
先週末、会社のバイク同好会ツーリングで箱根大涌谷に行きました。

林道とか無し、オンロードのみまったりツーリングもたまにはいいものです。
しかし、箱根のワインディングでサスペンションがなんだかふわふわした感触。いまいちきれいに曲がれませんでした。原因はこれ↓

オイル漏れをオイルシールにクリアファイルの切れ端を突っ込んで応急処置したフロントフォーク。一時的にオイルは止まっていましたが、福島のダートで激しくストロークさせたらベタベタに漏れました。ちゃんと直します。
サスペンション専門店のテクニクスにオーバーホールの見積りをしたら44000円とのこと。値段はまあ許容範囲だけど納期が3週間以上、インナーチューブ再メッキになったら6週間!それは時間かかり過ぎで嫌だなあ。

ヘインズのマニュアルとネットでF650GSフロントフォークOHの情報を集め、部品や治工具を準備。初フロントフォークDIY修理を敢行しました。

フロントフォークの取り外しは何度もやってるので、ここまではサクサク。

F650GS及びG650GSは先端キャップの取り外しが難しいと聞いていましたが、ダカールは普通にスパナで緩めるだけで外れました。

ボトムブラケットのボルト、空回りするから中に回り止めの棒を突っ込んで外さなければならないなんて書いてある記事もありましたが、これも六角レンチであっさり外れました。

左側は2年前にBMWディーラーにてOHしているので、廃オイルはまあまあ綺麗。しかし右側はたぶん21年間替えてないので酷い色と悪臭。オーバーホールしてよかった!
全バラまで1時間。思ったより順調。

パーツクリーナーで洗浄。インナーチューブ、少し飛び石?の傷があるので1000番耐水ペーパーで軽く研磨。でも爪が引っ掛かるほどの傷は無し。
写真で改めて見るとインナーチューブが長い!

組立作業開始。ヘインズマニュアルのトルク記述を守り、いつもはほとんど使わないトルクレンチで締め付け。

メタルブッシュは型番が分からず洗浄だけで再使用。オイルシールはネット情報よりスズキ純正RF400用。シリコングリスを軽く塗ります。

これもネット情報。ホムセンで40番の塩ビパイプを400mmでカット。これでメタルブッシュとオイルシールをハンマーで打ち込み。

フォークオイルは1番安かったカワサキ純正#10を、ホムセンで買った計量カップを使って560cc投入。油面高さはマニュアルにも載ってないので調整は油量のみ。
エアー抜きとか芯出しとかいろいろ注意事項があるようですが、あまり気にせず締め付けトルクだけ守って車体に取り付けて完成!

早速近所の富士山南西ダートへ。
減衰が効いてしっとりとした感触。プラシーボ効果ありますがとても良く動きます。油漏れも無しです。

パーツが多く難しそうだと思っていたフロントフォークOH、割と簡単でした。インナーチューブに傷はあるのでまたオイル漏れしそうですが、オイルシールなんて800円位なので2年に1回くらいオーバーホールすればいいかな。
リヤサスのリンクグリスアップもやらなくては🤔
Posted at 2022/07/18 18:48:10 | |
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