
9月23日(日)
スパ西浦の軽耐久に参加してきました。
今年は開幕戦は3速&4速に入らなくなって、リタイヤ
第2戦は欠場。
今回の第3戦は約半年ぶりの戦いです。
また、我々のチームはおととしから参戦しはじめて、今回で10回目のレースです。
クルマのほうは、
ミッションケースごと中古品と載せ替え、
ブレーキシューの交換
くらいが新しい項目?
フロントのキャンバーボルトは4月の開幕戦に導入済
タイヤは開幕戦で使用したZ3をそのまま使い回しです。
ドライバーは、
Nisshiy、やすくん、carisma、てぃー.の4人で戦います。
はらしゅんとけんかみはおやすみでピットクルーでもありません。
心細い。
◇車両準備
荷室のトリム、
リヤシートベルト
くらいまでは外して、
ガソリン半分
で642kg
ガソリン満タンで652kgちょいで規定重量に2kgプラス程度ですかね?
まぁこんなものかな?
本音はもっとやりたいけど、こんなもんでしょ!
◇予選
前回の13インチタイヤでの練習の結果から、今回は予選と第1ドライバーをNisshiyにしようと決めました。
予選タイムアタックの経験はあまり無さそうなので、どうかな?って心配してましたが、しっかりクリアラップでバンバン走れる位置を陣取り、ほぼ自己ベストのタイムを出してきます。
予選1'10''770
#149としては、充分に上出来なタイムでしたが、
NNEの各チーム、予選タイムの速い順に、
#55 1'09''111 東海 旧規格
#24 1'09''838 東北 新規格 Z3
#05 1'09''892 東北 新規格 71R
#12 1'09'909 東海 新規格 71R
#29 1'10''244 東北 新規格 71R
#10 1'10''565 東北 新規格 71R
#149 1'10''770 東海 新規格 Z3
#138 1'13''706 東北 新規格 Z3
東海:GTカープロデュースのレギュレーション
東北:東北NA660のレギュレーション
新規格はすべてHA23Vです。
#55はトゥデイなので、当然として、
HA23VアルトバンのNNEトップとは、1秒も離れていないのに、クラス7位…
#12もGTカープロデュースの東海シリーズのレギュレーションですので、9秒9は今のレギュレーションでも出せるはず…
9秒9出るなら、東北NA660とも、戦えるような…
レギュレーションの違いのタイム差ではなく、我々のマシン・我々のウデが劣っているという事実…
来年はシリーズランキングを意識出来るように、マシンの戦闘力アップ、ドライバーのテクニック向上に努めていかないといけないってこと…。
とはいえ、今回は今のクルマで、今の技量で出来るだけのことをやるしかない!
◇決勝
ドライバー順は
Nisshiy→やすくん→carisma→てぃー.ちゃんの順。
ボクが指名しました。
給油のタイミングとか、カメラの電池交換のタイミングの制約から、ドライバー順を決めました。完全に戦略ではない。
戦略考えるなら、給油はちょびちょびやりたいけど、人数いないから、しゃーなし。
レーススタート
NNEは序盤からなかなか面白い接近戦!
アルトバン同士の戦い。
#5と#12は抜いて、
#24と#29が先頭集団
#10が3位
#149と#5と#12が4位争い
という展開。
Nisshiyを1番手にしてやはり正解♪
アルトバン同士の戦いだから、見てるほうは面白い。
競ってると予選のタイム差もどこかへふっとんでしまいます。
今回のレース、油温が厳しく、125℃はオーバーして130℃弱で安定。
今までは真夏の7月のレースでもここまで高まることはなかった記憶でしたが…
考えられる理由のひとつは、高回転の多用!
13インチでの練習のブログで、
最終コーナー3速はホームストレートで並ばれる。
8,000rpmまで使ったほうが速い。
って書きました。
もしかしてそのせい?
油温高いのは認知しつつも、ひたむきにヘアピン2速を貫くNisshiy
確かに2速のほうが速いから、それはそれで正解。
たぶん練習の動画とかロガーとかボクのブログとか、しっかり見てるんだろうなー
30分経過時点で
前を行く#10とは14秒の差
#12と1.4秒、#5と6秒の差
NNEのHA23Vのトップの#24とは27.5秒の差。
やはり毎ラップ1秒の差は厳しい!
