黒トラのブログ一覧

スカイラインのマニュアルトランスミッションの話です。

油温など上がってくると、
4速にシフトアップする時に、
まるでシンクロが無いかのように、ガリっとギア鳴りすることが多いです。
きっかけはあって、TC1000で無理してシフトアップを速く操作した時からなので、
それでシンクロを痛めてしまったと、仕方無いとは思っています。
ただ、停止状態で、1速に入れる時にも、ガリっと鳴るようになったので、
クラッチの切れが悪い？とも考えました。

今使っているクラッチは、ORC 409D メタルシングルダンパー付きです。

切れが悪く感じるなら、ATSのメタルが良いと勧められたのですが、
とりあえず今回はOHキットで、クラッチディスクと、プレッシャープレートのみ、
交換することにしました。

どうせ交換するのならと、SE機構付きのものにしました。


このレリーズベアリング側に付いた黒いリングがSE機構です。

別に僕が乗る分には、半クラッチに困っている訳では無いのですが、
作業などのために他人が乗る時に、エンストしまくられることが多い対策に、
半クラッチが増えるというSE機構付きにしました。

ステルスガレージに預けて、交換してもらいました。
交換したディスクもプレッシャープレートも、大して摩耗せず、
反りなどの歪みは見た目全く分かりません。

乗った感じは、多少切れが良くなったような気がする程度、
温まってくると4速ギア鳴りは、残念ながらそのままでした。

14年くらい前に新品購入した409Dと、
SE機構付きに互換性が一応心配でしたが、
何も問題ありませんでした。

SE機構で乗り易くなったかというと、
多少つながりがマイルドになったかなぁというくらいで、
結局下手な人はエンストさせるし、
上手ければエンストはさせないだろうとしか言いようが無いです。