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LEN吉のブログ一覧

2020年12月31日 イイね!

【総括】 2020年を振り返って

【総括】 2020年を振り返って

世界が一変した2020年、
色々なことが、あっという間に過ぎ去ったような、
この一年を振り返ります。






2019年12月29日、クアラルンプール国際空港。
マレーシア航空のエアバスA380、オール二階建ての大型機で日本に帰国。
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今回は成田エクスプレス「N'EX」から北陸新幹線「かがやき」に乗り換え。
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明けて2020年、

お正月から体調が思わしくなく、今まで感じたことのない胃痛を抱えたまま、富山に帰省…。
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吐き気と膨満感が苦しく、救急センターを受診。
急性腸閉塞と診断され、県立富山中央病院に即入院となりました。

内容物を吸い出すため、鼻から小腸へ「イレウス管」を挿入され、完全絶飲食に。

水すら飲むことができず、点滴だけの栄養補給で命をつなぎます。
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人生56年強にして初めての入院。
2020年も波乱の幕開け…。
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その間、幼少のころからなじみのあった、富山地方鉄道10020形最終編成モハ10025+モハ10026が、60年の車齢を経て引退。長野電鉄2000系とともに昭和を代表する地方私鉄の日本車両式高性能電車が消えました。

入院している病院からは、近くを走る富山地鉄・不二越上滝線の音が聞こえます。
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イレウス管の治療は、あと少しのところで快方せず、精密検査の結果、虫垂炎から小腸が癒着して閉塞した疑いが濃厚に。

これまた人生初の開腹手術を受け、癒着した小腸を剥離し盲腸も切除。
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結局、1月3日から2月2日まで、丸々1カ月間の入院でした。

偶然にもラッキーだったのは、発症が日本帰国時であったことと、コロナ禍の本格化する前であったこと。



退院後、約2週間は実家および自宅で療養。

その間、身体は動かしたほうが良いということで、心のリハビリも兼ねてお出かけ。

樽見鉄道に乗り向かった先は?

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大垣のフツーのクルマ屋さん。

預けているLEN吉LEVINのエンジンを久々に掛けて、元気を吸収!
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2月20日 ほぼ2か月ぶりにマレーシアへ戻ります。

関西空港からマレーシア航空のエアバスA350でクアラルンプールへ。
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ヨメさんが生活チェックを兼ねて同行。とはいえ、結局観光に連れ出すことに。

向かったのは、マラッカ。
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そしてクアラルンプール市内を散策。

ここはマレーシア国立博物館。
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5日間滞在し、ヨメさんは日本に帰っていきました。
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3月、2代目クロスオーバー7が我が家に来てから1年が経ちました。
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3月18日

マレーシア政府は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、マレーシア全土に『活動制限令』を発布し、国境封鎖。

いわゆるロックダウンです。
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飲食店は持ち帰り以外営業禁止になり、町中から人影が消えました。
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許可証を持参し、マレー国軍と警察の検問を通過して通勤します。
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会社の操業も、政府と産業省の許可証取得が義務付けられました。

結局1か月近く操業が止まり、完全再開まで2か月近くかかりました。
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不法操業していないか、抜き打ちでの検査もあります。
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街中のスーパーは入場制限が敷かれ、マスク着用と検温も実施。、
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現在も緩和されたとはいえ活動制限令は続いています。




そうこうしているうち、東海道新幹線から700系が引退。JR西日本のレールスター7000番台は未だ活躍していますが、新幹線の変化も早い...!?
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4月27日 マメ柴レン 9歳の誕生日。
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またレンと一緒にイベントへ行きたいですねー。

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夕方になると、稲妻が空を貫き、スコールが降り注ぐ、赤道近くのマレーシア。

ちなみにLEVINとは稲妻のことで、TRUENOは雷鳴を意味するのは有名な話。
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7月、LEN吉LEVIN と出会って30年が経ちました。

