ポルシェ 911 3.8 カレラS オプション付き 7速PDK (1902)



車両本体価格 1456 万円
オプションリスト
メタリックペイント(アゲートグレー) 20.8
レザーインテリア(ブラック) 57.2
ポルシェダイナミックコーナリングライト(PDLS) 12.4
パークアシスト(フロント&リア) 16.6
サンルーフ 29.9
電動格納ミラー 5.3
自動防眩ミラー 9.7
スポーツエギゾーストシステム 46.6
ポルシェダイナミックシャーシコントロール(PDCC) 56.8
スポーツクロノパッケージ 35.8
パワーステアリングプラス 4.7
20インチ カレラクラシックホイール 19.0
カラークエストホイールキャップ 3.0
タイヤプレッシャーモニターシステム 11.4
シートヒーター 8.3
シートベンチレーション 18.7
クルーズコントロール 7.0
ライトデザインパッケージ 7.8
フロアマット 3.2
エレクトロニックコントロールスポーツシート 40.0
スポーツデザインステアリングホイール 4.7
BOSEサウンドシステム 25.0
オプション合計 446.0
車両合計価格 1902.0
とにもかくにも、上記のオプションリストの多さ、そしてそれぞれの価格の桁違いな高さに驚いて欲しい。
憧れのポルシェを911を新車で手に入れようと思うと、車両本体以外に余分に掛かるコストが非常に高く、メルセデス・BMWはかなりフレンドリーになったけれども、ポルシェ商法はあくまでもお金持ち向けであることを、つくづくを感じさせるものです。
本ブログでは細かいオプションについての記述を避けて、極力クルマ本体の魅力について記載し、巷に氾濫している非現実的な高速域についても言及せず、あくまでも日本の法規内で走らせた印象をベースにするものとします。
そして、今回コードナンバーを997から991へFMCされたのですが、今回最も大きな変更点はホイールベースの拡大と前後オーバーハングの短縮、そして歴代911初の電動PSが採用されたことです。
水平対抗6気筒3.8L直噴エンジンは、997後期からのキャリオーバーながら細部の見直しでパワーアップが施され、正に「最新の911は最良の911」であることをアピールするかのような進化ぶりです。
電動PSを採用したことで、ステアリングフィールの悪化を懸念されるところですが、そこは世界一スポーツカーとしての走りの質感を大切にしてきたポルシェブランドの、更に看板モデルでもある911に採用するだけのことはあり、少なくとも電動だからステアリングインフォメーションが…という心配は全くご無用です。
それどころか、電動PSになったことで旧997比で確実にステアリング操舵力は軽減され、997時代にあったクルマと格闘するようなドライビングは影を潜め、あたかもメルセデスのAMGやBMWのMであるかのように、涼しい顔して操れる程のフレンドリーな操縦性へと変わっています。
とはいえ、いくらフレンドリーなハンドリングになったからと言って、911ならではの圧倒的な動力性能であるが故に、そのポテンシャルを引き出すには、相当なスピード域で走れる道路環境が必要であり、高G領域に耐えられるドライバーのスキル・精神力が求められるのはこれまで通りです。
よって、「スポーツカーはMT」という昔からの定説は、もはやNAで400馬力を誇るカレラSに対しては、必ずしも当てはまるものではなく、レーシングドライバー級のシフト操作スキルの持ち主でもない限り、PDKの変速制御以上に速く走らせるのは非常に困難で、911を買おうと思っていらっしゃる9割5分以上の大半のユーザーには、2ペダルのPDKがお勧めで、間違いなく速く走れて、十分に人馬一体になれるのでは…と思うわけです。
それだけに、現状のPDKでは、まだまだ変速がマイルド過ぎる、と言う点だけが唯一の不満点なのです。
その点に関しては、997後期時代に福野礼一郎氏もご指摘なされていることであり、その中で一つの仮説としてあったのが、PDKとは別にMTが設定されていることからPDKはATの進化型であり、MTの設定がないR35・GT-Rの2ペダルDCTはMTの進化型であることとの違いを強調し、あくまでもティプトロニックに慣れたユーザーに配慮されたものである…という内容に、非常に納得がいったものです。
よって、最も変速速度が上がるスポーツ+モードですら、変速速度に物足りなさを残す結果となったのです。
よって、言うまでもなくスポーツカーとしては一流の911で、運転環境云々言わなくても完成されたものであるのですが、車両価格にして5分の1程度に過ぎないトヨタ・86が、ドライビングプレジャー面でエンジンパワーが等身大であるだけで、911をも大きく上回るものであった、ということから、そろそろポルシェも小型スポーツカーを本気で開発するときが来ているのでは…と思うわけです。
その際、911の性能は超えないという足枷がついたボクスター・ケイマンでは満たされないもので…。
ポルシェ パナメーラ 3.0+モーター S・ハイブリッド オプション付き 8速AT (1741)



車両本体価格 1483 万円
オプションリスト
レザーインテリア+レザーシート(ブラック) 56.5
ポルシェ・エントリー&ドライブシステム 19.3
ボディjカラー同色塗装エアインテークグリル 12.8
リアエプロン・ペイント仕上げ 7.8
スポーツクロノパッケージ 14.1
19インチ・パナメーラターボホイール 25.2
カラークレスト ホイールセンターキャップ 2.8
4ゾーン・エアコンディショナー 15.3
8-way電動シート(リア) 37.6
14-way電動シート(フロント) 25.3
レザー仕上げダッシュボードトリムパッケージ 17.5
BOSEサウンドシステム 23.8
車両合計価格 1741.0
ポルシェ初の4ドアモデルのパナメーラですが、さすがに911と比べるとエンジンパワーは控えめで等身大で操りやすいパワートレインで、その意味では911よりも扱いやすいクルマであると言え、とてもじゃないけど全長5m弱で車重2t級ボディを感じさせないものでした。
電気モーターと兼用するハイブリッド車であるが故に、スポーツエギゾーストシステムが装着されない分スポーツサウンドは影を潜めるのですが、エンジンの魅力という部分ではVW・アウディと共同開発されたV6ではポルシェ独自のフラット6には到底適わなかったのは否めなかったです。
ハイブリッドに関しては、SUVのカイエン同様にトルコンATであるため、変速速度はPDKよりかは落ちてるはずですが、今回試乗した限りではトルコン故の物足りなさは感じされませんでした・・・。
パナメーラでどのグレードが?と言われても、他グレードには乗ってないので何とも言えないですが、ポルシェブランドに相応しいスポーツカーの走りを持った4ドアモデルとして、パナメーラは非常に魅力的であったことは確かです。
今回、ポルシェから4ドアのパナメーラが出たことで新たなマーケットを築くことにも成功し、SUVのカイエンだけではカバーし得なかった不動産業者にも受けている、とのことです。
職業柄4ドアが求められるのですが、メルセデスやBMWではありきたりで面白くない。
何か違った選択肢で、フォーマルにも使えるクルマが欲しい…という時に、パナメーラはピッタリだったようです・・・。
トヨタ方式に近いハイブリッド車でありながら、トヨタ車でありがちな低周波音が払拭されて、より快適になっていることも追記したいと思います。
更に追記事項として、911にも言えるのですが、2ペダル仕様の場合、少なくともパドルシフトとセットで付くスポーツデザインステアリングホイールのオプションは不可欠です。
というのも、997後期初期のスイッチ式シフトは、操作に癖があってミスしやすい代物だったので…。
Posted at 2012/05/01 21:22:16 | |
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