マラッカ川沿いに歩きます。
マラッカリバークルーズに乗船。
2月10日(月)
時間をちょっと戻して、
富山の乗り鉄三昧ラストの話題。
退院後の療養で心のリハビリ。
今回は、1980年に廃止された富山地方鉄道射水線の廃線跡と、今もLRTとして運行を続ける万葉線を訪問。
放生津潟 (現在の富山新港) を渡る、射水線デ5010形。
(Wikipediaから)
1966年、富山県の振興策で放生津潟が富山新港として整備され、射水線は堀岡と越ノ潟の間で分断されます。
富山側の新富山-新港東口(堀岡)間が、富山地方鉄道射水線として残り・・・。
射水線新富山駅とデ5010形
(津島軽便堂写真館) から不許転載。
高岡側の、越ノ潟-高岡駅間が、富山地鉄グループの加越能鉄道になりました。
加越能鉄道線は、その後第三セクター化され万葉線となり現在に至ります。
分断された放生津潟の区間、堀岡(新港東口)と越ノ潟の間は、県営の渡船が運行されることになりました。
しかし分断後、沿線に大きな町を持たない射水線は乗客減少に苦しみ、市内線に直通して富山駅前まで乗り入れるなどの策も効果が見出せず、1980年にバスに転換されて廃止に。
と、予備知識を整理したところで、射水線をたどる乗り鉄旅へ。
バスは、射水線跡に平行する県道と市道をたどります。始め立客もいた車内も、富山の市街地を抜けるとガラガラに。
四方から海岸通りの道路に出ます。
この自転車道が射水線の廃線跡。
約50分で「新港東口」に到着。
正面は、2012年に完成した富山新港を跨ぐ新湊大橋。エレベータで歩行者も渡れます。でも、ひょいと乗れる渡船は重要な足なのです。
廃線跡の自転車道がここまで続いています。なんとなく列車が走っていた匂いがしますねー。
(^^)b
上の写真の位置から反対側にあった、射水線「新港東口駅」
その向こう側が富山新港の渡船乗り場。
(交通新聞社刊「昭和の終着駅北陸・信越篇」から)
(交通新聞社刊「昭和の終着駅北陸・信越篇」から)
(津島軽便堂写真館から)
待合所です。日中は、ほぼ30分間隔。
現在「海竜」と「こしのかた」の2隻が就航。
対岸から「海竜」が到着、接岸。待っている間に天気が急変して、雨が降ってきました。
客室です。
越ノ潟までの所要時間は5分なので、ベンチのようなロングシートがあるだけ。定員は110人。
出港しました。
MLRV1000形。新潟トランシス製LRT車両。
富山ライトレール、岡山電軌、熊本電鉄、福井鉄道、えちぜん鉄道に、同系車両が導入されています。
加越能鉄道時代に導入されたデ7070と交換。
富山地方鉄道市内線デ7000と共通設計ですが、ドア配置が車端に揃えられるなどの違いがあります。
コチラもデ7070。
「新吉久」停留所の近く、「TEKリトルパーク(高岡市衛生公社)」 に、かつて射水線を走っていたデ5010形デ5022が現役時代の姿に復元され保存されています。現存する唯一のデ5010形。
射水線分断後、デ5022は加越能鉄道で活躍。1971年からは除雪用となり、深夜早朝に除雪を行っていました。老朽化のため2012年にディーゼル車に代わり引退。
(Wikipediaから)
さて万葉線。
加越能鉄道オリジナル塗装のデ7070越ノ潟行きを見送ります。
そして、後続のMLRT1000「ドラえもんトラム」に乗車。
高岡駅に到着。
乗り場は、JR・あいの風とやま鉄道高岡駅に隣接するように延伸されています。
北陸新幹線「新高岡駅」は高岡から約1.5km離れたところにJR城端線とクロスして設置されました。
このため、従来の高岡駅とその周辺が寂れる結果となり、問題になっています。
万葉線をJR城端線に乗り入れさせて新高岡まで直通させればよいのですが、北陸本線とどうやって交差するかが問題。立体交差はお金がかかり過ぎ、平面交差は架線電圧の違いをクリアする必要が。(万葉線は直流600V、北陸本線は交流20000V)
先日、JR西日本が盲腸線となったJR城端線と氷見線のLRT化を自治体に提案しました。これには万葉線も一体となった構想が必要です。
あいの風とやま鉄道521系で富山へ。
翌日2月11日、実家まで迎えに来てくれたヨメさんとレン吉と、富山環水公園を散歩。
そしてその夜、久しぶりに鯖江の自宅に戻りました。
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