Nisshiy→やすくんへドライバーチェンジ
やる気満々!
40キロきわきわドキドキ
「練習に参加できてなくて、1年ぶりのアルト、1年ぶりのスパ西だから、慣れるまでの前半のロスが大きかったな」
って本人は言ってたけど、タイム的には順調にラップを重ねます。
(確かに動画見てると慣れてない感じはいっぱい)
#12、#29、#5には抜かれてしまいますが、
タイム差はそれほど離されていません。
やすくんはカートドライバーなので、
クラッシックなクラッチペダルつきのHパターンの変速は苦手意識があるようで、極力シフトチェンジはなくして、ホームストレートから1コーナーまでは4速使うものの、それ以外は橋の下でも第2ヘアピンでも最終コーナーでも3速。
それでもベストタイムは11秒1。
正規メンバーのタイムに肉薄します。
ロガー見ると、低速コーナーのボトムが高い!
我々の2速使ってる動画とロガー見てたら、確かに1ヘアと最終コーナーは2速だとほぼほぼレッドゾーン域内で回ってるし、3速で走れるならそれも戦略ですよね…
9月の耐久は、29度と気温高めでしたが、涼しくなるとエンジンパワーもあるからヘアピン3速のネガも減る。(油温はとりあえず置いといて)
V700の175/60R13にすれば、横のグリップの強さでボトムスピードをさらに上げることは出来るし、慣性モーメントの低減により、3速の加速の悪さもカバー出来る。そして何より、もともと目がないトレッドウェア50のタイヤ。タイヤそのものが軽量!
1ヘア、2ヘア、最終の3回のシフトダウン&アップをなくせれば、タイムは伸びる!
アルトの新たな可能性とボトムの高い走りの重要性を我々正規メンバーに投げ掛けてくれました。
ちなみに、第1&第2ヘアピンを3速で走ってるベストタイムが、
Nisshiy:1'11''614
やすくん:1'11''151
carisma:1'10''890
てぃー.:なし(1'11''094→第1ヘアピンのみ3速)
タイヤの磨耗具合とかは考慮してないけど、(当然、タイヤのヨコグリップがないと、ボトムスピード高く保つのが難しいので、最終ドライバーほど不利。)
やすくんはこれに加えて最終も3速!
ミッション壊れて、1&2速に入らなくなったりしたら、正規メンバーよりやすくんのほうが速いって逆転現象…
もうやっぱりボク、ドライバークビですね。
レースも半分を消化して、ピットインの指示を出します。
けっこう40キロきわきわドキドキ
やすくん→carismaへ
これまでのレースの経験があるせいか、やすくんみたいには攻められず、30キロそこそこしか出てません。
最終ドライバーのてぃー.ちゃんには、#5と#12とは、勝負できる位置まで差を縮めとくから、最後で抜いてねって伝えておきました。
序盤走行中に、#5を捉えて、必死に追い付き、真後ろからプレッシャーをかけます。
進入でリヤのブレーキロックが増えてきたので、後ろからの圧力を感じてるんだなって感じてました。
1コーナー進入でインをつこうとするも、ボクは突っこみ頑張らないタイプの人間(?)なので、抜ききれず…
S字進入で並びかけ、勝負!ってところで、#5はブレーキロックでコースアウト。
なんか、ごめんなさい。
#12ってどんくらい前にいるんだろ?
30秒前くらいかなぁ?
ってとこで、#5のコースアウトにより、SCが入り、#12が3台前の見えるところに。
やっぴー♪
これで約5秒まで#12との差が縮まります。
これで、てぃー.ちゃんとの約束は果たしたも同然!
