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イイね!
2017年06月03日

レッドブルエアレース千葉2017予選

レッドブルエアレース千葉2017予選 今年も楽しみにしていたレッドブルエアレース千葉2017に行って来ました(*^-^*)

今年は予選、決勝と二日間の観戦をしました。
昨年は予選を見に行くも、天候悪化により予選がキャンセルとなり、決勝は自宅で観戦していましたが、室屋さんが悲願の初優勝を成し遂げたのを見ていて、生で室屋さんの優勝した姿を見たかったという強い思いがありました。


そして今年の第二戦、サンディエゴ戦での優勝!

千葉戦にも期待せずにはいられないという思いから、今年は二日間の観戦で思いっきり楽しもうと決めたのでした!!


観戦エリアも予選、決勝とそれぞれ別々のエリアから観戦しました。
今回は撮影した枚数も多く、当初は予選、決勝を纏めて記事にしようかと思いましたが、せっかく予選、決勝と見に行ったのですから、二部構成にしてブログをアップする事にしました。





まずは初日の予選の模様から
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前日のフリープラクティスが強風によりキャンセルになっていたので、予選当日が心配でしたが、当日は快晴で富士山も見えるほどでした。







予選はスタート、ゴールエリアから観戦しました。
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ゲートオープンは10時でしたが、私は最前列から観戦したくて朝早くから並びました。
その甲斐あって、無事に最前列を確保する事が出来ました。
チェッカーフラッグのゲートがスタート、ゴールの位置になります。
今年からオフィシャルタイムキーパーがハミルトンになり、ハミルトンユーザーの自分としては嬉しい限りです♪







予選は16時からなので、それまでの間は各選手のフリープラクティスの様子やサイドアクトを見て楽しんで過ごしました。
今年のサイドアクトでは零戦DC-3が展示飛行を行ってくれる事を知り、とても楽しみにしていたのでした。






フリープラクティス開始前にまずは自衛隊のヘリコプター「 アパッチ」がサイドアクトで登場。
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通常よりも高度を下げて低空周回(ローパス)しながらの飛行なので迫力ありました。





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映画「シンゴジラ」にも登場したらしいですね。
私は見ていないので知らなかったのですが、隣の方と話していたら教えてくれました。





千葉市からは消防ヘリコプター「おおとり」が登場。

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空中から水を投下する様子やホバリングしながらの救難デモンストレーションは見応えがありました。






フリープラクティス開始前には、レッドブルエアレースの解説者でもある、ポール・ボノムによるテストフライトがありました。

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現在は解説者として活躍されていますが、2015年に引退するまでは絶対王者として君臨し、3度の年間総合優勝を果たし、特に2015年は圧倒的な強さを誇り、全8戦中1位か2位のみでロヴィニ戦で8位が一度だけ。
ひとりだけ頭一つ抜き出ている感がありました。
シーズン終了後に引退を発表した時は、まだ誰も今のボノム選手に追い付けないまま引退されてしまう感じもあり、まだまだ現役で続けてほしい気持ちがありました。
現役の時から好きな選手だったので、再び幕張の空でボノムのフライトを見れたのは嬉しかったです。








初日はフリープラクティスと予選の様子を撮影しました。
マスタークラスの全14名の選手を載せてあります。


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クリスチャン・ボルトン選手

昨年のシーズン途中から、ハンネス・アルヒ選手に変わって参戦しているルーキーです。
不慮の事故で無くなったアルヒの分も含めてこれから活躍してもらいたいですね。

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フリープラクティス開始早々にゲート6でパイロンヒット!
私が観戦していたほぼ目の前での出来事で、パイロンヒット時にはボンッという破裂音が聞こえました。
機体には千切れたパイロンの一部が絡んでいるのを確認出来ます。
フリープラクティスではここでパイロンヒットをさせる選手が何名かいました。



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ペトル・コプシュテイン選手

参戦2年目の選手です。機体に描かれたイラストが目を引き、印象に残る機体となっています。
決勝で見せた活躍は本人も大満足だったと思います。







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ミカエル・ブラジョー選手

今年から参戦するルーキー。昨年に引退したナイジェル・ラム選手の機体を受け継ぎ、チームのスタッフはラム選手の時のメンバーがそのまま残っており、レースのノウハウは十分にあると思います。
マット・ホールがシーズン前に機体をEdge 540 V3に変更した事もあり、レッドブルエアレースで唯一のMXS-Rとなります。
機体に錆を施したペイントがカッコイイです。



