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灸太郎くんのブログ一覧

2020年01月10日 イイね!

稀代の勝負師 F.アロンソ

.

アロンソのダカールラリー挑戦が報じられていますね。


何でも岩にヒットして片側の前輪を飛ばすほどのダメージを受けるも、

スペアパーツを使ってコドライバーとともに自力修理!で戦列復帰を果たし、

着実に上位進出しつつある模様です。


歴戦の強者に混じってどこまで行けるか楽しみです。


*******************************************


特にわが国では、マクラーレン/ホンダのPU供給解消の張本人的な見られ方で、

それを機に反感を持たれている向きも多いようですが、

当方は彼の驚くべき適応力や、競技への熱意、強靭な精神力など、

やはり歴史的存在のドライバーと感じます。


ここへきて、アンドレッティのチームからインディ500参戦の交渉中との報道が出てきました。

但しチームはホンダエンジンユーザーであり、

以前からホンダ側が同意しないだろうといわれていました。


当方の見立てですが、ダカールラリーでトヨタ関連のプロジェクトが一旦終結すれば、

何らかの条件のもとで、アンドレッティからインディ500参戦の契約が成立することも

あり得るように思います。

そう、まさかのマクラーレン復帰を果たした時のように。


    ◇    ◇    ◇


当時のホンダ側からは、孤軍奮闘ともいえる果敢な戦いぶりを見せたアロンソに対し、

「上位で戦えるパワーユニットを与えられずに申し訳ない」というようなコメントがあり、

ホンダ側が約束を果たすチャンスという見方もできるでしょう。


アロンソがホンダの顔に泥を塗った、という見方はあながち間違ってはいないと思いますが、

当方はむしろ

「マクラーレンがホンダとのコンビを解消するためにアロンソの言動を利用した」

ように捉えています。


チーム側はドライバーの発言の影響力の大きさを当然承知しているので、

(特に営業畑の人間(=ザク ブラウン)は)

ネガティブととられ得るコメントには、何らかの補足なり"真意の説明"なりをするものですが、

当時のマクラーレンにはそういった動きが殆んどなく、

逆にクローズアップさせていたように思います。


昨2019年シーズン当初、アロンソの関与(テストドライブなど)を強く匂わせながら、

サインツとノリスが想像以上の活躍ぶりを示すにつれて、

「アロンソの復帰するシートは無い」などと、

第三者としても「どの口が言うか!」と怒りを覚えるほどです。


ホンダ側はマクラーレン(むしろザク ブラウン個人か?)のやり口には辟易の筈で、

2020年シーズンのマクラーレン名義のインディカー参戦に際し、

エンジン供給を断ったのは当然といえます。

(アロンソもマクラーレンからのインディ出走は断るでしょう)


あくまで推論ですが、ホンダ側が「恩讐を超えて」、

アロンソが「専属」の状態でインディ500制覇を成し遂げられれば、

「お互いの忠誠心」を示すエピソードとして、広報効果としても申し分ないようにも思います。


むしろ、ホンダ陣営の他チームやレギュラードライバー陣から、

「なぜアロンソを厚遇するのだ?」といった反発が生まれる可能性がありそうで、

それが障害になるようには思います。


    ◇    ◇    ◇


さて、妄想はとどまるところを知りません(笑)

アロンソが首尾よくインディ500を制した、あるいは百歩譲って健闘を見せた場合、

「レッドブルから2021年F1復帰」もあり得るのでは!?


絶頂期に差し掛かろうとするフェルスタッペンを擁するレッドブル、

2020年シーズンのチャンピオン奪取に向けて意気上がるところですが、

メルセデス、フェラーリのライバル陣営に対し、

「勝てるドライバーが一人だけ」という弱みは否定できません。


昨シーズン後半、新人アルボンは大器の可能性を感じさせる走りを見せましたが、

実力派ではあれど、いわゆる天才肌ではないように思います。

上位3チーム、ほぼ僅差の6台の中で、すぐにトップ争いに加われるか?という点では、

いちばん資質の近そうなボッタスのキャリアの過程を見ても、

正直言って荷が重いのではないかと想像します。


アルボンの「脱皮ぶり」次第ではありますが、

即戦力を期待できる助っ人として、アロンソ以上の選択肢はないでしょう。

(アルボンには大きな将来性があること間違いなしですが)


レッドブル側は「アロンソの名前はホンダの前では禁句」などと可能性を全否定していますが、

逆に「ホンダが推すならアロンソ起用もあり得る」という捉え方もできますよ(笑)


    ◇    ◇    ◇


荒唐無稽な「初夢」ではありますが、

長らく最強ドライバーとしての存在感を示し続けたアロンソ、

円熟期のハミルトンや、フェルスタッペン、ルクレールらと王座を掛けたバトルを見たいものだと願っています。


Posted at 2020/01/10 23:01:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | モーターレーシング | クルマ

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