結婚の半年前に見つけ、ヨメさんに内緒で買ったのが30年前…。

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7月、会社から通勤兼用で斡旋されているTOYOTA「PREVIA」。

コンドミニアム駐車場の入り口で目測を誤り、左サイドを建物の柱で引っかけ、凹みとキズを。

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総務のお姉さまに平謝りして、板金修理に…。

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二週間後、キレイに直って戻ってきました。

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7月、近所でST180系のセリカを見掛けます。
なかなかいいコンディション、こういうクルマ残っているのですね。

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8月9日 高校コーラス部OBOG『浅岡会』、2年に一度の定期コンサート開催。

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恩師浅岡節夫先生、御年89才。
今春、旭日双光章を叙勲されました。

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コンサートは、関係者と観客から一人の感染者も出すことなく成功裏に終わりました。
今回、私の直接参加は成りませんでしたが、再来年こそは…!?

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8月お盆、レンとヨメさんと娘は、クロスオーバー7で山形の実家へ。

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ヨメさんと娘で、往復1200kmを運転して移動。

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レン吉は麦わら帽子をかぶって、困惑気味!?

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9月17日、みんカラを始めて7年が経ちました。
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10月、マレーシアでついにAE86発見! 2ドアのトレノかカローラスポーツGTSのよう。

ストリート仕様にいじられてはいますが、原形はわかります。
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10月26日 11年間足となってくれたテリオスキッドに代わり、ジムニーが我が家に来てから1年が経ちました。

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12月 今度はサンタの格好で困惑するレン吉。
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南国マレーシアにもクリスマスはやってきます。

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単調な毎日。夜は、馴染みの日本料理店で息抜きを。

この日は、ちょっと贅沢にヒラメの刺身と岩牡蠣をいただきます。
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12月30日 散歩するレンの姿が送られてきました。

このあと大雪になる天気予報で、ちょっと心配です。
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12月30日 フツーのクルマ屋さんから連絡がありました。

預けているLEN吉LEVINのオイル交換中。
(画像はちたっくさん)
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オイルは、指定した全合成油『elf Reserve』10W-40、

オイル切れ防止のためちょっと固めにしています。
(画像はちたっくさん)  
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社長!来年もよろしくお願いします。
(画像はちたっくさん)

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さて、この年末年始は日本に帰国できないので、31日まで仕事します。
間もなく暮れようとしている2020年、そして来年はどんな年になるのか…。
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2021年もよろしくお願いいたします。
Posted at 2020/12/31 07:27:07 | コメント(9) | トラックバック(0) | 近況 | 日記
2020年12月25日 イイね!

マメ柴レン吉のクリスマス

マメ柴レン吉のクリスマス

ヨメさんから、
近況報告が届きました。





冬晴れの鯖江。田んぼ道を散歩するレン。
来週は再び冬型の気圧配置が強まり、雪模様の予報。

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娘が、傷んだ居間のロールカーテンを交換してくれました。
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ぴったり収まっています。
「上手、上手!?」

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我が家には、レン吉サンタがやって来て、
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プレゼントとケーキで、ささやかにお祝い。
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「もっと食べたいなー」
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そして、レンちゃんは夢の中。Zzz-
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赤道近くの南国で、多民族、多宗教のマレーシアですが、
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クリスマスは、やって来ます。
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朝焼けの王宮とクアラルンプールから、Merry Xmas!
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この年末は初めて、海外で独りの年越しです。
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Posted at 2020/12/26 07:10:40 | コメント(6) | トラックバック(0) | 近況 | 日記
2020年12月20日 イイね!