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ゲート7の通称:千葉コーナーをターンするブラジョー選手。
参戦するパイロットの中でいちばん若いのがブラジョー選手。
イケメンなのもあって、女性ファンが増えそうです。




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カメラマンエリアのみ三脚の使用が可能となっており、またパイロンにも近いので迫力ある写真が撮れそうでした。




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フランソワ・ルボット選手

今年から機体のカラーリングを変更したルボット選手。
この機体も千葉戦が最後で次戦からは新機体で参戦する事が決まっています。

ルボットはバーチカルターン時の発声がかなりうるさいのが特徴 w
身体に最大で10G近くの重力が掛かるので、独特の呼吸法をマスターしている選手達ですが、その時の発声がかなり辛そうなのがカメラ越しに伝わってくるのです。




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カービー・チャンブリス選手

二度の総合優勝を誇るベテランパイロット。
サンディエゴ戦では4位に入り、その実力は今でも健在か





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ピート・マクロード選手

室屋さんと同期にデビューした2009年組のメンバーのひとりであり、同期の中では一番早く優勝したパイロットでもあります。
この日予選のトップタイムをマークしたのはマクロードでした。
実力もさることながら、レッドブルエアレースのイケメンパイロットと言えばこの人でしょう。





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室屋義秀選手

レッドブルエアレースに参戦する唯一の日本人選手であり、私がエアレースに興味を持つきっかけとなった選手です。
この日、一本目のフリープラクティスでは14名中、12位というタイムを記録し、何かトラブルでもあるのかと心配でしたが、機体のセッティングが合わず、タイムが出なかったみたいです。
続く二本目のフリープラクティスではセッティングも変更し、しっかりとタイムを縮めて5位にまで順位を上げてきました。
予選ではきっちりとタイムを出して4位で通過しました。
この辺りはさすがですね!












予選開始前にはサイドアクトでエアロバティックスによる演出もありました。
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エアロバティックス専用機でもあるエクストラ300








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マット・ホール選手

室屋さんと同期デビューの2009年組のひとり。
オーストラリアの空軍パイロット出身であり、エリートパイロットとして活躍していた華々しい経歴の持ち主です。
その実力は申し分なく、2015、2016年と年間総合2位になっており、年間総合優勝を十分に狙える選手です。
今シーズンから機体をそれまでのMXS-RからEdge 540 V3に乗り換えており、シーズン前半は機体のセットアップに費やすことになるだろうと言っておきながら予選5位はさすがとしか言いようがありません!




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マイケル・グーリアン選手

ベテランパイロットでもあるグーリアンは今シーズンは全てのレースでポイントを獲得している選手で現在ポイントランキング6位の選手です。





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ニコラス・イワノフ選手

私が応援している選手でもあります。
昨年の千葉戦のファンサービスで一緒に写真を撮ってもらい、サインと握手をしてくれた事がきっかけでファンになりました。
この選手はフライトにむらっ気があり、好調な時と不調の時の差が激しいものの、通算で5勝を上げていることから型にハマると速い選手だなという印象があります。





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ピーター・ポドランセック選手

参戦2年目の選手。サンディエゴ戦では自身初の表彰台を経験し、見事2位になりました。
機体の下側に向けられた特徴あるウイングレットを採用する唯一の機体です。






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フアン・ベラルデ選手

絶対王者 ポール・ボノムの機体を受け継ぐ男
開幕戦では自身初の表彰台を経験し見事2位になりました。
二戦を終えた時点で二位を記録しているのは参戦して間もない選手が表彰台に上がっており、今シーズンの混戦を予感させる内容でした。






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サンディエゴ戦から機体のカラーリングを変えた室屋さん
その初戦で見事優勝を果たした縁起の良いカラーリングになりました。
それまでのシルバーを基調としたカラーリングも渋くて好きでしたが、このカラーリングになってからはより目立つようになって、また撮影していてもシルバーだと空の色がグレーがかっている時は写真映えがイマイチでしたが、このカラーリングだとバッチリ目立つので写真映えするのもイイですね!





