今日の梅の五選
3・11

3・11

3・9

3・11
今日の松の五選
3・11

3・11
’12 マツダ RX-8 スピリットR 6速MT (325)



トヨタ86・スバルBRZが発表されて発売目前を控える中、今年6月を以って生産を終了するFRスポーツカーのマツダRX-8特集です。^^
その最後を飾るモデルとして君臨したのが、ご先祖FD3S・RX-7ファイナルでも御馴染みのスピリットRで、これまでのRX-8のカタログモデル中最もハードな仕様だったタイプRSをベースに、ファイナルスペシャルに相応しい色合いやディテールが施されております。
19インチタイヤにビルシュタインショックで最も走りに向いた仕様として、各社自動車雑誌で有終の美を飾られることでしょう・・・。
最近のエコカーを中心とした新車陣では有り得ない程のハードな脚で、少し道の荒れた路面では軽くピッチングが発生するも不快に思うほどではなく、NAロータリーエンジンを高回転まで回す楽しさは他のクルマでは味わえないもので、これぞRX-8の最大の魅力といってもいいくらいです。
当初、この最終モデルを絶賛して、比較として中古車モデルを扱う予定でしたが、その中古モデルが想像以上に好感触であり、この後紹介する前期ベースグレード5速の脚の方の虜になったのでした…。
というのも、後期モデルが出てからも始めは存在してた5速MTモデルも、標準車がタイプGに名称変更された2009年を境に消滅し、スタンダードサスとの組み合わせは6速ATモデルに限定されておりました。
そして、まもなくデビューする86・BRZ最大の魅力が、絶対パワー・絶対スピードを求めるのではなく、あくまでも等身大のスピードでクルマの挙動をコントロールする楽しさであり、それこそが今後のスポーツカーに絶対必要な価値観である、という観点からすると、このスピリットRのサスペンションセッティングは、あくまでもサーキットなどでタイムを稼ぐような走りに焦点を向けた仕様であり、90年代の国産スポーツカーが歩んだ、絶対スピード至上主義そのものであった・・・と結論付けたのでした・・・。
運転環境面に目を向けると、レカロブランドのシートが付いていれば何でもいいわけではなく、あくまでも個人的な体型・ドライビングスタイルとの相性での話ですが、肩や脇へのシートの張り出しが過剰でステアリング操作で干渉することがあったことと、後期モデル共通ですが9時15分辺りでの親指のグリップが弱いステアリング形状であることに違和感がありました・・・。
そこの部分では、皮肉にも前期モデルの方が・・・ということになりました・・・。
もう一つ皮肉を言えば、しなやかでスポーティーな脚を持ったクルマとして、意外かもしれないですが、クラウンHVを紹介しておきたいと思います。
可変ステアリングギア機構を持たない仕様のアニバーサリーだからこそなのですが、詳細は次回で・・・。
’05 マツダ RX-8 ベースグレード 5速MT (98.2)



そして、歴代RX-8のベストは5速MTのベースグレード前期であった、と思っているところなのです。
エンジンパワースペックは210馬力に過ぎないのですが、タイプSに搭載された250馬力仕様と比べると低中速域でのトルクではむしろ210馬力仕様の方が上回っており、街乗りを中心としたスポーツドライビングではタイプSをも凌駕するものでした・・・。
この物件を扱っているショップがGTスポーツカー専門店になるのですが、そこのスタッフ曰くRX-8のロータリーは、定期的にエンジン回転数を回してあげることで、燃焼室内に溜まったカーボンを燃やして、溜まったカーボンによるエンジン焼き付きブローを防ぐことが出来るとのことで、エンジン管理でデリケートな部分があることを理解した上で維持する必要がある、とのことでした。
デビュー当初からRX-8に肩入れしていたわけですが、それは家族4人で乗れるスポーツカーという斬新なパッケージングであり、NAで等身大のエンジンパワーで成り立っていることから、なのです。
先にエンジンを定期的に回す必要があると申し上げましたが、低速トルク面で不利なREにとっては好都合なところでもあり、エンジンフィーリングを楽しみながらメンテナンスも出来る、という一石二鳥な魅力でもあるところなのです・・・。
運転環境で言えば、前期純正ステアリングは9時15分付近で親指をグリップさせやすい形状で、純正シートのホールド性の弱さ・クルマの動きを感じ取りにくい部分はあるものの、様々な体型のユーザーが使用することを考慮すれば、まずまず満足できる仕上がりではないか、と思うところです・・・。(スポーツドライビング優先ならば、表皮は革よりも布がベストです!)
そしてこの標準車の場合、装着されるタイヤが16インチで厚みのあるタイヤとの組み合わせとなり、脚もスタンダードな仕様なため、街乗りでのしなやかさではスピリットRを圧倒しており、後にカタログ落ちしたのが、MT乗り=飛ばし屋のイメージだったとするならば、スピード至上主義が消えてなかった日本のスポーツカーシーンの悲しさです。;;
後に、トヨタのアルテッツァもMTで取り上げますが、2000年代ではまだまだ脱スピード主義にはなりきれてなかったですね・・・。
この教訓を糧にして、今度の86・BRZを脱暴走系で育て上げたいものです・・・。
Posted at 2012/03/12 18:12:16 | |
トラックバック(0) |
マツダ | クルマ