2024年04月09日
決勝には三笠宮彬子女王殿下が来賓されました。
国歌斉唱は航空自衛隊の音楽隊の方々
金曜日のFP2こそ雨が降り
路面コンディションが悪くなったものの
雨の予報もあった中
決勝はまさかの最高の観戦日和
スタートタイヤは上位勢がミディアム
中盤以降がソフトを選択が多い印象
ミディアム勢の中でRBが一番後ろなので
スタートが肝になりそうです。
そのスタートで角田がスタート失敗し
リカルドが巻き込まれた感じになり後退
ここにアルボンが入ってきて
この2台が接触しコースアウト
いきなり赤旗中断となります。
この中断で各チームに作戦の変化が起き
残りを2セットのハードで走り切るのか
2回目のスタートを
ソフトでポジションアップを狙うのか
当初の作戦を続けるのか分かれました。
メルセデスはハードに替え
スタートをミスした角田はソフトでリスタート
2回目のスタートは接触もなく無事に再開
リスタートで角田はポジションを取り戻し9位へ
ソフト勢はやはりタイヤが持たなく
7周目にボッタス
そして角田は8周目にピットです。
心配だったザウバーのピットも
今回はまずまずのタイムで送り出しました。
そのザウバーでは周がピット後の14周にリタイア
次戦は母国開催なので不安要素が残ります。
上位のピットはタイヤがきつめのノリスから
14周目にはペレス、サインツがピットです。
フェラーリも戦略を変え
ルクレールはロングスティントの戦略
ハード2セットで実質1ピット戦略を狙った
メルセデスですが、マクラーレン同様
タイヤに厳しいマシン特性もあって
徐々にポジションを落としていく展開
想定よりもペースの悪いことに
ドライバーからも疑問の声が出ています。
ペレスの次の周回にピットへ入った
フェルスタッペンは
21周目にルクレールをパスしトップへ復帰
最近はトップ独走が多いこともあり
国際映像になかなか映らないことが増えましたが
今回はさらにピットイン時もワイプ扱いでした。。
ペースの悪さに痺れを切らしたメルセデスは
23周目にラッセルからピットへ
実質1ピット作戦を諦めた形です。
そして今回のレースの注目だったのが
この直後に入ったピットイン
マグヌッセンが先頭の10位争いの
5台が同時ピットイン
この集団に角田も入っていたのですが
ピットイン時は4台目の位置
この時点ではトラックポジションでしか
わからなかったのですが
角田が一気にポジションアップ
そしてピット出口の映像が出てみると
角田が先頭にピットアウトし
さらにアンダーカットを仕掛けていた
オコンまでも抑え切って11位で復帰
さらにピット直後のアンダー状態を乗り切ると
ストラテジーが違うので抜かす必要もなかった
ヒュルケンベルグをコース上でパスし10位へ
36周目ペレスはルクレールをパスし3位へ
サインツはあと一回ピットへ入るので
実質これでレッドブル1-2となりました。
そしてフェラーリは46周目に
ルクレールとサインツのポジションを交換し
サインツは表彰台圏内へ
終盤やっとフェルスタッペンが移った時には
すでにチェッカーのタイミング
今回も危なげないレースでした。
角田も最終スティントで
きちんとタイヤをコントロールし
鈴鹿での初ポイントをゲットです。
タイヤにきついながらも
きちんとポイントを取ってきた
メルセデスとマクラーレン
アロンソは
第1スティントにソフトを履きながらも
タイヤをきっちり持たせ
メルセデスの前でチェッカー
本人も納得のレースでした。
そしてトップ5チームが強い今年のF1で
貴重な1ポイントを取った角田と
あの局面でベストのピット作業をしたRBには
世界からは賞賛の声が上がっていました。
今回春開催となって鈴鹿は
日本全体で開花が遅れた桜のタイミングが
開催週にバッチリ見頃だったこと
気温が想定より高くタイヤが厳しかったことで
マシンの追い越しが多く
現地観戦、視聴者ともども
満足だった1戦となりました。
Posted at 2024/04/11 05:25:33 | |
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