
2月が終わりました。
今年の作手のバッチ期間も盛り上がっていましたね。
それでは恒例となりました、
バッチ獲得車のタイヤをチェックしていきましょう。
なぜタイヤが重要かは、
去年の冬バッチのブログに書いた気がする…
とにかく、タイヤは大事なパーツです!
バッチ獲得車は、この冬は、162台と、過去最多です!
昨年の冬がこれまでの最多で、130台でしたが、一気に増えましたね。
タイヤの性能向上と、タイム(ハイグリップタイヤ)至上主義の傾向が相変わらず続いているということでしょう。
【バッチ獲得車のタイヤ銘柄】
フロント1P、リヤ1Pで1台当たり2Pでの使用数ランキングです。
バッチ獲得者トータル162台(324P)
A052:132P
Z3:49P
71RS:41P
71R:4P
ATR-K:26P
R-S4:18P
RSsport Vspec:2P
RSsport Sspec:2P
R1R:5P
RE-05D:3P
AD08R:4P
RE-12D:2P
β02:2P
A08B:2P
VR08GP:5P
VR00β:1P
V700:5P
V01R:2P
V02R:2P
ZTS-7000:2P
β10:2P
NS-2R(120):2P
A050(G/S):10P
07RS:1P
プレミアム以上:53台
A052:82P
71RS:4P
Z3:4P
V01R:2P
A050(G/S):4P
β10:2P
ATR-K:2P
R-S4:2P
RE-05D:1P
VR08GP:3P
スーペリア以上:4台
A052:6P
A050(G/S):2P
今回も総括としては、A052の圧勝!
値段、パフォーマンス、ライフ
総合的に見て、作手でタイムを出すことを主眼に置いた選択をするのならば、
A052よりも良い選択肢はないケースが多いのでしょう。
冬バッチ獲得車のA052比率は、年々上がっており、昨年でもかなり高めでしたが、さらに増えました。
2018冬:18.5%
2019冬:22.2%(18年末サイズラインナップ追加)
2020冬:40.4%(19年夏価格改訂で安価に)
2021冬:40.7%
ヨコハマタイヤ、強いですね。
SタイヤはA050
ラジアルはA052
作手でタイムを出す上では、ヨコハマ勢。というのが、昨今の大きなくくりでの傾向です。
A052に敵う新勢力はなく、上位陣でフロントに12D使うなどはありますが、
基本はA052人気は今後も続き、40%程度の支持率をキープしてくるものとボクは予想します。
使用率ランキングの2位と3位は、ダンロップのZ3とブリヂストンの71RS/71R
71RSは去年は出たばかりだったので、データが少なかったですが、今年はZ3と肩を並べる人気ぶり。
ボクも気になってるので、71RSもう少し使ってみたいです。
うまく使えれば、A052に近しいタイムが狙えるとか…
ある程度、誰でも使いやすいA052と、
ドライバーやセッティングを多少選ぶ71RSというところですかね?
Z3も来年くらいにはスタースペックが発表になったりするかな?
まぁでも、Z3はZ3で十分価格と性能のバランスはいいとボクは思いますけどね。
強いて言うなら、A052みたいに、1年くらい使って山がなくなってきてからも、まぁまぁ喰ってくれるといいかな。
いろんな意見があるとは思うけど、
個人的には、
消費期限は短くしていいから、賞味期限は長くしてほしい。
腐ってはないから食べられるけど、そんなにうまくもないって状態でいられてもね。
おいしくないなら、別に食べないけど…
的なね。
ヨコハマはA052が絶好調な分、AD08RやAD08RSは使用数ランキングには入って来ません。A08Bもサイズラインナップが少ないですよね。
ダンロップもZ3は人気だけど、βシリーズは少なめ。
BSは71RSが好調で、05Dとか12Dもタイム性能的にはよく、速い人が使っている印象がありますが、普及してきてないのは価格やタイムの持続性でしょうかね??ド新品のタイムはよさそうですが。
4位はATR-K sports
コスパは大事ですね。
サイズラインナップが少ない割りには健闘。
アジアンの星です。Mコンじゃなくて、G/Sとかもあればいいのですが…
5位がハンコックR-S4
こちらもコスパがいいタイヤ。
大きめのサイズ履くなら、アリですね。
比較的減りにくいので、いっぱい走りたい人向けかな?
その他は、2桁いかず、マイナー路線ですね。
SタイヤのA050(G/S)が10Pで6位ですね。
今年の新勢力としては、
ヴィツァーとか、ヴァリノとかが入ってるのとかは、目新しいかな?
