W113 250SLのブログ一覧

出掛ける気力もないし、良い天気だし。

そんな訳で、クルマ関係の車検準備も残っておりますが、パーツもこれから調達するつもりだったので何もできない状態であり、取り敢えず2台の2輪の調整をしました。
と言っても、エンジン掛けて家の前をトコトコ走るだけ。

1号機、タイヤがヒビ割れて限界、

12V、純正二次クラッチ、ハイギヤ、5速クロスミッション装備

2号機、こちらは去年手を入れて当分は大丈夫、

6V、純正二次クラッチ、4速リターン装備

元は2台共ビジネスバイクのエンジンですが、ギヤ比の変更で全く違う面白い走りになります。

機械物は放っておくと、いざという時に役に立ちません。
エンジンを掛け、キャブレターのフロートチャンバー内の燃料を入れ替えるだけでも、意味があります。

老後は、いつまで維持できるんだろうか？

世間では尋常じゃない騒動になっております。

ポカポカ陽気でしたが、外出もままならず、本日も車検前の整備ということで、113のフロントブレーキパッドの交換を実施しました。

前回は、ブログによると6年前にキャリパーOHを兼ねて、パッド交換しています。

先ずは、ジャッキアップしてリジットラックで支持します。

気のせいか、ゴムが割れているようにも見えるのでジャッキで補助しておきます。

リザーバータンクのフルードがここ迄減っておりますが、ココに限っては減ったから

足せば良いということではなく、パッドの減り具合を代用して可視が可能です。

コンプレッサーを使って、インパクトレンチでタイヤを外します。

ジャッキアップした後にホイールボルトが緩められるのは楽です。

偏摩耗もなく、ローターが綺麗

パッドは残り6mmというところでしょうか。

パッドを固定しているリテーナーピンをピンポンチで右側から叩いて抜きます。

φ4のピンポンチがぴったり。

ホルダーを外して両側の減り具合を確認、重要なのは両側均等に減っているかです。

前回がそうでしたが、均等に減っていなければOHの時期と見るべきです。

パッドを引っ張って、外します。

パッドの穴にドライバー等で抉れば簡単に外れます。

たまに登場するブレーキスプレッダー、

これで、出てきたピストンを強制的に押し戻します。

一気に押し戻すのではなく、押したり戻したりして、

徐々にピストンを戻していきます。

エアー吹いて清掃、こりゃ楽ですなー、メルセデスはピストンにゴムカバーが付く

のでピストンの清掃が不要、英国車なんかピストン剥き出しだもんなぁ。

パッドの裏にパッドグリースを塗ります。

取説によると側面にも塗れとあります。

リテーナーピンでパッドを固定しようとしたら問題発生、右の黒いスプリングピンの

役目をする部分の割りが浅く、穴より小さくて固定できませんがな。

迷わず、ドライバーで広げて径を大きくしますが、嵌めると緩くて超危険と判断

ATEのロゴがなかったのでこれはリプロパーツだな、こんなことがあるんだなぁ。

仕方なく、上側に正規の新しいリテーナーピンを入れ、下側は旧品を使い回します。

ドイチュランドのパーツ屋もやってくれるよなぁ。

左側も着手、

こちら側もローターが綺麗

キャリパー内を清掃して、

新しいパッドを装着します。

リテーナーピンを打ち込みます。

割りを下に向けた方が、水分が抜けて良いと思います。

こちらも終了、作業時間の大半が清掃ですが、

割と短時間で終わりました。

リザーバーのフルードはこの位迄戻ってきました。

近日中にフルードは全量交換予定です。

パッドの新旧比較、交換は2年後の車検でも良かったかも。

今回は早めの交換となりました。

何事もなかったかのように着地、

ホイールボルトを規定トルクで締め付けて終了

試運転がてら、近所のホームセンターに買い物へ行き、異常のない事を確認

おーっ、イエローフォグがエエ感じやん。