M2ミーティングを終え、向かった先は、静岡は御殿場でした。
御殿場のホテルに泊まり、翌早朝、向かった先は、富士スピードウェイ。
ロードスターパーティレースの交流戦出場の78号車、出来選手のサポートのためです。
日本海を北上する、台風17号の影響で、前日夕方から雨。
レース当日はもちろん、雨。時折、非常に強い雨粒が叩きつける状況。
アブナイレースになりそうな予感が満載の中、朝からピットにレース主催の方がやってきて、「今日は絶対に走りますから!レースはやりますから!」と、笑顔で言って周ってました。
「またか...」
思い出すのは、
2年前の10月、袖ヶ浦でのマツ耐...
予選は、早々に雨足が強くなり、赤旗中断。
走行再開されても、雨足が目まぐるしく変わり、非常に難しい予選となりました。
公式予選レポート
この後の走行イベントでも、雨による路面状況の悪化との事で、赤旗中断を繰り返しておりました。
強い雨の降るコースは、非常に危険で、クルマが巻き上げる雨水が水幕となり、後方のドライバーの視界を遮ります。
ただでさえグリップしない状況、前が見えない訳です。
自分の前に2台3台とクルマが並べば、水幕は広くなり、自分のクルマの周囲を包みます。もう、ホワイトアウト状態です。
そんな危険な状況で、各走行イベントが進められ、ロードスターパーティレースも決勝レースを迎えます。
決勝公式レポート
出来選手は、18番手からスタート。
スタート直前から雨足が強くなり、大変に危険でスリリングなレースとなりました。
上記に記したような状況の中、無事にチェッカーを受け、帰って来てくれ、ほっと胸を撫でおろしました。
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レース終了後、全車車両保管となります。
いつもの筑波と違って、富士では、車検場での車両保管となります。
ただただ待つだけの時間ではありますが、車両保管が解除されれば、クルマの回収に行かなくてはなりません。
つまり、ランチに行けない。
朝6時前にサーキット入り、ちょうどお昼時にレースは終わっているのに...
この間、車両の確認のほかに、レース中のペナルティなどの審議や裁定、通告なども行われます。
これら、すべてが終わらないと、車両保管は解除されません。
時間がかかる場合もあるし、かからない場合もある。
つまり、保管解除まで待機です。
のんびり飯食ってる場合じゃない訳です。
結果、車両保管は結構な時間を要し、ようやく解除となったところで、今度は公道車検を受けなくてはならないため、その準備と受検。
それをのんびりやって、いつまでも受検しないと、正式結果が出ない訳です。
結果、ランチにありつけたのは、16時の事でした...
次戦は筑波サーキット、もつ定食いたいけど、おにぎり持って行きます。
タイミングが合えば、おにぎりは持って帰って、もつ定食べますが。(笑)
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最近、特に感じる事ですが、パーティレースや関連するイベント、
安全より、面白さを優先しているところがあるように感じます。
とんでもない雨風の中、競技を強行したり、ココには書きませんが、かなりビックリするような事を、レース主催側がやっています。
そのうち、死者が出る気がしてなりません。
ワタシたちが、現地を跡にした後の事ですが、マツ耐、走行時間5分を残して、赤旗終了となったと聞きました。
赤旗の原因は、1コーナーで複数台がからむ、大きなクラッシュ。
救急車も出たとの事です。
どう言った状況の事なのかは分かりませんが、安全を重視せよ、と言う警告なんじゃないかと思います。
危険を伴う競技をやっている訳ですから、危ないのは当たり前、ではありません。
アブナイから、厳格な規則があり、その元で走っている。だから、成り立っている訳です。
ドライバーの無事を祈ります。
パドックでは、マツダ関係のイベントで、たくさんのマツダ車が集まっておりました。
出展テントも多数出ていましたが、強風に時折降る強い雨のため、早々に撤収。
予定されていたステージイベントも、かなり中止になったそうです。
その裏では、走行イベントが強行されていましたが。(笑)
誰のための、何のためのイベントだったのか、考えてしまいます。