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モータージャーナリスト 町山絢香のブログ一覧

2012年07月14日 イイね!

【新車五選・第62号】 幸せ家族研究所の真打?

 今日の五選

7・147・13

 ホンダ オデッセイ 2.4 M・エアロパッケージ HDDインターナビ付き 7速CVT FF (309.7) 9.31(1610kg/173馬力)


 やっぱり、些細な違いに過ぎなくても、試乗はするものですね。^^

 と改めて感じさせた、今回のオデッセイでした・・・。



 というのも、MC後(2011年仕様)のM・エアロパッケージですが、大概デモカーになっているのは18インチアルミがオプションされているもので、今から8ヶ月前くらいに乗ったときは、18インチタイヤによる脚のばたつきが目立ち、パワートレインのピックアップ過剰なところが気になって、かなり印象を落としました・・・。

 対して、専用スポーツサスが付くアブソルートになると、18インチタイヤとの相性が抜群で、スポーツドライビングを求めるならば、ハイオク仕様であろうがエコカー減税対象外であろうが、アブソルート以外はありえない・・・と結論付けたのでした・・・。

 そして今回乗ったオデッセイは、見た目ショボイ16インチ仕様にエアロが付いたという、何だか貧乏臭いのかドレスアップベース車なのか、不可解な仕様に思ってたのですが、これがいい意味で裏切られた素晴らしい出来具合だったのでした・・・。

 とにかく、たわみのあるタイヤが付いたことで、しなやかに路面の凹凸を吸収し、さりとて柔らか過ぎてふらつくこともなく、3代目以降続いている低重心パッケージングを生かしたコーナリングもこなす優れものなのです・・・。

 そして、エアロパッケージの特典として付いてくるのはパドルシフトで、エンジンパワーを使い切りたい時や、下り坂でエンジンブレーキを効かせたい時には重宝するアイテムです。

 運転環境面で言えば、決して車両感覚がつかみやすい形状であるとは言いがたいも、先の脚とタイヤとのマッチングの良さで、前に乗ったMエアロ18インチと同じパワートレインであるはずなのに、比較的スピード管理しやすいものであることも相乗して、車両感覚そのものも問題ない程度に感じた、というのは、ある意味摩訶不思議なところではあります・・・。

 ハンドリングも、油圧式PSのナチュラルさは健在で操舵力も十分に軽く、一般的なユーザーでも十分に違和感なく使えるものです。^^


 ハイオク仕様でエコカー減税対象外であるアブソルートに抵抗があるならば、走り重視という前提で16インチのMエアロ(今月の一部改良からFFに限りMXエアロに18インチが標準となりました。)、更にはパドルなしでも走りに遜色なかったら、いっそのことMSでシンプルに…というのも有りかと、そんな気がしております。^^
Posted at 2012/07/14 21:10:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ
2012年06月10日 イイね!

【新車五選・第36号】 熟成された?3列ママチャリカー^^;

 ホンダ ステップワゴン 2.0 Gインターナビ・Eセレクション FF CVT (258.3)


 以前の執筆で、MC後ステップワゴンのスパーダで、アイドリングストップ機能が付いてCVTが見直されて、発進時の加速が改善されていたことを報告させていただきました。

 その際、通常モデルで問題なければ、いっそのこと通常モデルを勧めたいという結論で結びましたが、今回実際に試乗して想定通りの仕上がりであることが確認できました。

 今回の試乗車は、インターナビと両側スライドドアが装着されたグレードで、基本的にママチャリカーであるステップワゴンをお勧めしないことは当方の基本方針であることに変わりないですが、どうしても低価格な3列シート車を必要とする需要に配慮するならば、いっそのこと何も付いていないGグレードで推したい、という思いになりました。

 改めて通常モデルのステップワゴンに試乗すると、ボディやサスペンションの剛性感は薄く、移動手段としてならばそんなに出来は悪くはないけれど、楽しむ・味わうクルマとしての質感・魅力には欠ける傾向でした・・・。

 MCで改善されたCVTと言えど、上り坂での非力さは否めず、中高速域に入る際に加速が必要な場合、Sレンジを駆使して3速ATの2レンジのような使い方が、ある程度必要な部分はありました・・・。



 確かに、全幅1.7m以下で使いやすさを評価する向きもありますが、側面衝突安全基準が厳しいとは思えない日本国内専売商品であり、一方で国際基準で設計されているアコードのことを思うと、果たして側面衝突時の安全性でアコードと同等であると言えるのか?疑問点があることを考慮して、ある意味軽トラか軽ハコバンに近いリスクマネージメントをした上で、ステップワゴンを選択していただきたいと、常に思うのです・・・。
Posted at 2012/06/10 21:30:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ
2012年05月31日 イイね!

