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モータージャーナリスト 町山絢香のブログ一覧

2012年10月02日 イイね!

【100万人のクルマ選び】自然へ足を伸ばせ!

インプレッサ版アウトバックたるXVと人気SUVのCX-5ガソリン版を比べた。
スバル インプレッサ XV
2.0i-L アイサイト(AWD_CVT_2.0)
5点

マツダ CX-5
20S_4WD(AT_2.0)
3点

 実のところ、CX-5ってそれ程高く買ってないんです。

 というのが、電動PSのフィーリングが軽自動車みたいで、感触が安っぽくて爽快じゃないから・・・。

 スカイアクティブATの6段も、変速制御が過多なところが目立ち、せめて基本コンポーネンツ共用であろう次期アテンザで修正して欲しいところ・・・。

 運転環境は国産ライバル他車と比較して相当いいだけに・・・。


 タイヤのハイトで乗り味変わる可能性あるので、インプレッサの印象そのものとは言い難い面があるので・・・。

 ひょっとすると、油圧PSのインプレッサ1.6iに試乗すると、天晴れな結果になることも十分に予想され・・・。

この文章は100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/10/02 22:33:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 100万人のクルマ選び | クルマ
2012年10月02日 イイね!

【4ドア五選・第16号】 国さんのハコスカを求めて・・・。

 ハコスカGT-R 50勝伝説!

 当時の全日本GPレースにて、華麗なドリフトテクニックを駆使しながら、ハコスカGT-Rを駆る国さんこと高橋国光氏に憧れて、レーシングドライバーの門を叩いた少年が一人・・・。

 それが、土屋圭市伝説の始まりであった・・・。

 当時、国さんに憧れてバイトして憧れのハコスカを買うも、当時予算がなくて4ドアのGTにしたのだけれども、当時の圭市さんの腕では国さんのようには操れず、B110サニーGX-5で本格的にレースの道を歩むのであった・・・。

 そんな数々の伝説を残したC10系スカイライン、通称ハコスカをいつか操りたい・・・。

 クルマを愛する者、又はスカイラインを愛する者ならば、誰しもが持つ思い。

 その思いに向け、少しずつ進むのであった・・・。



’70 日産 スカイライン 4ドア 1500 デラックス 4速MT FR (78) 12.55(960kg/76.5馬力)


 当方の生涯初のハコスカ体験は、この70年型4ドア1500デラックスと、直6・2000のGT系がタマ数のメインである中、ショートノーズの1500で試すことになったのも、何かの運命でしょう・・・。

 1969年、スカイラインを製造していたプリンス自動車が日産自動車に合併吸収され、今回紹介するハコスカも、その影響を多大に受けることとなったのです。

 C10系から新たに開発された直6のL20型は日産の設計であるのに対し、直4の1.5Lに関してはプリンス製のG15型が搭載され、日産で開発されて後に姉妹車関係になるローレルに対しても、直6は日産製ながら直4はプリンス製という体制を執ることとなります・・・。

 プリンス製と言えば、さぞスポーティーなエンジンであろうと想像される方もいらっしゃるでしょうが、今回試乗したハコスカに搭載されていたG15に関しては、低速トルクは多大ながら完全に低速トルク重視型で商用車に搭載されてもおかしくないようなエンジン特性で、タコメーターが付かないグレードではあるのですが、低い回転域で頭打ちになるもので、高速域での回転の伸びでは圧倒的に直6のL20に軍配があり、街乗り領域でのトルクフルさを堪能するのが、G15ハコスカを楽しむ一番の方法ではないか?と思ったわけです。

 スカイラインと言えば、前型のG54Bで一瞬だけだけどポルシェを抜くという伝説を作り、以後「羊を破った狼」として語り継がれ、その後継として本格的にレースでの勝利を目指しただけのことはあり、2012年の今乗っても相当にステアリングの正確性が高いハンドリングで、70年当時であれば、これは相当画期的なハンドリングではなかったのでは?と想像するところです。

 このステアリングの正確性は、日産ではあるけれど初代サニーも持っていたものである一方、販売台数を稼ぐためにトヨタに媚びた商品となったバイオレットでは、一転してステアリングセンターに遊びが大きいダルなハンドリングになってしまった、というところに、日産の技術の高さと裏腹に販売戦略面で迷走するという、良くも悪くも日産を象徴する形となってしまってます・・・。

 しかも、このショートハコスカのリアサスは、510ブルのようなセミトレではなく、リーフリジット方式で明らかに2000GTシリーズとは差別化されたものであるにも関わらず・・・なのです。

 それで、初代サニーに乗ったのが今年1月のことで、パワステなしでもステアリング操舵力が軽くて、パワーアシストレスによって、クルマのダイレクトな動きが豊富に伝わってくる部分に、昔のクルマ作りの知恵を感じさせるものでした・・・。