同じ東北NA660ではない#12に負ける訳にはいきません。
SCが引っ込んで、レース再スタート。
ところが再び第2ヘアピンでコースアウト車両があり、SCが入ります。
ボクの走行予定時間はまだ残っていましたが、#5に競り勝ち、てぃー.ちゃんとの約束も果たして、けっこう満足してたので、戦略を重視して、SCの間に義務ピットすることにしました。
carisma→てぃー.ちゃん
SC解除のタイミングでコース復帰はしましたが、コースに戻るまで、45秒の停止を強いられた後に、最後尾からのスタート。
この時点でリアルタイムインフォメーションボードは、NNE6位…
トップとの差は2LAP。
敗北がほぼ決定しました。
3LAP以上トップと離れていれば、そのチームは義務ピット回数がまだ残っていることを意味しますが、
敵チームは義務ピットを完了させている。うちはコース内での戦いに勝てておらず、なおかつSC後の隊列で最後尾。
#12とは平均LAPでほとんど差がないので、てぃー.ちゃんの腕をもってしても追い付くことさえ難しく、順位を上げることは棚ぼた以外の方法では、できません。
戦況を理解していたであろうてぃー.ちゃんは、油温の高さを考慮してか、1ヘア3速の負荷をかけない守りモードに。
とりあえず、自分が走り終わったので、PUSHのサインボード出してみたりしてました。
2時間半経過時点での順位は、
#10 114LAP
#29 114LAP
#24 113LAP
#55 113LAP
#12 113LAP
#149 113LAP
#138 107LAP
#5 107LAP
ひとつ上の#12の愛知工科大までは23秒…
追い付けません。
最後の20分は義務ピット不可ですし、ラップ数を見ても、すべてのチームが義務ピットを終えているので、やはり最後の義務ピット入ったタイミングですでに表彰台落ちは確定でした。
最後には1ヘア2速で10秒台も出て、そのまま12時半を向かえてフィニッシュ!
今回はNNE8台中の6番手でレース終了。
NNEクラスの表彰台は
#29アルトバイエル
#10FAST OUT Racing
#55STC中部withHane's factory
クラストップとは2LAP差。順位としては、下位でしたが、勝負になってない訳ではない結果。
とはいえ、自分たちとしては、大きなミスもなく、最善を尽くして戦った結果であっても、6位しか取れないという事実を受け止めなければ、なりません。
今回はNNEの他のアルトバンと勝負する場面も多くボクは#5を追いかけてて面白かったですし、Nisshiyの健闘もあり、レースの面白さという意味では、
すごく面白かったです。
#5とか、#12って予選じゃうちより速いクルマをレース中には抜いちゃうんだから。
他のチームが、予選ドライバーと決勝ドライバーで差がある部分が、うちのチームは少ないってことかもしれません。
うまくいけば、ドライバーの実力、
タイム出なければ、ウチのクルマは東北NA660じゃないから!
って言い訳出来るレースは、気楽で楽しくって、いいです。
でも、GTカープロデュースのレギュレーションで我々はNNE最下位。
#55→#12→#149
レギュレーションを勝てない言い訳にするわけにはいかないですね
予選で書きましたが、東北NA660でなくても、0.9秒は予選タイムを縮めることが出来るはず。
愛知工科大が出来てるから。
0.9秒速いクルマが仕上がれば、決勝の138LAPで2LAP弱は縮められて、勝負できる
0.9秒速くするためには?
速くするアイテムとしては、
コメダ会議のときに出ていた
V700か71R
エアクリーナー
に加えて、
リヤバンパーカット
ローマウントシートレール
フロントワイトレ
くらい?
リヤバンパーカット(パラシュート効果低減)
→#150から借りる
ローマウントシートレール(重心低下)
→#74から借りる
フロントワイトレ(旋回速度アップ)
→T板金さんから借りる
ワイトレとV700は戦闘力の見極めが必要だと思ってますが、
その他はネガはなさそうなので、最終戦に投入しちゃいたいなって感じですね
プラグもレベルアップさせとく??
チェックいつしたっけ?
ちなみに、今まではアルトばかり敵対視してましたが、#55のトゥデイも敵です!
今回、レーススタートから37分で#55トゥデイに周回遅れにされました。
新規格ハンデでもらえるのは、義務ピット3分×1回の差。
3分とピットスルーで約3LAP分。
つまり、3時間耐久なら、1時間は周回遅れになっちゃダメ!
もちろん4時間耐久なら、1時間20分は周回遅れになっちゃダメ!