【新車五選・第29号】 フィット・タイプRへの布石か?

 ホンダ フィット 1.5+モーター ハイブリッドRS レザーパッケージ 7速CVT (212.8)


 クルマは、実際に乗ってみて、初めてわかるもの・・・。


 今回、フィットHV・RSに試乗して、改めてそう実感しました。

 というのも、ガソリンRSだとスポーツサスと16インチタイヤとのマッチングに難があり、通常モデルのノーマルサスと14又は15インチタイヤとの組み合わせだと、お手頃価格の割りに剛性感高い走りが光っていたのも、途端に路面の凹凸を拾いやすい脚で愕然としたものでした・・・。

 先日のMC前までの印象では、HVがずば抜けて魅力的でスピードコントロールしやすくて出足の加速もスムーズで一押しでしたが、今回HVとRSが組み合わされたことで、むしろこれまでのフィット以上に素晴らしい仕上がり振りに驚きだったのです。

 ハイブリッド化でモーターが追加されたことで、フロア周りが重くなって結果的に脚の追従性が増したような、そんな印象だったのです。

 そもそも、このハイブリッドRS。CR-Zのパワートレインを移植したもので、デチューンはされているものの、5ドアHBの形をしたCR-Zだとも言えるものでした。

 フィットにHVが追加されたときは、インサイトのパワートレイン移植で、室内空間の広さで圧倒的に販売台数でフィットが稼ぐ形になりましたが、今回HV・RSが追加されたことで、またしてもスポーツ系でも販売台数を稼ぐ勢いすらあります・・・。


 思うに、現行CR-Zにはグリップが太目のステアリングが装着されるのですが、フィット系と共用している関係で基本的に軽めの電動PSで、操舵力の少ないフィーリングとの相性がイマイチでした・・・。

 それが、フィットで細めのグリップのステアリングと組み合わされたことで、ステアリングを切った時のフィーリングでもCR-Zを超えたのでした・・・。

 ただ、スポーツサス+16インチタイヤ装着で操舵力が増した分、電動PSの戻りの渋さが露になって、その部分で不自然さを感じさせるところはありましたが・・・。


 低燃費と低排出ガスと静粛性の高さをも兼ねたホットハッチとして、一押しするクルマとして、フィットHV・RSをも候補に入れたいと思います。^^

 意外にも、ハイブリッドでタイプRというのもアリかも?とも思うほどの仕上がりでした・・・。
Posted at 2012/05/31 17:53:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ
2012年04月28日 イイね!

【厳選中古車五選・ファイル2】 超希少な、括弧インテグラ^^

’90 ホンダ インテグラ 4ドア 1.6DOHC・V-TEC XS 5速MT (応談)

 
取り扱い販売店
 (株)P.G プライムガレージ
  広島県福山市西深津町1-9-18 電話 084-928-5400 定休日 火曜日


 ホンダ車の耐久性が低いという都市伝説があるのか、80年代のホンダ車の現存台数が非常に少なく、更に古いハコスカや30Zなどと比較すると、天文学的に少ないため、今回のインテグラのように目だった錆や内外装の磨耗がないのは、かなり奇跡的です。

 そんな希少なカッコーインテグラ(当時、マイケル・ジョン・フォックス氏がCM出演されてました・・・。)をベースに、社長の好みでUSDMにドレスアップを施し、アッパー・ロアアーム変更で限界まで車高を下げた仕様となっております。

 当時は画期的だった可変バルブタイミングを採用することで、レーシングカーでしか成しえなかった高回転型エンジンながら、街乗りでも楽に使える低速カムを兼用して切り替える機構により、NAでありながらリッター100馬力を達成する高性能エンジンぶりでした。

