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モータージャーナリスト 町山絢香のブログ一覧

2013年01月08日 イイね!

【100万人のクルマ選び】なんちゃってSUVのどこが悪い!? FFでさらっと乗りたいSUVを比較

冬季、日常的に雪道を走る必要がある地域の人は別として、いまどきSUVだからといって4WDである必要があるのだろうか。
多くのFRベースの4WD車のように常に4輪にトルクが配分されるシステムならいざ知らず、
通常FWDで走り前輪がスリップして初めて後輪にトルクが配分されるオンデマンドタイプの4WDシステムならば、
その機能を失う代わりに軽くて安いほうがメリットが大きいという考え方もあるはず。
SUVの魅力が目線の高さからくる運転しやすさや文字通りユーテリティの高さ、それにマッチョなスタイリングにあるとするなら、FWDで効率よく走るのもアリのはず。
実を取るFWDのSUV4モデルを集めた。
マツダ CX-5
XD(AT_2.2)
8点

ジープ パトリオット
スポーツ_RHD(CVT_2.0)
7点

三菱 アウトランダー
20G(CVT_2..0)
5点

フォルクスワーゲン ティグアン
TSI ブルーモーションテクノロジー_RHD(DSG_1.4)
10点

 予めお断り申し上げますが、買う買わないの問題に関わらず当方が実際に試乗する意義は、カタログスペック比較だけでは判りえない、実際にクルマが持つ乗り味や使い勝手を通じて、損得ではなくて、このクルマと共にしたいか否かを判断基準としているためです。
 
 恋人や結婚相手を選ぶときだって、家柄を見て損得勘定で付き合われるのって、お互い辛いでしょ?某芸能人の離婚訴訟じゃあるまいし・・・。


 と余談はともかくとして、FFのSUV対決です!

 あえてFFを選択する地点で、ラフロードでの走破性には然程期待していないわけで、純粋に高い着座位置による見晴らし性の良さが基本になっているのでは?と思うわけです。

 本来でしたら試乗した上で語りたかったのですが、その機会がないながらもティグアンを満点にしたのは、サスペンションやフロアの剛性感で日本車との隔たりが大きいことが最大の決め手で、1.4Lターボになってより低燃費に磨きが掛かった印象を受けて、大いに期待できる1台に違いない・・・という根拠からです。

 フロア剛性という意味では、VW勢には及ばない部分もありますが、真面目なパッケージングでパワートレインの躾も良く、またクリーンディーゼルを全面に打ち出したCX-5は、依然として日本車では相当に健闘している1台であることに変わりないです。


 残り2台は、いずれも三菱・クライスラー共同開発による基本コンポーネンツで共用するのですが、少なくともアウトランダーのスタイリングで購入を決める決め手には、どう考えてもならない・・・。

 クルマとしての動質は、基本どっちも良い。

 けれども、街乗り限定でジープを楽しみたいというニーズもごもっともなわけで、スタイリングを決めてに・・・となると、俄然パトリオットに軍配が上がるというもの。

 FFのジープなんてと眉をひそめる方もいらっしゃるでしょうが、街乗り限定で燃費の良くないラングラーを転がすのも如何なものか?と思うのですが・・・。

 アウトランダーは、やはりPHEVこそが本命。

 そんな気がします・・・。

この文章は100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2013/01/08 20:07:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | 100万人のクルマ選び | クルマ
2013年01月04日 イイね!

【100万人のクルマ選び】クラウンモデルチェンジで500万円級ラグジュアリーハイブリッドは盛り上がるか?

良い意味でも悪い意味でも日本を代表する高級車のクラウンがモデルチェンジした。
特徴は突飛なフロントグリルとハイブリッドモデルの充実。
従来からあるフーガ・ハイブリッド、いつの間にかひっそりと追加されていたA6ハイブリッドと比べてみた。
トヨタ クラウンハイブリッド
ハイブリッド アスリートG(CVT_2.5)
5点

トヨタ クラウンハイブリッド
ハイブリッド ロイヤルサルーンG(CVT_2.5)
5点

日産 フーガハイブリッド
ハイブリッド(AT_3.5)
9点

アウディ A6ハイブリッド
A6ハイブリッド_RHD(AT_2.0)
2点

 ハイブリッド高級セダンに、快楽を是とするならば、圧倒的にフーガHV!

 唯一のV6エンジンで、エンジンの官能性とモーターとの併用による一部燃費向上効果は、高級セダンとしての一つのスタイルに・・・。

 その意味で、4発HVで少なくともプリウスよりかはスピードコントロール性高くて動質がいいアウディA6は一定の評価は出来るものの、良くも悪くも軽い乗り味で、それが高級サルーンに相応しいものか?と言われると疑問符が付くところです。

 クラウンの直4ハイブリッドは、超保守派ユーザーがリピーターになるであろうブランドでのダウンサイジングする手段として、多くの支持を得ることが出来れば、新たなるクラウンの時代を切り開くことが可能でしょう・・・。

 反対に販売面で苦戦するとなると、2年後のMCで大幅な軌道修正が求められるのは必須ですが、デザイン面で不評を買う可能性は否定できないも、先代6発ハイブリッドで高価になり過ぎた教訓からすると、おそらく外すことはないだろう・・・と推測しています。

 問題は、個タク需要が増えでクラウンHVのタクシーが激増することで、LPGガス業界が売り上げ減少して反発しないだろうか・・・心配なところはあります・・・。(どこの世界でも、既得権益保護は問題になるのですが・・・。)

この文章は100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2013/01/04 18:52:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 100万人のクルマ選び | クルマ
2013年01月01日 イイね!

