去年からちょっとずつ山歩きをするようになりました。
最初はキャンプの延長で、ただのキャンプに飽きてきたのでちょっと山を歩いてキャンプしたいな、ってのが発端だった気がします。
だんだん山の方が主体になってきて、キャンプギアより登山ギアの目線で選ぶことが多くなってきました。
春夏秋冬一通りの季節も過ごしてみて、登山ギアもけっこうこなれてきた気がします。
生き残っているものって何だろう?
整理してみたくなりました。
衣・食・住・移動・情報の5大カテゴリーにザっと分けて、ヘビロテ用品を列挙してみようと思います。
●衣(ウェア)
恩恵の度合いが大きいので冬物が多くなります。
①mont-bellサーマラップパーカ
②MILLETワッフルウールクルー
③おたふくBTデュアル3Dファーストレイヤーショートスリーブクルーネックシャツ(おたふくのアミアミ)
④duerfusaの冬用トレッキングパンツ
⑤ARBNスキーグローブ
2000mまでの冬山は、これでオッケー!な感じです。
歩いているときはおたふくのアミアミ+ミレーのワッフルウール、休憩時はサーマラップパーカを羽織る。このペラッペラの3枚だけで十分温かい。
本家ミレーのアミアミも持ってはいるのですが、私には保温性が高過ぎてちょっと暑い。コスパの面でもおたふくに軍配が挙がります。
グローブもARBNの5本指インナー+アウターミトンの組み合わせで快適でした。
トレッキングパンツはTheNorthFaceのバーブサーマルパンツもあって、性能的にはもちろんいいのですが、Duerfusaの1本2990円のコスパには到底及ばない。
もう圧倒的にDuerfusaばっかり履いてます。
ちなみに以前のブログで挙げたKARPOSのフリースは、2000mくらいまでの山だと温かすぎてちょっと持て余してしまいます^^;
恩恵にあずかる為にはもっと本格的な雪山に行かねば。
⑥KEEN Ridge Flex Mid WP
これで行けるところは全部これで行きたい!
と思えるくらい、私にとってはストレスフリーな1足です。
⑦メリノウールソックス
登山を始めるにあたってmont-bell新宿店で初めての登山靴選びの際に一番衝撃だったのが靴ではなくてメリノウールソックスでした。
なんて履き心地がいいんだろうと思いました。
今までの人生で分厚いウールソックスを履くなんて考えたこともなかったのに、今では始終ウールソックスです笑
写真はDarn Toughですが、履き心地の良さではmont-bellのいいヤツの方がいいかも。Darn Toughとmont-bellを愛用しています。
⑧Buff
薄くて長ーいネックゲイターと思ってもらえればいいかと思います。
いろんな巻き方が出来るのと、分厚くなくてUVカットの機能もあるので通年で使えます。春夏で暑いときは手首に巻いて汗をぬぐうのにも使えます。すっごく便利♪
⑨アームカバー
春~秋は半袖のカットソーやTシャツにアームカバーでした。
暑くなったらアームカバーだけ取っちゃえばいいので簡単♪
⑩ロングゲイター
靴やパンツの汚れも防げるし、突然の雨にも強い。
⑪凌ぎ:ツユハラヒ
防水の巻きスカートのようなもの。
突然の雨に見舞われたときに、レインジャケットはすぐ着れてもレインパンツはすぐには履けません。そうこうしているうちにずぶ濡れになってしまう。
その点これはパッと広げて腰に巻いて縛ればいいだけなので、すぐ対応できます。ロングゲイターを常に着けておけば、たいていの雨はツユハラヒ+ロングゲイターで凌げます。
雨以外でも、濡れた場所で休むときとか、これを広げて敷けばいい。
⑫MILLET:ティフォン50000ストレッチジャケット
いわゆるレインジャケットですが、薄くてしなやかで透湿性がめっちゃ高くてストレッチが効くのでレインジャケットとは思えない着心地の良さ。ソフトシェルとしても使えます。
●食
⑬EVERNEW Ti Mug pot 500 ECA537
⑭ミュニーク X-Mesh Stove XMS-02S
⑮SEA TO SUMMIT X-CUP
⑯ノーブランド:アルコールストーブ