 それだけに、限界まで下げられた車高で、この高性能なエンジンを活かしきれない走りに終始してしまっているのは勿体無い限りですが、アッパー・ロアアームの純正部品は確保してあるとのことで、純正アームに戻すだけで相当車高が戻るとのことで、イベントよりも普段の走りを重視したいユーザーにとっては、大きな安心要素です。

 更に、大口径マフラーで音量が大きくなって、最低地上高を落とす要因になっているのですが、マフラーも純正部品をストックしており、マフラーも戻すことで音量と地上高対策が可能になった、車検にも対応できる、のは心強いところです。

 車高さえクリアしたら、ハンドリングはかなり真っ当なクルマになることは間違いなく、当方としては、最新型エコカーのホンダ製電動PSの異様な軽さの方が、余程違和感に感じるくらいです・・・。

 それだけに、インテグラにしろシビックにしろシティにしろ、新車が存在していたら…と思えてならないのです・・・。

 ちなみに、このインテグラにはオートエアコンが付いていて、おそらく同時期のEFシビックにはスポーツモデルとの組み合わせでは選べなかったかと思われるだけに、ある意味高級なシビックだった痕跡が見えました。^^

 このインテグラに興味ある方は、全国から問い合わせが多いため、早めに直接お店と交渉されることをお勧めします。^^

 装着タイヤサイズ 前後 175/60-14

 今日の厳選中古車五選
      (5)
4・184・224・254・184・17

 今日の圏外;;

4・27
Posted at 2012/04/28 00:11:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ
2012年04月21日 イイね!

【松茸の五選・第5号】 我慢が一つ減った。^-^

 ホンダ ステップワゴン スパーダ 2.0 Z・クールスピリット 7人乗りキャプテンシート ホンダインターナビ FF 7速CVT (316.9)


 現行4代目ステップワゴンでは、先代の効率的に全高を抑えたパッケージングが大衆に理解されきれずに日産セレナに販売台数で大敗したことから、2代目のような高くない着座位置でルーフを高くしたものへと退化し、パワーユニットもシングルカムの低燃費重視型になったことで大幅にパワー・トルクダウンし、特にエアロの付かない通常仕様では、電動PSと柔らかめの脚で路面からの情報量が低下して直進性も低下し、走りの面で言えばかなり我慢を強いられる乗り味に終始したものでした・・・。

 よって、品性に欠けたデコレーションに妥協しつつ、CVTにスポーツモードが設定されてパドルシフトが付いたスパーダで、何とか許容範囲に入る走りに入る状態で、仕方なくスパーダを勧める状況でした・・・。

 今回、アイドリングストップ機能が付いてMCされましたが(MC前は5速ATだった4駆は、後ほど発売か?)、その際にCVTのギア比などが見直されたことで、走りの面で思った以上に改善されていたことがわかりました。

 それでも、背の高い箱型ミニバンパッケージングでありながら、高い着座位置で背もたれを起こした姿勢が取りにくい運転環境はそのままですが、今回CVTが見直されたことでDレンジホールドでも発進でのもたつきが消えて、これならば無理にパドルを使ったりしないで我慢することなく走れるクルマに進化しました。

 その部分で、直噴化で発進加速が鈍くなったC26セレナに対して大きなアドバンテージとなりました。

 とはいえ、あくまでもMC前やウィッシュと比較すると良いクルマというだけで、収納性重視でサイズが小さめでロングドライブには不向きな3列目シートの出来は相変わらずで、本気で3列シート車として乗せるクルマとしては、まだまだ褒められるレベルではないのは確かです。(その中でも、法規対応とはいえ2列目中央にも3点式シートベルトとヘッドレストが付くようになったのは進化ですが・・・。)

 と、ここまでパワートレインが進化したのならば、デコレーションを廃した標準仕様でどの程度走りの質感が確保されているのか?が関心事となり、通常仕様で問題ないならばいっそのことそれをお勧めしたい、と思うのです。
Posted at 2012/04/21 13:15:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ

プロフィール

「メルセデスやBMWと比較するのはやめましょう──レクサス新型ESを考える
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190123-10378107-carview/

これね、次期GSが計画されてない、というのが謎の答えだと思うんだけど。」
何シテル?   01/23 21:07
モータージャーナリスト 町山絢香です。よろしくお願いします。
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