大詰めを迎えた北海道旅行。
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雲はそこそこ流れているものの青空も見えて気持ちの良い朝のスタートを迎えました。
この日は《タウシュベツ橋梁》に行きます。
帯広市の北にある糠平湖(ぬかびらこ)に昭和14年に作られた旧国鉄士幌線のアーチ式鉄橋。
湖の水位変動により水没したり姿を現したりするので「幻の橋」と呼ばれてます。
近年、風化が進み、冬季湖面凍結を繰り返して崩壊寸前と言われ、この姿を見られるは今年で最後かもしれません。
橋梁に行くには《十勝西部森林管理署東大雪支署》が管理する林道(入口は施錠)を使わなければならないので、その通行許可証をもらいにやってきました。
書類に住所氏名・車両番号など記載し、署員から注意事項の説明を受けて林道入口の鍵を受け取ります。
当初は週末土日のどちらかに来る予定でスケジュール組んでいたのですが、
この森林署の鍵貸し出しは月~金で土日は休みというのを直前に知ったので慌ててスケジュール変更したわけです。
(まぁ、普通お役所は土日休みだよねぇ。そこに気付かなかった??)
なので今回少し長めの旅行になってしまいました。
ちなみに民間運営の橋梁ガイドツアー(有料)は土日もありますが、このツアーではドローン禁止なので自力で行く方法を選択したという事です。
先ずは糠平湖の橋梁展望台に行ってみます。
入口には・・・
『タウシュベツ橋梁は水没中です!』
えぇぇーーー(T_T)
クマ出ても不思議ではない。
そして・・・
えぇっ!?
完全水没。。
橋梁一部の鉄筋2本飛び出てるのが見えただけ(笑)
マジか~~~
実は7月上旬の大雨によって水位が徐々に上がってきてる情報は北海道に来る2週間程前に得てました。
同時にダム放流も始まったらしいので水位が下がるのではないかと僅かな希望を持って来たのに。
折角林道の鍵を借りて来たので林道に行くだけ行ってみよう!
そしてカギ。
これを開けて林道に入ります。
写真では分からないけど路面はかなりの穴ボコが空いていてデンジャラス。
林道幅員は約3m、待避所はあるが間隔はわからない。
現在カギを借りてる人は私を除いて3名だとか。
橋梁の奥の林道は工事中のため工事車両の往来があると言う。
穴ボコさけるために徒歩か速足程度のスピードでしか車は進めない。
しかも目的地までは約4kmと遠い。
時間にすると片道おおよそ40分程度は掛かるだろう。
この40分間に他の3名や工事車両と対向する可能性があるということだ。
前日の釧路湿原展望台の時よりはるかにリスキー。
突然対向車両が来たらバックするしかないけど穴ボコにはまっちゃうよ。
水没してるしドローンも無いし。
行くの諦めた!
決断早いです(^^;;
林道の鍵を借りてきたけどそこまで無理して見に行く必要はないからねぇ。
森林署に戻る途中、目的の物ではないけどこの付近にこのような橋梁がいくつか残されてました。
写真は《第三音更川橋梁》
鍵を返却した後は、森林署から近くにある《ナイタイ高原牧場》に行ってみた。
日本一広い公共牧場だそうです。
とにかく視界に入るものはすべて牧場。
牧場敷地入口から終点頂上レストハウスまで草原の中を走る道路は2km程あったかと思います。
曇りで霞んでるのでよく見えませんが晴れてれば眼下に十勝平野が広がる。
ここでも牛さんは人気者。
天気は微妙でしたがのんびり緑一面を眺めていると、非日常の時間はゆったり流れてとても癒されました。
レストハウスは数年前の台風で被害を受けたので仮設で営業してるそうです。
◆ルート
つづく。
■北海道観光 2018
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②道北へ(7/16) ⇒
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③エサヌカ線《ドローン》・宗谷岬(7/17)⇒
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④オロロン街道《ドローン》 そして悲劇は起きた(7/18)⇒
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⑤決死のドローン捜索~宗谷丘陵(7/19)⇒
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⑥稚内から網走へ(7/20) ⇒
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⑦天に続く道~知床半島(7/21)⇒
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⑧釧路湿原(7/22) ⇒
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⑨水没してますー! そして高原牧場へ(7/23)⇒
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⑩昭和新山~さよなら北海道(7/24)⇒
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⑪福島県沖洋上発電所・そして本州へ(7/25)⇒
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◆ドローン空撮◆
エサヌカ線の野性の鹿 ⇒
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MR-X 走行自撮り part2 in 北海道2018 ⇒
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ドライブ_北海道2018 | 日記
Posted at
2018/08/07 20:42:32