この写真の左から2番目、右から2番目を除外した4つです。
これに⑰BRSの極小バーナーと⑱SOTOの105サイズOD缶、⑲wildoのファイヤースターターを加えたセットを常に携行しています。
⑳CNOC VECTO
丈夫だし口をガバッと開けて丸洗いできるのがいい。
㉑ソーヤー マイクロスクィーズフィルター
常備してます。これで浄化して煮沸すればたいていの汚水は飲めるだろ、と思っています。
●住
㉒3F UL GEAR Lanshan2 Pro
買ったばかりのNEMO Dragonfly BIKE PACK 2Pも使い勝手はいいのですが、やはり冬はちょっと寒いしその割に重い。オールシーズンで考えるとLanshan2 Proに軍配が挙がります。
㉓Gear Doctor Apollo Air
この下に敷くマットは状況に応じて色々と変えていくのですが、エアマットはこれ一択です。価格と性能のバランスが絶妙なマットだと思います。
㉔Carry the sun
ソーラー充電なので、ザックの頭につけとけばテン場に着くまでに充電出来てる。軽量コンパクトで明るさも十分。
㉕SOL Escape Bivy Tactical
シュラフに関してはいまだにどういう組み合わせを持っておけば軽量かつオールシーズンカバー出来るのか?モヤモヤしてます。
でも、その組み合わせの中に必ず入れているのがこのEscape Bivy。たとえ日帰りでも、緊急用として必ずバックパックに常備しています。
●移動
㉖パーゴワークス:パスファインダー
救急用品、地図、コンパス、ヘッドランプ等、歩きながら取り出したいもの、欲しいときにサッと出てきて欲しいものたち、を収納しています。
バックパックは行程に応じて容量の異なるものを使い、それぞれがヘビロテなのですが、どのバックパックでも必ず使うのがこのパスファインダーです。
㉗ストック(トレッキングポール)
安物ですが、その割に見た目が安っぽくなくて、それなりに軽量で丈夫なので気に入っています。Lanshan2 Proを使うときにはテントポールにもなります。
㉘マイルストーン:MS-H2
ヘッドランプとして私が備えていて欲しいと思う機能をほぼ満たしています。
充電式バッテリーと市販の電池の両方が使えること・バッテリー単体で充電できる(電池駆動している間に充電できる)こと・夜の山を歩くのに必要な最低限の光量があること・ザック等に収納して持ち運んでいる間に誤って点灯してしまわないこと・赤色灯になること(この機能はない)・そこそこ軽量であること。
特に充電式バッテリーと市販電池の両方が使えるのが大きなポイントでした。
山中では充電はモバイルバッテリーに頼るしかありません。モバイルバッテリーが切れたらアウトです。でも電池が使えれば予備の電池さえ持っておけば持った分だけ延命できます。これは非常時には大きなメリットになります。
また、バッテリー単体で充電可能=バッテリー自体に充電用のUSBスロットがある=ヘッドランプ側に充電スロットがある訳ではない、というのが、欲しいけどきっとどこのメーカーも作らんだろうなと思っていた機能で、キミは賢い!と絶賛しました^^
●情報
㉙YAMAP
道具ではなくてアプリですが、位置情報を得る・位置情報を共有するために必須のアイテムです。
㉚モバイルバッテリー
山行で最も重要な情報源はスマホですが、バッテリーが切れたスマホは魔法が切れてカボチャに戻った馬車みたいなものです。
急速充電が出来ること、自充電用のプラグが内蔵されていること、TYPE-C、USBミニ、ライトニングの充電コードが内蔵になっていること、というのが要求スペックです。
10000mhaと20000mhaの2つを使っています。
これさえあれば別途充電ケーブルを持たなくていい。
㉛温度・湿度計
INKBIRDというセンサーを使っています。Bluetooth経由でスマホ上で温度・湿度の推移を確認出来ます。夏・冬のテン泊時や山歩き中のデータを取って、テン泊環境、ウェアの改善に役立てています。
以上、買ってよかった山のヘビロテ商品たちでした^^