【発見Malaysia】クアラルンプールでネオクラな日産車に出会う24

【発見Malaysia】クアラルンプールでネオクラな日産車に出会う24

不定期で続くこのシリーズ。
今回24回目。




近くのショッピングセンター前で見掛けた、メタリックなターコイズブルーのクーペ。
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Z33型フェアレディZです。
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エアロパーツでフロントとサイドを固めています。
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シンプルなドレスアップが好感持てますね。
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B310型サニー、最後のFRのサニー。
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こちらはB11型サニー、最初のFFサニー。
ルーフの錆びが生活感あります。
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フロントグリルは姉妹車ローレルスピリット用のようです。
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会社帰りにハイウェイで追いついた、台形テールの2ドアクーペ。
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このバックビューは?
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S15型シルビア 20年ほど前の、シルビア最後のモデル。
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大ヒットしたS13型のあと、S14型で3ナンバーにボディが拡大されるも、S15型では再び5ナンバー枠にダウンサイズしたことが話題になりました。
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シルビアは歴代含め初目撃! 
マレーシアでもまだ走っていました!?



Posted at 2020/12/20 20:30:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2020年12月17日 イイね!

【電動化の流れ】 クルマと鉄道、比べてみると?

【電動化の流れ】 クルマと鉄道、比べてみると?
タイトルの画像は、JR東日本がトヨタ自動車と共同開発する燃料電池電車FV-E991形。鉄道会社と自動車メーカがコラボレーションして、鶴見線で実証実験を行うとのこと。





日本政府は、2030年代半ばまでに、ガソリン車、ディーゼル車の販売停止を発表!
東京都はさらに前倒しして、2030年までに内燃機関駆動車を販売停止する方針を打ち出しました。

☞クルマの電動化は世界的な流れになっていて、各国同じような時期にガソリン車、ディーゼル車の新車販売を禁止することを発表しています。

内燃機関駆動車の廃止は、世界的に見えざる力で動かされているような状況ですが、それに対する反論や嘆きはちょっと置いといて...。

クルマの電動化と鉄道界の動きを比べてみることにします。


ここで、ハイブリッド車についてちょっとおさらい。
10年ほど昔、お客様への説明用に作った資料ですが、基本的なことは変わらないので、これで説明します。

ハイブリッド車には大きく分けて3つの種類があります。
1.一台のモータ/ジェネレータで加速時にエンジンをアシストし、回生ブレーキで充電するパラレル式。
2.エンジンで発電した電気でモータを駆動して走行する、シリーズ式。
3.モータと発電機の両方を組み合わせ、状況に応じてアシスト、回生、EV走行を可能にするシリーズパラレル式。
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さて、何故世界のクルマが電動化に向かうのか?
それは『化石燃料の使用を減らし、温室効果ガスの排出を減らすため』と、言われています。

これも10年ほど前の資料で、10.15モード燃費が時代を感じますが。
単位当たりの比較は今も変わらないので、このまま説明すると、
エンジンで化石燃料を燃やす場合が最も排出量が高くなりますが、温室効果ガスを排出しない燃料電池車の場合、水素をどのようにして作るかによって、その存在意義が変わります。

実際には、さらにその自動車を作る過程で発生する温室効果ガスを加えることがより正確な比較になります。
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今回のお題は「クルマと鉄道車両の電動化比較」ですが。
元々鉄道には、架線から集電してモータで走る「電車」というシステムがある訳です。
最近は、内燃動車、いわゆるディーゼルカーを電動化する動きが広まりつつあります。

これにより、従来気動車という棲み分けができていたものが、必ずしも当てはまらなくなる車両も生まれています。





では、まずは、パラレル式ハイブリッドから。
構造的に「1モータシステム」とも言われ、1台のモータ/ジェネレータでエンジンをアシストとして、ブレーキ時は発電して電力を回生しバッテリーに充電。
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クラウンの「マイルドハイブリッド」は、スタータージェネレータを利用してアシストと回生させるパラレル式。alt

トヨタでは簡易ハイブリッドの位置づけでした。
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スバルXVハイブリッドもパラレル式です。
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ホンダのハイブリッド車の多くや、日野のトラック、バスのハイブリッド車もこの方式。
日産のフーガ、スカイラインもパラレル式ですが、エンジンとモータ、ATの間にクラッチを設けて動力を切り離し、EV走行も可能にしています。

