今年も偕楽園で開催された「夜梅祭」に行ってきました。
毎年3月に開催されるこのイベントを私たち夫婦は楽しみにしているのです。
夜にライトアップされた梅は昼間とはまた違った表情を見せてくれ、梅は夜にもっとも香りを強く発するということもあり、園内は梅の香りが漂います。
キャンドルアートによる演出も楽しみのひとつ。毎年、内容の違うキャンドルアートなので今年はどんなアートなのか楽しみにしているのです。
フィナーレは花火も上がり、水戸が誇る花火師「野村花火工業」さんによる打ち上げなので、これが見られるのも最大の楽しみなのです♪
夜梅祭当日は多くの人が訪れるので、ライトアップされた偕楽園の様子を先に撮りたかったので、あまり人がこない前日に撮影をしてきました。
「陰陽思想」を基に造られた偕楽園。
偕楽園の歩き方としては、表門から入り、孟宗竹林で「陰の世界」を中門を抜けると広がる梅林が「陽の世界」を感じることができるのです。
陰と陽の世界が広がる偕楽園の様子を知っていただければと思い、撮影順序が前後していますが、幻想的な夜の偕楽園をお届けしたいと思います。
それでは
表門から入り、偕楽園 光の散歩道を歩いて行くことにしましょう。
表門をくぐるとすぐに一の木戸があり、ここを抜けるといよいよ陰の世界へと足を踏み入れることになります。
坂を下っていくと左側には孟宗竹林が広がっています。
そこは幽玄の世界が広がり、ここを訪れると他とは違う空気感であることに気付く
ライトアップする事により、暗闇に照らし出された孟宗竹林は昼間よりもさらに幽玄な雰囲気を醸し出していると思います。
竹のライトアップなんてそうそう見ないと思いますが、この演出を見るのも毎年、偕楽園に行く楽しみでもあります。
孟宗竹林を見た後はパワースポットとされる吐玉泉に向かったり、萩の竹垣を見て楽しむのも良いでしょう。
私は今回は足を延ばすことはありませんでした。
さて、
陰の世界を見た後は中門をくぐり、陽の世界へ向かいます。
中門を抜けるとすぐに芝前門があります。
写真は芝前門を抜けて振り返って撮った写真です。
そしていよいよ陽の世界へ
園内の梅も見頃を迎えており、梅の香りが漂う夜の偕楽園は昼間とは違った楽しみがあります。
梅が咲き誇る光の散歩道は幻想的です。
夜梅祭当日は物凄く混雑します。
じっくりと光の散歩道を楽しむなら、夜梅祭以外の日に行くと心ゆくまで楽しめるかと思います。
見晴広場へ行ってみましょう。
夜梅祭前日ということもあり、訪れる人の数も少なく、撮影目的で訪れた自分には都合が良かったです。
夜梅祭当日
前日とは打って変わって、多くの人がやって来ます。
園内もキャンドルアートによる演出があり、よりいっそう幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
夜梅祭に訪れる来園者は年々増加傾向にあり、今年はバスツアーで観光にやって来る方も多かったですね。
みなさん思い思いの写真を撮られてました。
キャンドルアートを楽しんだ後は、いよいよフィナーレを飾る花火の打ち上げです。
この花火を撮りたさに毎年行っているというのもありますが、昨年あたりから物凄く多くの人が撮影にやって来るようになったので、ベストポジションを確保するには、早い時間に行って場所を確保する必要がありそうです。
嫁さんの仕事が終わってから偕楽園に向かうので、到着した時にはすでに多くのカメラマンが場所を確保していました。
昨年はどうにか場所を確保しましたが、そうなると、場所を離れることもなかなかできず、他の場所を見て回れる余裕もない訳で。
自分だけなら別に構わないのですが、嫁さんも一緒なので嫌な思いをさせてまで写真を撮るのもどうかと思い、今年からは特に場所にこだわらず、園内を散歩した後に適当な場所を見つけて撮影することにしました。
夜梅祭の最後を飾る花火が打ち上がりました!
夜梅花火~春魁の花火~
多くの人が夜空に打ち上げられる花火を見て楽しんでいます。
本当は花火とキャンドルアートを入れて、そこに左近の桜と好文亭を入れて偕楽園らしさを出して撮影したかったのだけれど、花火が始まる頃には多くの人が殺到。
まぁそうなるわな(笑)
5分間という短い時間ではありましたが、野村花火工業の花火はいつ見ても綺麗ですね~🎆🎆
花火も終わったところで、東門を抜けて偕楽園を後にします。
写真は前日に撮影。
せっかくなのでライトアップされた偕楽園を外からも見てみましょう。
昼間の偕楽園も綺麗ですが、夜はまた別の雰囲気があって私は好きなんですよね。
実はこの日、午前中にE653系が走るイベントがあり、この季節ならではの写真を撮りたいと思い、偕楽園の梅とE653を撮る予定でした。
しかし、この日はとあるインスピレーションが働き、涸沼へオオワシの撮影に向かったのでした。
結果は満足いく内容になりましたので、そちらに行って良かったかなと思っています。
最後は千波湖から望む夜の偕楽園を撮影
少し待てば噴水が上がるのですが、嫁さんも待たせているのと、このあと一緒に飲みに行くのを楽しみにしていた様子なので、ちゃちゃっと撮影して帰路につきました(笑)
ブログにアップしたのが遅くなりましたが、偕楽園のライトアップは21日まで行われています。
多くの梅が咲き現在見頃を迎えています。近くにお越しの際は夜の偕楽園で幻想的な雰囲気を楽しまれてはいかがでしょうか?
水戸の梅まつりは31日まで。
梅まつりが終わるといよいよ桜のシーズンがやって来ますね!
今から撮影に行くのが楽しみで仕方ありません♪