2013年03月28日
灸太郎くん的、2013F1の注目点 <追記あり>
落ち着いて書けるのはこんな時間になってしまいました。
仕事の合間に、皆さんのブログを拝見し、コメントを入れさせてもらったりしてましたが、
どちらが本業かわからなくなってきたので(笑)夜に限ってみんカラを楽しむことにしました。
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マクラーレンの予想外の不調、レッドブルの内紛、マッサの好調と、まだ2戦ですがいろんなことが起きています。
◆マクラーレン、ザウバーの不調
昨年の発展型を用意したチームが殆んどの中、2チームはかなり攻めたマシンを用意しました。
おそらくは、来シーズンのエンジン規約大変更=1600V6ターボ化に先駆けて、
車体(プルロッド式サスペンションや部品レイアウト)を先んじて開発しようとしていると思われます。
いい目を見ようと移籍したはずのペレスやヒュルケンベルクが思わぬ苦戦を強いられているのは皮肉です。
マクラーレンはヨーロッパラウンドまでにはトップ争いに返り咲いてくると予想しますが、
ザウバーの方はチョット苦戦が続く気もします。
ところで今年のザウバーのマシン、グレーの部分が多く、何だか「みにくいアヒルの子」みたいな印象です…白鳥となって羽ばたいてほしいですね。
◆マッサの思わぬ好調
昨年後半戦から、調子を上げています。
マシンが仕上がりがいいとこの人は速いですね。
レースとなると、勝負強さや流れの分岐点の見極めがアロンソの方が数段上手のようです。
◆チームメイト対決
ハミルトン対ロズベルグ、バトン対ペレス、マルドナード対ボッタスに注目しています。
*ハミルトンは、意外とヘマやミスが多く、今回もマクラーレンのピットに停車しようとしていました(笑)
デビューイヤーもモナコで信号見落としで追突したり、タイヤの選択なども無用のギャンブルでチャンスを度々つぶしています。
対するロズベルグは、派手さは無いですが確実にクルマの能力いっぱいまで使って走れるドライバーです。シーズンを終わってみるとロズベルグが上回っている可能性も大きいと思います。
*バトンは、ホンダ時代、マシンが整わないとやる気を見せないことが多かったですが、マクラーレンではずいぶん変わったようですね。
ただ、ハミルトンやアロンソのような執着心が感じられないので、どこまで自チームをプッシュできるかがカギではないかと思います。
ペレスは連続ノーポイントが続く安定感の無いレース展開が多かったですが、新入りということもあってか?手堅くまとめてきました。彼がバトンを相手にどの程度凌ぐことができるかで、昨年までのチームメイト、小林可夢偉のレベルも推測できそうな気もします。可夢偉はたびたびバトンとバトルを経験し、何度も勝ってましたね。
*マルドナードは、後援者のベネズエラ、チャベス大統領が亡くなってしまい、今後安閑とはしていられない身分になってしまいました。マシンもバランスが悪いようですが、派手にコースアウトを繰り返しており、(追記)昨年は初優勝以外は殆んどリタイヤでしたが、(追記ここまで)今年も苦労しそうに思います。
対するボッタス、かなりの実力派との前評判で、成長が楽しみです。
昨年のフリー走行ではマルドナードをたびたび凌ぐタイムを出していたようです。
*ディ レスタは昨年後半から伸び悩みの様子ですが、復帰したスーティルはいきなり開幕戦でしばらくトップを走り、アピールしました。2回目以降のタイヤインターバルを上位2チームに合わせていたら表彰台だったのでは?と期待の持てる走りでした。
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以上、眠いのでひとまずここまで。その2があるかも。。。
<以下 追記>
◆マルシアのビアンキが見逃せない走りをしているようです。
ペレスがマクラーレンに寝返った今、フェラーリアカデミーの若頭ですが、
調子の上がらないトロロッソやウイリアムズに食い込む走りを見せています。
もしかするとマッサ、あるいは(寝返って)ウエバーの後釜はビアンキかもしれません。
テレビにほとんど写らないのが残念です…
◆ウイングの材質は何だろう?
マレーシアGP、序盤の追突でアロンソのマシンのフロントウイングが脱落、オレンジの火花を散らしながら引きずってレースを続けましたが、最終的に完全に外れてマシンの下に挟まってリタイヤになってしまいました。
数周内のタイヤ交換を見越して、それまでもたせる予定だったようですが、テレビで見ていてもかなりの抵抗になっていたようなので、ちょっと無理がありました。
翼端板はドライカーボン製だと思っていたのですが、火花が散っているところからすると金属製のようですね。金属が芯材になっているかもしれません。
◆聡明なロズベルグ
賛否が渦巻いているようですが、彼はピットの指示に従い、チームメイトを抜きませんでした。
まだ序盤戦、ということもあるでしょうが、おそらくは対ハミルトンの自信に裏打ちされているのだと思います。
一発の速さや追い抜きの術に関してはハミルトンは業界随一ですが、タイヤをいたわりながらのレースとなると、必ずしもトップレベルとは言えません。
二年間、シューマッハーを完全に打ち破って評価を上げましたが、対ハミルトンもほとんど同じ、または上回るペースで走っており、マシンの仕上がり次第では今年複数回の優勝もあるのではないかと思います。
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モーターレーシング | 日記
Posted at
2013/03/28 02:58:37
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