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イイね!
2014年05月09日

【旨いのはどっち?・第36号】 Rを越えた、新世代ホンダスポーツ!

FD2シビックRが生産終了して以来ずっと、日本国内においてホンダスポーツ不在なイメージが根強く、CRーZが登場して一度MCされたものの、スポーツイメージ向上を目指すもマスターレーベルではゴツゴツした脚で今一つかに思われましたが…。


ホンダ CRーZ 直4横1.5SC 無限RZ 6速MT FF (449.4) 7.16(1188kg/166馬力)


そんなCRーZをベースに無限がチューニングを施してコンプリートカーをリリースしたのが、今回の無限RZ!

ハイブリッドシステムを搭載したスポーツカーのイメージを更に高めるために取った手段は、スーパーチャージャーを装着することで、発進した瞬間から太いトルクを発生させることで、かつてのタイプRのような高回転型エンジンでは味わえない、街乗り領域でも見せる迫力のパワー感が魅力で、R35GTーRのVR38以上の迫力でさえあるもの。

専用サスペンションチューニングが施された乗り味は、ハードなイメージとは裏腹に非常にコンフォートでしなやかなもの。

ただ当方として無限RZで最も受け入れ難かったのは、元となった2代目フィットがステアリングインフォメーションが希薄で且つ初期応答性が過剰にクイックだったこと。

これがもし、現行フィット3やヴェゼルの世代だったら、より魅力的なスポーツクーペになってただろうに…と思った…。

ただ、カタログでは特筆されてなかったけれど、ボディやサスペンションの剛性感がノーマル比で増してる印象は強かった。



ホンダ ヴェゼル 直4横1.5HV ハイブリッドX 17インチ仕様 7速DCT FF (235.0) 8.86(1300kg/146.75馬力)


これまでのヴェゼルやフィットハイブリッドに採用されている7速DCTのシフトロジックについての評価を訂正させていただきたい。

本邦ではスポーツモードはあれど各ギアでマニュアル固定出来ないことを指摘させて頂きましたが、スポーツモードボタンを押して、その後パドルシフトを操作することでMの後にギア数字が表示されればマニュアルモードに固定されるとのこと。

ただ1速はモーターでの発進用ギアで、発進時では瞬時に2速にシフトアップされ、レッドゾーンギリギリやパワーバンドを外しそうな時は自動変速される制御で、その特性さえ理解すれば、ツインクラッチならではのMTに近いダイレクトな駆動伝達と、MT以上に素早い変速が味わえる。

これを知った瞬間、一見すると流行りのSUVにしか見えないけれど、実は街乗り領域でこそスポーツドライビングが堪能出来るクルマであり、かつてのホンダミュージックをも奏でる熱い情熱を持ったクルマであると、ヴェゼルハイブリッドに確信したのだった…。

これでもし、ボルトオンコンプレッサーで迫力のトルク感を得た瞬間、今の無限RZを遥かに越えたホンダスポーツが出来るのでは…と期待高まるのであった!


ホンダ NーBOX 直3横0.66 カスタム 2トーンカラースタイル G・Aパッケージ CVT FF (162.8) 16.55(960kg/58馬力)


えっ?NーBOXがホンダスポーツ?と疑問に思われるかもしれないですが、昨年末に追加された2トーンカラースタイルでカスタム仕様では精悍な外観になったけれど、今のNーBOXの走りって侮れなくて、精悍な外観に負けてないんですよ。

本格的にトータルチューニングが施されたモデューロXの、特にNAはハイト系スライドドア軽四ながらスポーツカーのようなバランス高い走りが印象的だけど、そこまでの投資はちょっと…でもノーマルでも結構バランス良いスポーティーな走りを見せるのが特徴。

というか、当方はむしろトルク特性がリニアなNA推しでターボはあまりお勧めしたくない方。

今年からNワンでのワンメイクレースを開催することからも言えるように、ホンダが軽自動車でのモータースポーツ参戦に最も積極的であり、一見するとダイハツ勢よりもガサツに思うエンジンとて、敢えてエンジンサウンドを聴かせているんだ…と思えるもの。

20世紀感覚で言えば、モータースポーツするならMTでしょう!だけど、燃費効率面でも優位に頭角を表したCVTで、各モードの特性を理解しつつステアリング操作に集中したレースもまた熱いかと、今から期待してるところで、その技術がハイト系スライドドアの軽四にも反映されるって、ホンダの心意気が素晴らしいではないですか!


ホンダ ヴェゼル 直4横1.5 S 6速CVT FF (212.0) 9.24(1210kg/131馬力)


ハイブリッドのヴェゼルを見直したことで、試乗した当初とは趣が異なる執筆となりましたが、ハイブリッドだとシステム上エンジンマネジメントの制御がどうしても複雑化して、クルマとの対話が困難なことが少なくないですが、その意味で言えばガソリン車の方がモーターとの関連がない分、対話がしやすい。

という意味においては、ガソリン車だって魅力では劣ってはいない!

Sグレードだったらパドルシフトが付いたマニュアルモード付きで、親しみ慣れたスポーツCVTとしての走りを満喫することが出来る。

後は、ハイブリッド仕様にも言えるけど、SATがもっと出たら、よりスポーツ走行が楽しめるようになる…という意味で、これ欧州車に負けない走りの質感の高さの持ち主です!


ホンダ ヴェゼル 直4横1.5 X CVT FF (201.0) 9.08(1190kg/131馬力)


こちらは、変速モードを持たない仕様だけど上記の仕様とは、6速ATと3速ATの違いがある位のイメージの差、と思っても良いくらい。

なので、パドルシフト付いてる方がより楽しめるのは言うまでもなく、こちらの仕様だって決して見劣りするものではない!

ガソリン4駆だとこのパドルレスな仕様しかないだけに、これでも楽しめるというのは大きな意味がある!
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Posted at 2014/05/09 20:21:33

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