A052比率は、
獲得車全員:40.7%(42.0%)
プレミアム以上:77.4%(80.4%)
スーペリア以上:75.0%(100%)
括弧の中は、Sタイヤを除外し、ラジアルタイヤでのA052比率
A052の浸透率がすごいですね。
ヨコハマはけっこう儲かってる?
個人的にはきっと、タイムを突き詰めていけば、
選択肢は4種類くらいなのかな?と思います。
A052
12D/05D
71RS
V700
使ったことあるタイヤが少ないので、あくまでもイメージですが、こんな感じなのかな?
A052
そのグリップ力に見合う、そこそこのロール剛性を持たせておけば、なにも考えなくてもタイムが出るタイヤ
(当然、そこからさらに詰めるには考えるのですが…。)
構造の剛性は弱め。当然コンパウンドもソフト。
ド新品が一番喰うけど、複数回使っていっても、タイムの落ち込みは少ない。なので、中古でもそこそこ高め。
A08Bみたいなケース剛性のA052をヨコハマさんがつくってくれたら無敵だと思うのは、ボクだけ?
RE-12D
ものすごく速いインプレッサとかFD2とかが、A052の剛性のなさを嫌って、フロントに履くタイヤ
サイズラインナップは少ない。(16インチ以上)コンパウンドが選択できる。
ド新品のアドバンテージが大きいらしい。なので中古は安め。
ジムカーナコンパウンドあり。
71RS
キャンバーがついてるタイヤ。
外側が小径なので、A052じゃ干渉するサイズでも、走れる気がする。
ストレートでの接地面が少ないので、ストレートも伸びる?
サイズラインナップが多い
V700
剛性が強いけど、軽い、うまく荷重をかけられる人が使うことを許されたタイヤ。比較的安く、ド新品のグリップはいいが、2回目以降は性能低下は避けられない。
サイズラインナップは多くて、ヘンテコなサイズもある。コンパウンドが選択できる。
タイヤ銘柄だけではなくて、
タイヤサイズ選択を本当は見たかったけど、
とりあえず、性能よりも価格で選んだとかもありそうで、バッチ獲得者全体で見ても、あんまり参考になりませんでした。
最近の超絶ハイグリップタイヤを使えば、攻めたタイヤサイズでなくても、ノーマルバッチのタイムはクリア出来るくらいということでしょうか。
性能重視で選んでいそうな、スーペリア獲得者は、
スイスポ 255/40R17 195/55R15
フィット 225/45R16 195/55R15
インプレッサ 295/30R18
下の括弧の中は、幅×扁平率÷100で、扁平[mm]を記載してます。
FFのリヤは軽くて、跳ねやすいので、195/55(107.25mm)で扁平高く、
フロントは重量配分が重く、操舵もするし、トラクションにも関わるので、扁平は低く
255/40(102mm)
225/45(101.25mm)
4WDは前後タイヤ同サイズなので、フロントのたわみを嫌って、扁平は低く、
295/35(88.5mm)
ということですかね?
フロントはコンパクトカーだと、車重も軽いので、FFでも100mm前後(インチアップしすぎて重量アップするのは背反)
4WDターボは重量もあってパワーも出せるので、90mm程度の低め
という感じ??
ランエボで255/40R17使ってたら、すごくぐにゃぐにゃして感じるので、
18インチ試してみたいですね…
MR-Sとかビートとか、エリーゼとかスーパーセヴンとか、フロントが軽すぎるクルマの場合は、操舵するタイヤは扁平が低いほうがいいというのは、当てはまらないかもしれません。
(でもなんかA052の高扁平はコーナリングのGが高くなると、軽かろうとフィーリングはイマイチな気がする。)
タイヤもいろいろと難しいですね。
同じ直径、同じ幅、同じオフセットで、扁平、インチ違いのタイヤ、ホイール用意して同じ条件で比較するとか、そうそう出来ないですもんね
ボクは今までは、軽さと扱いやすさの高扁平派閥でしたが、やっぱり低扁平かな~
これがまた、引っ張るとタイヤの剛性感が上がるとかってなると、ホイールサイズの選択まで絡んでくるし、
ホイールの重量とか剛性とかもフィーリングやタイムに絡んでくるなら、本気用の鍛造品とかで試さないとだし…
なかなかそこまでは試せませんね。
ちょっと長くなりましたが、
2021年冬のALTバッチ獲得者のタイヤ選択でした。
また、夏バッチ期間に向けて、タイムアップの戦略を練っていきましょう!