 その意味では、おそらく標準サイズが13インチであろうタイヤが165/80-14と、幅は広くないもののインチアップ?された影響もあるのでしょうが、サニーのような軽さはなく、パーキングなどの据え切りでは、かなり苦労する部類になってしまったのが、唯一残念と言えば残念なところでしょう・・・。

 とはいえ、42年落ちであることを考慮すると、パテ盛りした塗装が劣化した部分もありながら、相当コンディションのいい状態であることは、間違いないところでした・・・。

 ちなみに、装着されていたシートベルトは後付けで、後のケンメリ世代の3点式のように、ショルダー部分と腰の部分とを接合する操作を必要としないもので、その意味では扱いやすいベルトでした・・・。


 FRの良さ、MTの良さも、しっかりと満喫してきました。

 トルク重視型エンジンに、クラッチミートの瞬間が分かりやすいもので、非常に乗りやすいMTであった、ということも追記したいと思います。


 電子制御に過度に依存することなく、機械としてクルマと対話しながら、時には労わりながら、時には共に走る・・・。

 そんな、ヒトとクルマとのいい関係性を築くには、プリミティブな旧車はうってつけだと、燃費だとかパワーだとか言った性能面とは違うところで、魅了されたのです!



 日産 セレナ 2.0+モーター ライダー・Sハイブリッド CVT FF (281.9) 11.34(1680kg/148.2馬力)


 時は流れ、2012年。

 平成生まれの世代も、運転免許を取得してクルマに乗るようになり、次第にスカイライン伝説を知る人は減り、メーカーの日産も販売のメインは、スカイラインではなくて、ミニバンのセレナに完全移行・・・。

 超便利な電動スライドドアで家族サービスを・・・と思いつつ、あの頃のクルマへの熱い思いを忘れたくない・・・そんな思いを持ってるライダー乗りも、多数派ではないでしょうが、少なからずいらっしゃることでしょう。

 その意味では、今回のライダーはスポーツフィールが思ったほど増しておらず、結果プチローダウンしたハイウェイスターであった・・・と言ったところです。

 Sハイブリッドが付いて、発進時の加速はかなり良好になるも、クルマと対して対話することなくアクセルを踏めば満足できる加速は得られるけど、クルマを信頼しきれるほどの剛性感があるわけでも、乗員をしっかり守ってくれる安全性に富んでるわけでもなく・・・、せめてパフォーマンススペックで、どの程度走りの世界を表現しているか?お手並み拝見したい・・・と思うのが関の山です。

 ワゴンRもそうですが、非エンスーユーザーが目に付くほどの弱点が特に見当たらないだけに、セレナで満足できないエンスーの気持ちを伝える上で厄介に思う、この頃なのです・・・。
Posted at 2012/10/02 20:24:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2012年10月02日 イイね!

【復刻!ざ対決・第32号】 日典ミドルサルーン対決!

VS

 今回のミドルサルーン対決は、クラウンVSボルボの、ちょっと異色な対決です!


 トヨタ クラウン 2.5 ロイヤルサルーン スペシャルパッケージ 6速AT FR (345) 7.83(1590kg/203馬力)


 「プレミアムサスペンション標準装備」

 ここ最近MC後のマークXの各グレードに試乗した後に乗った、クラウンロイヤルは、正にこんな印象でした。

 マークXと基本コンポーネンツを共用しながらも、可変サスペンションを持たないながら路面の凹凸をしなやかに吸収し、電動PSもアシスト遅れを出すことなく、クラウンらしく軽くてスムーズなステアリングフィールを実現しております。

 しかも、今回乗ったクラウンロイヤルは、ナビも革巻きハンドルもパワーシートも付かないで、相当に装備を厳選された(笑)スペシャルパッケージだったわけですが、快適な高級セダンが欲しくて、でもアクセサリーには殆ど興味ないという、ある意味実用性重視の高級車としては、むしろ打ってつけではないか?と思ったわけです。(同じロイヤルでも、アニバーサリーになったら軽く100万円高くなります。><)

 一言に快適な高級車と言えど、クラウンって意外と脚フワフワで走りがつまらないということがあまりなくて、むしろ180系ゼロクラ以降の世代では相当にドイツ車を意識した作りとなっており、必ずしも走りを求めるならアスリートを・・・と一概には言えない仕上がりぶりです。

 しかもチルトステアリングとテレスコピック機能の調整も手動で、140系の頃と変わらない調整レバーが分離したもので、ある意味懐かしさ(笑)を感じさせるものでもあります。


 クラウンでウレタンハンドルかよ~と突っ込まれるところでしょうが、素早いステアリング操作をするには、むしろウッドコンビはステアリングホイールの滑りやすさが変化して返って操作しにくいので、革なら革、ウレタンならウレタン、ウッドならウッドで統一した方が、遥かに機能的なのです!