鉄道には、パラレル式に相当する車両はありません。鉄道車両のディーゼルエンジンは大きいので、モータで直接アシストする方式は適さないようです。




次に、わかりやすい比較ということで、電気自動車について。
日産では100%電気自動車と言っていますが、単純にEV(Electronic Vehicle)、あるいはPEV(Pure EV)やBEV(Battery EV)とも言われます。

これに対し日産は、「e-Power」のことを「電気自動車の新しい形」と宣伝していましたが、これはEVにエンジン式発電機を組み込んだもので、後で述べるシリーズハイブリッドになります。
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今や、電気自動車の代表格となった日産リーフ。
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鉄道の場合、元々電車というものがある訳ですが、ここではバッテリー(蓄電池)で走るかどうかということがクルマとの類似性になります。

鉄道総研LH02形試験電車、架線バッテリーハイブリッドLRV。
ここでのハイブリッドとは、架線集電とバッテリー走行が可能という意味になります。
富山県高岡のLRT万葉線で試験走行したことがあります。交流電化の北陸本線を横断して非電化の城端線や氷見線に直通することも可能で、城端線と氷見線のLRV化構想で採用される方式、とのうわさもあります。
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JR九州のBEC819系、非電化の香椎線で使用されているバッテリー駆動電車。
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架線集電して通常の電車走行するほか、走行用バッテリーを装備しています。
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JR東日本のEV-E801系、JR九州BEC819系の技術を導入して開発。
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秋田の非電化路線男鹿線で使用中。
終点では、パンタグラフを剛体架線に当てて急速充電します。
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最新の東海道山陽新幹線車両N700Sも、バッテリー走行が可能です。
SiC半導体の使用で機器の小型化が可能になり、空いたスペースにリチウムイオンバッテリーを搭載。停電時のサービス電源用のほか、30km/h程度で自力走行して最寄り駅に退避させるための走行用電源となります。
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バッテリーを使わない電動化車両としては、日産の「e-4WD」がありました。
前輪と後輪の速度差からスリップを検知すると、直ちにエンジン直結で発電した電気により後輪をモータ駆動する、スタンバイ4駆。
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この方式をハイブリッド車と呼ぶかどうか、ということも議論になりました。広義ではハイブリッド車となるのではないかと。

キューブe-4WDです。後輪をブラシ付き直流モータで駆動します。
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バッテリーは持たないもののエンジンで発電した電気でモータを駆動するこの方式は、鉄道車両としては結構古くからあります。

1957年登場のDF50形電気式ディーゼル機関車。
0番台はスイスズルツァー社と技術提携した三菱重工製直列8気筒1060馬力のエンジンを搭載し、100KWモータ6機を駆動。500番台はドイツMAN型エンジンを搭載し1200馬力にアップ。
低出力ながら、タップ切替えの直流電気機関車と違い、出力を連続可変できるので粘着性能が高く空転しにくいため、意外に重宝され、弱め界磁制御を駆使して高速運転もできることから、山陰や九州の地方幹線では寝台特急もけん引しました。
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JR東日本のGV-E400系は、近年開発された電気式ディーゼル車両です。駆動用のバッテリーは搭載していません。
半導体技術の進歩で機器の小型化と高出力化が可能になり、ディーゼルエンジンで直接車輪を駆動する方式は過去のものになりつつあります。
GV-E400系は八戸線や五能線に投入され、国鉄型40系気動車の置き換えが始まりました。
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ハイブリッドではないので、バッテリーは搭載していません。
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北海道と中京地区で貨物列車を牽くJR貨物のDF200や、ななつ星in九州の牽引機DF200-7000番台も電気式のディーゼル機関車です。
DF200-7000番台+77系客車 ななつぼし in 九州

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さらに、電化区間ではパンタグラフから集電し、架線の無いところはディーゼルエンジンで発電して走るEDC(ディーゼルエレクトリック)方式なのが、JR東日本のクルーズトレイン、E001系「トランスイート四季島」。