そう考えたら、トゥデイっていいな。
NNEはアルトばっかりだから、どーしてもレース序盤は、予選で同じクラスで僅差なのが前と後ろにいてやりあって、タイム落ちるけど、NNEのトゥデイなんて、1台しかいないから、レース中やりあわない。ブロックラインもとらないし、NNEのアルトは簡単に抜ける。
ま、面白いのは絶対ワンメイクレース的な面白みがあるアルト。せっかくレースしてるから、競り合って勝ちたいじゃんね。
ドライバーとしての能力も向上させていかなくてはいけません。
はらしゅんがいなくても、いいレースは出来るけど、いいレース結果は得られなかったし、
1年ぶりに乗ったアルトで1年ぶりにスパ西を走り1年ぶりにレースをしてるやすくんにベストタイムで肉薄されているのが、今の正規メンバー3人の実力…
正直、20kgウエイト積んでも勝てるくらいの余裕がないと、シリーズ優勝なんて出来ないので、ここ3人の実力アップはかなり大事。
2年前のレース始めた頃よりレベルが上がって来てるのは、確実なので、
(我々だけでなく、他の参加者もですが…)
頑張っていきましょ!
練習はするけど、寿命は縮めたくないので、ロガーデータと動画を紐解いて、高橋涼介みたいに速くなっていけりゃいいですね…
けっこうデータは揃ってるんで、机上トレーニングだけでも速くなる要素ありそうなんだよな~
決勝ベストタイム
Nisshiy:1'10''649
やすくん:1'11''151
carisma:1'10''460
てぃー.:1'10''889
アベレージ
Nisshiy:1'11''27
やすくん:1'12''49
carisma:1'11''50
てぃー.:1'11''66
最高速
Nisshiy:114
やすくん:112(最終3速)
carisma:114
てぃー.:114
エンジンオイルの過熱・劣化による加速力の低下は見られませんでした。
スイスポ用に粘度がひとつ上のエンジンオイル買って、それを夏の耐久は使う?
◇今回の敗因◇
きっと誰も責めないでしょうから、自分から懺悔します。
今回もボクのせいで負けました。
SC中のピットイン。あと1周早く動いていれば…。
ヴィヴィオがコースアウトするのは見えていて、SCが入ることはわかってた。
ホームストレートで合図を出すことは、1周前でも可能だった。
1周前でも、義務ピットがオープンになってたのは見ていた。
そうすれば、SCが引っ込まない周なので、義務ピットからの復帰は45秒待たされずに出来てたはず。
これで1LAP多く走れたはず…
周回数が1LAP多ければ、139LAP。
#29アルトバイエル140LAP
#10FAST OUT Racing140LAP
#55STC中部withHane's factory139LAP
#24ガレージくま七139LAP
#12愛知工科大138LAP
#149K4EP138LAP
#5プロジェクトK
#138ガレージタナカ
#55と#24とは僅かな差。
ここで効いてくるのが、ピット位置。
今回は、7番ピットでした。
いつもは2番とか3番。
今回はエントリーをする8月中旬
最寄りのコンビニが移転改装中だったため、ATMが使えず。
コンビニが新敷地でオープンしてから、ATMで参加費を振り込みました。
もし、連休中に振り込んでおけば…
2番ピットか3番ピットはとれていた。
4ピット違うと義務ピットからのスタートが20mくらいは有利になる。
終速が時速36km/hだと10m/sec
20mで2秒稼げる。
義務ピットは3回あるので、6秒。
周回遅れにならずに、6秒前にいれば、#55と#24は防げていた可能性が高い!
ドライビングテクニックは一朝一夕じゃ身に付かないけど、
ボクの怠慢と判断の遅れのせいで、3位表彰台から6位まで落ちてしまいました😥
次戦は、今年の最終戦!
すでにエントリー済です。
#23はいつも20番ピット側。
愛知工科大は今回は20番ピット側だったので、次回も20番ピット側だとすると、
1番ピット:#93藤枝マリンダイビングアルト
2番ピット:#55STC中部with Hane'sトゥデイ
3番ピット:#149K4EP
となるはず。
◇やっぱり
ボクにはチームにははらしゅんが必要です◇
ピットインタイミングの采配は、やはりはらしゅんがいればSC中にやるとピット側でも判断してくれた可能性が高い。
はらしゅんのいる戦いならば、ボクも振り込み早くやってたと思う。
プッシュのサインも的確に出し、
もちろん監督としてだけじゃなく、
予選でも決勝でも圧倒的なタイムを出してたでしょう。
はらしゅんが監督としてでもいれば、今回は3位。
予選&決勝ドライバーとして出てれば、140LAPで同一周回優勝は出来てたかな。
141LAPは、たぶん今のクルマじゃ厳しい。
はらしゅん、早く帰ってきて~
とはいえ、一本足打法にずっと頼る訳にもいかないので、
我々がレベルアップしなきゃですね。