 唯一、2.5L・V6エンジン仕様に共通する、電スロの影響での出足の発進加速の鈍さが気にはなりましたが・・・。


 このスペシャルパッケージ。ある意味、昭和のデラックスやスタンダードのような低グレード仕様のような清清しさがありましたね。^^

 脚はしなやかで安定しているし、これに6速MTとが組み合わされたら、小型FRスポーツとして86よりも高く評価しているかもしれない・・・というポテンシャルの高さをモデル末期ながら感じたものです・・・。


 今回の試乗と同時に、次期クラウンのスタッフ専用カタログを拝見させていただきました。

 次期モデルでは、直4・2.5Lとモーターを組み合わせたハイブリッド仕様が、ロイヤル・アスリート共に設定される模様で、カムリに搭載されたものをFR用にして、よりエンジン制御を発展させたものになるようです。

 具体的な価格が発表されてないので未知数ではありますが、ひょっとするとV6・2.5Lよりも、出足加速・燃費・静粛性の面でハイブリッド車が上回るのでは?と、今から非常に愉しみにしているのです・・・。


 ボルボ V60 3.0T T6 AWD Rデザイン 13モデル 6速AT (619) 5.92(1800kg/304馬力)


 2013年モデルで、ボルボシリーズは揃ってシフトノブ形状を大幅に変更して、より新鮮味を増したデザインとなっております。

 そんな一新したボルボを代表して、今回はV60のRデザインで、直6・3Lターボを搭載するトップグレードのRデザインで試すこととなりました。

 前回の2012年モデルでは、V60の直4・1.6Lターボとツインクラッチを組み合わせた、T4・Rデザインに試乗して、小型スポーツクーペのような軽快さとボルボらしい剛性感と安定性を誇る脚で、スポーツサスにインチアップタイヤでもへこたれないコンフォート性に魅了し、手前味噌ながら新車20選では13モデルに移行するまで上位をキープするに至ったわけです。

 そんな実績を元に、今回の3Lターボ4駆仕様に期待したわけですが・・・。


 結論から言えば、買いは直4・FFのT4・Rデザインである、と確信したのでした。

 というのも、フットワークが4発FFモデルの方が遥かに軽快で、ツインクラッチの繋がりもシャープであったからです。

 
 決して、直6・4駆が酷かったわけではなかったのです。

 昨年、旦那仕様?なT6-SEに乗った時は、直6エンジンの官能性に惚れたのですから・・・。


 この直6エンジン、ハイウェイクルージングするにはうってつけのエンジンで、あえてマニュアル操作をする必要性がないくらいに、ATの変速制御は抜群でエンジン特性も全域トルクフルで、どの回転域からでもパワーが出る、フレキシブルなものです。

 それでもマニュアル操作したとしても、トルコンATとしては変速速度も十分に速く、その意味では出来のいいパワートレインに感じました。

 ただ・・・、国道レベルでの速度域ではあるけれど、ちょっとタイトなコーナーがあって、そこでのノーズの入りの悪さを感じ取ってしまったのです・・・。

 ステアリングの蛇角を切っても、ノーズが内側を向くのが遅い、即ちアンダーステア傾向だと・・・。

 その時、長大な直6エンジンをフロントオーバーハングに横置きで搭載して、相当にフロントヘビーになったパッケージングの限界がそこにあったのでは・・・と、思わずにはいられなかったです・・・。

 運転環境面では、まず問題なし。強いて言えば、本革じゃなくて布で乗りたい気分だった・・・。




 で、今回の対決の結論は・・・、

 大方の予想を覆すであろう…クラウン支持です!

 もちろん、衝突時やその前の安全性を重視するなら、クラウンよりもボルボであることは言うまでもないです。

 あくまでも、V60・Rデザインにするならば、燃費や維持費の高さというリスクを負ってまで直6・4駆にする意義を見出せず、直4・FFのそれこそ推奨したい、という思いからです・・・。
Posted at 2012/10/02 20:09:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 対決! | クルマ
2012年10月02日 イイね!

五選の途中経過

 今日の4ドア五選
      (7)                      
9・309・3010・29・239・30


 今日の4ドア圏外;;

9・30

  今日の2ドア五選
      (8)                
9・239・309・239・309・23

 今日の2ドア圏外;;

10・2
Posted at 2012/10/02 19:45:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 選抜 | クルマ

プロフィール

「メルセデスやBMWと比較するのはやめましょう──レクサス新型ESを考える
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190123-10378107-carview/

これね、次期GSが計画されてない、というのが謎の答えだと思うんだけど。」
何シテル?   01/23 21:07
モータージャーナリスト 町山絢香です。よろしくお願いします。
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「俺のカー・オブ・ザ・イヤー2015」 はどのクルマ!? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/12/09 06:32:24
【 ムフロンの五選 ・ 厳選6号車 ・ 2合目 】積んで積んで走って走れ!  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/06/21 21:45:37
五選の途中経過 ~ ドライビングプレジャーを求めて、MTロードスターvsAGSアルト♪ ~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/06/12 00:28:36

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