新幹線対応で架線電圧が違いATCも異なる青函トンネルも自力走行でき、北海道にも直通しています。
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このEV駆動方式にバッテリーを加えたのが、シリーズハイブリッド。
パワーの流れとしてはシンプルな方式。
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シリーズハイブリッドとして今ポピュラーなのが、先にも書いた日産の「e-Power」。
海外では、電池走行(EV走行)をメインにして、充電が切れたあとはエンジンで走行できる、という意味で「レンジエクステンダー」という呼び方をされることもあります。
e-Powerは逆に電池容量を最小限にして発電走行をメインにしています。


以前、レンタカーで乗ったことのある日産『NOTE e-Power』。
アクセルとエンジン回転数が一致しないのが何とも違和感でしたが、バッテリー容量が大きくはないので、アクセルに少し遅れてエンジン回転数が上昇することも。
動き自体はスムースでした。
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シリーズハイブリッド方式の、JR東日本キハE200系、小海線で運用。
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HB-E210系 仙石東北ラインとして、交流電化の東北本線仙台から直流電化の仙石線へ直通運用についています。
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電気式ディーゼル車両GV-400系の主回路にバッテリーを組み込んだ方式。
登場はこちらの方が早いので、コレからバッテリーを外したのがGV-E400系とも言えますが。
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JR東海の次世代特急車「HC85系」もモータ駆動のシリーズディーゼルハイブリッド車。
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高山本線で試運転中のHC85系、ワイドビューひだキハ85系の車内から撮影。
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JR西日本のクルーズトレイン「TWILIGHT瑞風」の87系寝台気動車も、ディーゼルエンジンで発電しバッテリーも搭載して、モータを駆動するハイブリッド車です。
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さて、トヨタ自動車が得意とするシリーズパラレルハイブリッド。
複雑ですが、アシスト、電力回生、EV走行など、走行条件に応じて最適なモードを選択できる構造。
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トヨタのシリーズパラレルハイブリッドは初代プリウスから始まりました。
これは現行プリウスの前期型。。
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トヨタハイブリッドシステム(THS)の基本構造。
左にあるエンジンと、発電機、モータを、遊星歯車式無段変速機で直結して、トルク特性差のあるエンジンとモータを協調制御します。

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さらに充電走行を可能にしたのが、プラグインハイブリッド車の「プリウスPHV」。
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鉄道車両では、1台の車両でこれだけの複雑なシステムを組み込んだものはありませんが、異なるパワートレインの車両同士を協調制御している例はあります。

JR北海道キハ201系気動車+731系交流電車の協調運転。手前3両が気動車キハ201系で後ろ3両が731系交流電車。
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電車とディーゼルカーのトルク特性は違うので、単純にお互いが速度を上げようとすると加速度差が歴然としてギクシャクした動きになります。なので、731系交流電車の速度をディーゼルエンジンの特性に合わせて制御しています。

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そして、燃料電池車。
電池という言葉が付いていますが、水素と酸素を反応させる発電機のこと。

水素と酸素は反応するとエネルギーと水になります。このとき移動する電子を電力として利用するのが燃料電池。
水素を高圧にしてガソリン並みのエネルギー密度に圧縮することで、航続距離を稼ぐようにするわけですね。その圧力70MPaなので700気圧!?
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水素を化石燃料を使って作ると、温室効果ガスの排出やエネルギー収支からみて本末転倒になりますが、例えば、化学工業の基本、苛性ソーダ生成のバイプロでできる水素を有効利用するならば意味があります。現在は大気に放出。コレを利用しようというもの。
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トヨタの初代MIRAI、シリースハイブリッドのエンジンを燃料電池に置き換えたシステム。とトヨタは説明しています。
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2代目MIRAI。新世代のFRセダンを目指したようですが、果たして…。
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鉄道車両にも、まだ実験段階ですが燃料電池車があります。
これは、鉄道総研R291形燃料電池試験電車。ベースはJR西日本の223系。
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JR東日本の試験車、クモヤE995形燃料電池電車。
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そして、JR東日本が、トヨタ自動車、日立製作所と共同開発する、FV-E991系。
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鉄道車両が今すぐ水素で駆動する必然性は小さいものの、将来に向けて実証実験を行い、長期にデータを収集するのが目的とのこと。鶴見線での営業走行が計画されています。
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最後に、音鉄の楽しみ方を。


