですけど…
とかって、熱中症リスクにも配慮されてのことだったかもしれないですし、
幸田のレイアウトだと、暫定表彰式やってたら、次のクラスが並んで待ってられないし、
きっと考えた上での判断だったのでしょう。
今年はライツは幸田のみでしたが、
キャンセル待ちになるほどエントリーが多かったようなので、
クルマの仕様がライトなライツこそ、遠征せずに気楽に出れるように、
いくつかのサーキットで開催されることを期待してます(*´ω`*)
以上、ディレチャレライツ見学のブログでした。