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灸太郎くんのブログ一覧

2020年01月29日 イイね!

万力の分解掃除 ― 掘り出し物かな? ―

万力の分解掃除 ― 掘り出し物かな? ―

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先日、30年来の(笑)念願かなって、大きめの万力を入手しました。

といっても一人では持ちあがらないような代物ではなく、

10~15kgくらいの中量級です。

「4」と浮き文字があり、4インチ(約100mm)規格だと思います。


    ◇    ◇    ◇    ◇



よく当方の記事に写っている、現在使用中の小型の万力は、

仕事とともに伯父夫婦より引き継いだもので、

「仕事を始めたころに買ったが、苦しい時にやり繰りしてやっと買ったものだ」

と、何かにつけ思い出話になる品物でした。

当方も子どもの頃、意味もなくハンドルをグルグル回して、

開けたり閉めたりとよく遊ばせてもらったものです(笑)


「思い出の品」の割には、グラインダーで縁をかすめたりと、

全くもって情け容赦ない使い方をしておりますが…<m(__)m>


    ◇    ◇    ◇    ◇


取り外した部品ユニットの分解の際など、固定できないと非常に不便で、

また曲げ加工の際など力が逃げてしまい、ずれて弱いところで曲がったり、曲げが甘くなったりと、

そろそろステップアップしてもよい時期と感じておりました。


年明けからネットオークションなどで、大きめの万力の中古品相場をチェックしたところ、

使い勝手のよさそうな5インチ規格くらいだと、5000円前後~の模様。

重量物ゆえ送料が結構かかるので、近場から順に回るのが得策と判断!


クルマ屋さんで喋り込んで(笑)帰る途中、思い立って旧知のリサイクルショップを訪れ、

灸:「大きめの万力ありませんか?」

店:「あ、無いことはないけど…」「このところ動きが良くないみたいで…」

(店の備品か?(笑))


どうやら可動アゴを動かす角ねじを受ける部分(めねじ)が固定されておらず、

送りを逆にすると おねじ につられて前後に動いてしまい、アゴが動かない様子。

何らかの方法でめねじを固定できればいけそう♪と判断し、

灸:「いかほどで?」

店:「売り物としては直さないといけないし、ご希望は?」

灸:「○○○○円くらいでは?」

店:「そうねぇ…」しばし席を外したのち「よろしいですよ(^^)」


めでたく商談成立です♪


※古道具は中古車同様「一期一会」、いわば出たとこ勝負ですが、

 目当ての品を探して回る際は、購入あるいは交渉の際の根拠として、

 ある程度相場を頭に入れておくのが得策です。


 いきなり値切ったり、難癖をつけてしつこく負けさせようとすると、

 先方も人間、当然気分を害するので、後々のお付き合いを考えれば、

 いうまでもなく許容範囲を探りつつ落としどころにするのが良いと思います。

 (買うばかりでなく、不用な家具・什器など引き取ってもらうこともあるので)


 ちなみに今回は、4ケタの最低数値(笑)で交渉成立です。

 分解掃除、不調原因究明となれば、油で手を真っ黒にして最低1時間は掛かり、

 場合によっては別の不具合が発覚する可能性もあるかも、と踏みました。


    ◇    ◇    ◇    ◇


古道具屋店頭ではあまり語らぬが吉(笑)、

見た目は油汚れで小汚いですが、おかげで錆は少なく、使うに問題なさそう。

どうやら裏からめねじ(下の写真中央部分)を止めている小ねじが折れてぐらついている模様。

alt

裏側で粗目のインチねじで留めてあり、交換用(切り詰め用)に手持ちのねじをくれました。

(見ると六角穴超低頭で、なんとなくもったいないので在庫を探します(笑))

alt

ひとまず可動部分に潤滑スプレーを吹き付け、動作を確認します。

動きに引っ掛かりや渋さ、ズレやガタツキはなく、掘り出し物かも♪

alt

ブラシとマイナスドライバーや鉄片で、長年の汚れ(働いた勲章ですよ)を

摺動部分中心にざっと落とします。どうやら塗色は緑(笑)


ひと様に見せるものでもなく、キレイにしすぎると錆びるので、必要最低限の掃除をします。

(労力はクルマに注ぎ込もう!)

alt

おや?よく見ると、固定側(本体側)のアゴは溶接されていますよ!

一体どんな使い方をすると壊れるのやら?!