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マティアス・ドルダラー選手

昨年の年間総合チャンピオン。
圧倒的な強さを誇った昨シーズンは最終戦を前に年間総合優勝を決めてしまうほどの強さでした。
室屋さんと同期の2009年組で、室屋さんとは親友であり、良きライバルでもあります。
レース前にはドルダラーが室屋さんのホームでもある福島を表敬訪問し、そこでBBQをしながら和気あいあいと過ごす姿や、LC500をドライブして磐梯吾妻スカイラインに行った写真もアップされていましたね。

因みに2009年組とは、室屋さんをはじめ、ドルダラー、ホール、マクロードの4名を指します。
どの選手も優勝経験があり、ベテランパイロットの域に達している彼らは現在のレッドブルエアレースを牽引している存在だと言えましょう。

この日の予選も上位5名はションカ選手以外は全員が2009年組のメンバーですからね。



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マルティン・ションカ選手

今年、私が最も注目している選手。
昨年の千葉戦では室屋さんと最後まで争い、0.1秒の差で2位になった選手です。
今年の開幕戦のアブダビでは見事初優勝を飾り、続くサンディエゴ戦でも5位に入る安定した強さを発揮しています。
予選も3位で通過し、千葉に強いイメージがありますね。
今年は年間総合優勝争いに加わる選手のひとりだと思います。


予選は1位から8位までのタイム差が1秒以内という混戦極まる結果となり、さらに下位のパイロットとのタイム差も少なく、決勝レースが楽しみな結果となりました。



予選のハイライトを動画でご覧ください。











ここからは、サイドアクトの最大の注目でもある、零戦DC-3を撮影した画像をお届けいたします。

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DC-3

なんと1940年製のこの機体。今年で77周年を迎え、それを機に現在世界一周の旅に出ているのだそうです。
そのタイミングで今年はレッドブルエアレース千葉の会場でもある幕張に特別にやって来たのです。
しかも通常よりも高度を下げたローパスでの展示飛行はより貴重な飛行シーンでもありました。


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77年を経過した機体の主翼に海の光が反射してキラキラと輝く姿は何とも美しく、時を刻んだ翼を祝福しているかのようでした。

今回のサイドアクトで初めてその存在を知りましたが、伝説級の機体を間近で見るのは事が出来たのは本当に良い機会にだったと思います。









そしてこの日、最後のサイドアクトで満を持して登場したのは零戦です。

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パプアニューギニア島で発見された残骸から復元された機体であり、現存する4機のうち、現在も飛行できる貴重な1機になります。
その零戦が今回なんと70年ぶりに日本の空を飛ぶとあって、多くの方が関心を寄せていました。
生まれて初めて見る零戦。それがしかも飛行した姿で見られるなんて興奮せずにはいられませんでした。







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日も傾き始めた時間帯にゆっくりと幕張の上空をローパスする零戦
この日は車輪も格納しない状態でゆっくりと展示飛行を行ってくれました。








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夕日の中、去っていく零戦はこの日最後の演出として最高の役目を果たしてくれました。
かつて戦争の道具として開発された機体が、平和になった現代の日本の空に蘇り、その飛行する姿をこうして見ることが出来たことに感動しました。








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空もオレンジ色に染まり、光芒も出て美しい最後のシーンを見ながら会場を後にしました。


後半の
レッドブルエアレース千葉2017決勝へ続く
ブログ一覧 | レッドブルエアレース | 日記
Posted at 2017/06/11 23:15:02

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この記事へのコメント

2017年6月12日 6:19
こんにちは。お疲れさまです。

迫力満点のお写真の数々、大変楽しく見させて
頂ました。

会場で見ると相当な迫力なのでしょうね。

零戦が飛び去ってゆく、お写真。
とても、素敵です。
コメントへの返答
2017年6月12日 19:39
こんばんは。

たくさん撮った写真を選ぶ作業が大変でした^^;

会場で見ると飛行機のエンジン音、微かなスモークの匂いと相まって迫力があります。

夕日の中、飛び去っていく零戦は見えなくなるまで、ずっと眺めていました。

決勝の模様も後ほどアップしますので、また見に来てくださいね(^^)
2017年6月12日 18:16
こんにちは!

パイロンヒットの瞬間の写真。すごいですね!
撮りたくても撮れる写真じゃないですよねー。

そして零戦の写真。夕焼けの中でも陰影くっきりでこれまたすごいです!

また素晴らしい写真見せてください( ´∀`)
コメントへの返答
2017年6月12日 19:47
こんばんは。

偶然にもパイロンヒットの瞬間が撮れてしまったので、自分でも驚きました。

この日は零戦の飛ぶシチュエーションが本当に良かったと思います。
そのまま撮影すると、零戦が黒ずんでしまうので、暗い部分を明るくしてあります。

決勝は別のエリアから観戦したので、また違った写真をお届け出来ると思います。
また見に来てくださいね(^^)

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何シテル?   04/27 10:11
写真撮影が趣味です。 愛車をカッコよく撮りたいという事から軽い気持ちで手にしたカメラが今ではいちばんの趣味となってしまいました。 特に百里基地で戦闘機の撮影...

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