インバータ制御がGTOサイリスタ(ゲートターンオフサイリスタ)だった頃、その磁励振動音(変調音)が大きいことが問題でした。
これを逆手に取り、遊び心でドレミファの音階にしたのが、シーメンス製VVVF制御の通称「ドレミファインバータ」、京急電鉄で多く採用されました。
現在は、IGBTインバータ(インテグレーテッドゲートバイポーラトランジスタ)が主流になり、磁励音は小さくなっています。
京急線では、1000形33編成が唯一最後まで残ったドレミファインバータ車両です。






Posted at 2020/12/18 06:57:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | 鉄学 | 日記
2020年12月08日 イイね!

【発見Malaysia】 マレーシアの『80系カローラ・スプリンター』まとめ

【発見Malaysia】 マレーシアの『80系カローラ・スプリンター』まとめ



マレーシア、クアラルンプールで目撃した、
80系カローラ・スプリンターを振り返ってみます。




まずは、AE86から。
白黒ツートーンなリトラクタブルの2ドアクーペ。

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スプリンタートレノ2ドアGTか、カローラスポーツGTSの2ドアかの、どちらか。
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改造途中な様子も生々しい、ストリートレーシーな外観。
世界中のどこでも、AE86好きはいるのですね。
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青い80カローラセダン。
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1.5SEです。ナンバーはついているものの長期放置車のようです。
ボディはしっかりしているようですが。
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こちらは白い80カローラセダン。
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グレードは輸出車向けのLE。サイドステッカーは『12VALVE』!?
1300cc、スターレットにも搭載された、SOHC12Valveエンジンの2E-LU。
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フロントマスクは、5ドアの80カローラですが、
このハッチバック車は? 
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2BOX上級生、カローラハッチバック。
フロントマスクが日本で見るFXと異なりますが、オリジナルなのか謎です。
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リヤがスパッと切れたフランス的デザインが印象的です。
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フランス的なデザインと言えば、5ドアのカローラZX&SX。
海外ではカローラリフトバック。懐かしい呼び方。
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リヤハイデッキな80カローラのデザインをベースにしているのが良く解るアングル。
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リアゲートには『1.8』のエンブレム。 
80系の1800ccは、ディーゼルの1C-Lだけ。
これもディーゼル(?)とすれば、型式はCE82L (?)
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まだ、3ドアやレビン顔のAE86に、スプリンターのセダンは目撃していないので、これでシリーズコンプリートではありませんが…。
異国のネオクラ車探しは続きます。





おしまいに、ちょっとほろ苦いAE86後期レビンのCFを。
ドリフトのお釣りが微笑ましくて、
トレノでなくレビンなのがちょっとうれしい。
すれ違う、末期色でないJR西日本岡山色の115系も懐かしく…。

「時速60km/hの風とオッパイの柔らかさ…。」



自分も、いつまでもそんなバカでありたい…。












三か国同時シンクロ版がこちら、
☞【TOYOTA NEXT ONE】WEBムービー「THE WORLD IS ONE(SP版)」篇





Posted at 2020/12/09 07:22:32 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

プロフィール

「今日のひとコマ。
R157道の駅_瀬女にて。新緑に誘われ、AE86の試走を兼ねて…!?」
何シテル?   04/28 20:14
柴犬のLEN吉、本名「レン」永遠の12才です。 クルマでお出かけするのが大好き。 イベントで見掛けたら、声を掛けてください。 (^^)/
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16回目の門司港ネオクラシックカーフェスティバル 
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