(アンビル(金床)代わりに金づちで叩いたりすると、ひびが入るかも)

ちなみに鋳鉄の溶接(特に油の滲みた中古品)は大変難しいと聞いております…

※冷える際に割れやすいそうで、炭火を起こした中で溶接し、

 そのまま自然に冷めるのを待つ、と読んだことがあります。

alt

灯油(左隅のビン、部品洗浄用の使い古しの”上澄み”)を染ませたウエスで、

摺動部をキレイにしつつ状態を確認、特に問題(摺動部の摩耗や大きな歪)はないようで、

適当なグリス(貰い物の古いシャシーグリス?)を塗って、元通りに組み立てます。

件の留めねじ(ねじ込みでなく、裏から引っかけているだけでした)は暫定ですが、

ハンドルもアゴも動きは軽く、妙なガタもなく、十分使えそうです♪

あとは固定アゴの溶接の具合次第。。。


お世話になった(通算50年以上)小さい万力さん、長年ありがとう。

ひとまず取り外して掃除をし、室内軽作業用に活躍してもらおうと思います。


組み立て後の写真を撮り忘れたので、後日写真を追加します。

Posted at 2020/01/29 20:18:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ以外のネタ | 趣味
2020年01月23日 イイね!

信号待ちでのヘッドライト消灯

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今年は暖冬のようで、だからといって暖かいわけでもないのですが(笑)、
全国的に降雪量が異例に少ないようで、農作物の値崩れが起きたり、
春以降の水不足の心配もあるようです。

みん友さんによれば、積雪がないことで土中の温度が下がり過ぎてしまい、
作物の育成に影響が出る恐れがあるのだとか。

今まで気付かなかったのですが、
積雪のおかげで都会(下流域)の水需要が賄われているのだとすれば、
受益者負担の観点から、水資源の利用料を財源として、
除雪など積雪対策の費用を賄われなければ片手落ちですね。

***********************************

Bleu Art さんのブログ&コメント欄で思い出したのですが、
https://minkara.carview.co.jp/userid/430461/blog/21169463/

10年ほど前になりますが、主要国道で信号待ちの際、
当方のアクティバンのすぐ前にスーパーセブンがいました。

当方のヘッドライトがミラーに映って眩しいに違いない、と思い、
スモールランプに切り替えたところ、
スーパーセブン氏、左手をあげて返礼の合図をしてくれました。

スポーツカー所有者でない(当時)当方も、心情をわかりあえた思いで、
とても嬉しい気持ちになりました。

ドライブレコーダーやら、移動オービスやら、動画投稿サイトやらと、
日本中どこへ行っても監視カメラに見張られているようで、
「ブッ飛ばし」の楽しみは遠くなる一方のような世相ですが、
こういうささやかな交流もまた楽しいものですね(^^)
2020年01月12日 イイね!

真大さん?(笑)

真大さん?(笑)







.

久しぶりの、新春お楽しみ企画♪(笑)


*************************************


信号待ちで見かけました。

神社のお札ステッカーにご注目。

alt


「真大」さんでしょうか(^^)


    ◇    ◇    ◇


順番を逆に貼っていたら面白かったですね。

そう、「大真」

思い出すのは、超絶改造マシンで80年代二輪シーンを騒がせた、

大阪の大真工業です。


残念ながら、マフラー以外の実物は見たことがないのですが、

◆RZ250「後方排気」

◆RZ375「3気筒」

◆CBX400「アルミフレーム、後方排気GP500レーサー」

◆MVX250「アルミフレームNS500レプリカ」

◆TZ250後方排気「全日本GP250」

◆各車種アルミ製集合管、ワンオフ乾式クラッチ

等々、二輪誌のカスタムバイク特集の目玉記事を飾ったマシン群で、

本ブログ読者の皆さんには、当方同様に「スゲー」と思われた向きも多いはず。


特にTZ250は、独自のアルミフレームで、

ヤマハ・ホンダのファクトリー勢とタイトル争いを繰り広げ、

単なる「ゲテモノ改造屋」ではないことが立証されました。

(目撃談・訪問記など、ご覧になった方はぜひお願いします)


そういえば、昨年ヤフオクで、自主制作盤?と思しきDVD、

「富士夫ヒストリー【やらまいか】DAISHIN RACING」

というDVDを購入しました。

今も入手できるようです。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t640293940


かいつまんだ内容は、兄上の肉声で、アルバムをめくりつつ、

"フジヤン"の少年期や現役レーサー時代から

二輪マニアとしての生涯を紹介される興味深いもので、

某社ファクトリーマシンのレストアなども請け負っておられたそうです。

(別のDVDもあるようです(当方未入手))

Vol.1とあるように、

「続きは続編で」という説明が多いのが惜しいところ(笑) 


Vol.2以降が出るのか不明ですが、ぜひお願いしたいところです。

Posted at 2020/01/12 18:44:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマのいる風景 | 日記
2020年01月10日 イイね!