【100万人のクルマ選び】謹賀新年・初夢企画(12気筒編)金に困らなくなったら買いたいクルマ

12気筒エンジンというのは、パワーを出しやすい代わりに燃費に厳しいため、
スーパースポーツであっても燃費の呪縛から解き放たれることのない現代では、非常に採用しにくいエンジンだ。
過給器技術が発達し、V8+過給器で十分なパワーを得られる。
けれど、12気筒には他のエンジンでは得られない、濃密な回転フィーリングがある。
その一点のみのために現代でもあえて12気筒を採用している4モデルを比較してみた。
フェラーリ F12ベルリネッタ
F12ベルリネッタ_LHD(F1DCT_6.3)
2点

メルセデス・ベンツ CLクラス
CL65AMG_LHD(AT_6.0)
1点

アストンマーティン ヴァンキッシュ
ヴァンキッシュ_LHD(AT_5.9)
4点

ランボルギーニ アヴェンタドール
LP700-4_LHD_4WD(AT_6.5)
3点

 新年恒例?の、超豪華企画ですね。^^

 現行M5に乗った経験からすると、同じモンスター級でも過給機付きはドライバーの意思に対する忠実性に欠けるのでCL65をパス。

 次いで、フェラーリなら硬派なミドにこだわりたいからベルリネッタをパス。

 残り2台ならば、相当な紳士淑女であることが求められ、極めると気品が身につくヴァンキッシュを最後の夢として残すことに・・・。

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Posted at 2013/01/01 14:12:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 100万人のクルマ選び | クルマ
2012年12月29日 イイね!

【100万人のクルマ選び】クライスラー イプシロン、フィアット500 ツインエア対決!チンクエチェントとイプシロンはどう違う?

クライスラーのクルマとフィアットのクルマを比較するなんて、ひと昔前には想像もできなかったが、
クライスラーが事実上フィアット傘下となった結果、両社の技術やブランドは複雑に絡み合い、クライスラー・イプシロンが生まれた。
中身はもちろんツインエアエンジンを搭載するランチア・イプシロンで、つまりチンクエチェントとの共有部分も多い。
どこがどう違うのか、確かめながら比べてみた。
クライスラー イプシロン
プラチナ_RHD(AT_0.88)
1点

フィアット フィアット500
500 ツインエア ラウンジ_RHD(AT_0.9)
10点

 単純に、点数差は相性の差です!

 イプシロンだって十分に良いクルマですが、直列2気筒エンジンの古典的なエンジンフィールには、クラシックカーのリバイバルデザインを施したフィアット500の方が、遥かに相性が良いです。

 高級志向のイプシロンに関しては、むしろ4気筒のスムーズなエンジンの方がイメージに合うし、クライスラー販売で内外装のバリエーションが少なすぎて、イプシロンの良さが発揮仕切れてない印象を受けました。

 その意味では、フィアット500のツインエアーは、最新型360軽に乗ってるかのような雰囲気で、旧車の不安要素を払拭させた、クラシックカーエンスーにとっては、理想的な現代車なのです!

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Posted at 2012/12/29 00:48:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 100万人のクルマ選び | クルマ
2012年12月29日 イイね!

【100万人のクルマ選び】ダイハツ ムーヴ・スズキ ワゴンR・ホンダ N-ONE 軽・人気モデルの人気グレードを比較した

新車販売ランキングの上位にグイグイ食い込む軽自動車。
伝統的な売れ筋モデルのムーヴ、ワゴンRの二強に割って入ろうとするN-ONEを比較した。
ムーブがまだ上級グレードのカスタムを出していないため、今回はNAの真ん中あたりのグレードで比べた。
ダイハツ ムーヴ
X“SA”(CVT_0.66)
7点

スズキ ワゴンR
FXリミテッド(CVT_0.66)
3点

ホンダ N-ONE
G・Lパッケージ(CVT_0.66)
1点

 Nワンは、好きな人やファンには本当に御免なさい。><

 どう考えても、緩いハンドリングとルーズなCVTで、カタログスペックを感じさせないパワー感のなさで褒める気にはなれず、むしろ現行ライフの方が燃費面では見劣りしても、引き締まった乗り味で好印象でした。

 ワゴンRは、新型になった音振や加速性・燃費と言った数値で計測できる性能は飛躍的に向上しましたが、エネチャージでクルマが勝手に制御している感が強いのはいかがなものか・・・。

 ムーヴはMC前でしか乗ってないけれど、一貫してダイハツ製の走りの質感の高さには定評あるだけに、大いに期待するところです。

 加えて、MCでセンターメーターを廃止したことで、より運転環境が良好になっていることに期待しているのです。

この文章は100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/12/29 00:41:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 100万人のクルマ選び | クルマ

プロフィール

「メルセデスやBMWと比較するのはやめましょう──レクサス新型ESを考える
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190123-10378107-carview/

これね、次期GSが計画されてない、というのが謎の答えだと思うんだけど。」
何シテル?   01/23 21:07
モータージャーナリスト 町山絢香です。よろしくお願いします。
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