稀代の勝負師 F.アロンソ

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アロンソのダカールラリー挑戦が報じられていますね。


何でも岩にヒットして片側の前輪を飛ばすほどのダメージを受けるも、

スペアパーツを使ってコドライバーとともに自力修理!で戦列復帰を果たし、

着実に上位進出しつつある模様です。


歴戦の強者に混じってどこまで行けるか楽しみです。


*******************************************


特にわが国では、マクラーレン/ホンダのPU供給解消の張本人的な見られ方で、

それを機に反感を持たれている向きも多いようですが、

当方は彼の驚くべき適応力や、競技への熱意、強靭な精神力など、

やはり歴史的存在のドライバーと感じます。


ここへきて、アンドレッティのチームからインディ500参戦の交渉中との報道が出てきました。

但しチームはホンダエンジンユーザーであり、

以前からホンダ側が同意しないだろうといわれていました。


当方の見立てですが、ダカールラリーでトヨタ関連のプロジェクトが一旦終結すれば、

何らかの条件のもとで、アンドレッティからインディ500参戦の契約が成立することも

あり得るように思います。

そう、まさかのマクラーレン復帰を果たした時のように。


    ◇    ◇    ◇


当時のホンダ側からは、孤軍奮闘ともいえる果敢な戦いぶりを見せたアロンソに対し、

「上位で戦えるパワーユニットを与えられずに申し訳ない」というようなコメントがあり、

ホンダ側が約束を果たすチャンスという見方もできるでしょう。


アロンソがホンダの顔に泥を塗った、という見方はあながち間違ってはいないと思いますが、

当方はむしろ

「マクラーレンがホンダとのコンビを解消するためにアロンソの言動を利用した」

ように捉えています。


チーム側はドライバーの発言の影響力の大きさを当然承知しているので、

(特に営業畑の人間(=ザク ブラウン)は)

ネガティブととられ得るコメントには、何らかの補足なり"真意の説明"なりをするものですが、

当時のマクラーレンにはそういった動きが殆んどなく、

逆にクローズアップさせていたように思います。


昨2019年シーズン当初、アロンソの関与(テストドライブなど)を強く匂わせながら、

サインツとノリスが想像以上の活躍ぶりを示すにつれて、

「アロンソの復帰するシートは無い」などと、

第三者としても「どの口が言うか!」と怒りを覚えるほどです。


ホンダ側はマクラーレン(むしろザク ブラウン個人か?)のやり口には辟易の筈で、

2020年シーズンのマクラーレン名義のインディカー参戦に際し、

エンジン供給を断ったのは当然といえます。

(アロンソもマクラーレンからのインディ出走は断るでしょう)


あくまで推論ですが、ホンダ側が「恩讐を超えて」、

アロンソが「専属」の状態でインディ500制覇を成し遂げられれば、

「お互いの忠誠心」を示すエピソードとして、広報効果としても申し分ないようにも思います。


むしろ、ホンダ陣営の他チームやレギュラードライバー陣から、

「なぜアロンソを厚遇するのだ?」といった反発が生まれる可能性がありそうで、

それが障害になるようには思います。


    ◇    ◇    ◇


さて、妄想はとどまるところを知りません(笑)

アロンソが首尾よくインディ500を制した、あるいは百歩譲って健闘を見せた場合、

「レッドブルから2021年F1復帰」もあり得るのでは!?


絶頂期に差し掛かろうとするフェルスタッペンを擁するレッドブル、

2020年シーズンのチャンピオン奪取に向けて意気上がるところですが、

メルセデス、フェラーリのライバル陣営に対し、

「勝てるドライバーが一人だけ」という弱みは否定できません。


昨シーズン後半、新人アルボンは大器の可能性を感じさせる走りを見せましたが、

実力派ではあれど、いわゆる天才肌ではないように思います。

上位3チーム、ほぼ僅差の6台の中で、すぐにトップ争いに加われるか?という点では、

いちばん資質の近そうなボッタスのキャリアの過程を見ても、

正直言って荷が重いのではないかと想像します。


アルボンの「脱皮ぶり」次第ではありますが、

即戦力を期待できる助っ人として、アロンソ以上の選択肢はないでしょう。

(アルボンには大きな将来性があること間違いなしですが)


レッドブル側は「アロンソの名前はホンダの前では禁句」などと可能性を全否定していますが、

逆に「ホンダが推すならアロンソ起用もあり得る」という捉え方もできますよ(笑)


    ◇    ◇    ◇


荒唐無稽な「初夢」ではありますが、

長らく最強ドライバーとしての存在感を示し続けたアロンソ、

円熟期のハミルトンや、フェルスタッペン、ルクレールらと王座を掛けたバトルを見たいものだと願っています。


Posted at 2020/01/10 23:01:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | モーターレーシング | クルマ

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「当方整備したXZ400、オーナーがヤフーオークション出品中。https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1133385862
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灸太郎くん(キュウタロクン)です。 職業・思想・信条・立場など違えど 共通の話題で交流できるのは良いですね。 記述は残ることを意識しています。 ...
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