1月22日日曜日、
カミさんが一時帰国のため、
JL724便で成田に向かいました。
今回のカミさんの帰国目的は、滞在90日以内とされるVISAなし渡航の延長のための一時出入国・・・、ではなく、マレーシアの家族帯同VISAを取得する手続きのため。
マレーシアの就労VISAや家族帯同VISAの取得は少々複雑…。
まず、シングルエントリーVISAと呼ばれる観光目的以外の入国のためのVISAを駐日マレーシア大使館で申請し取得してからマレーシアに入国。
そして、マレーシアのESD(;出入国管理局)に、就労VISAや家族帯同IVISAなどそれぞれ必要なVISAを申請して、発給を待つ。という流れになります。
入国のためのシングルエントリーVISAを取得するためには、以下のような書類が必要になるのですが、これはマレーシア国外からでしか申請できません。
これは、私のパスポートに添付されているシングルエントリーVISA(左)と、就労VISA(右;2019年版、3年間有効)。
就労VISAはEmployee Passと呼ばれ職種や収入で分けられています。
私の場合Categolee1となります。
そこで、ESD(;出入国管理局)のVISA申請承認書(Approval Letter)を入手するため、ESDのVISA申請サイトで必用事項を入力し、承認後「帯同VISA取得の意思がある旨」の証明レターを入手して帰国し、東京のマレーシア大使館でシングルエントリーVISAを申請する手はず、でした。
そのため、まず、去年11月にカミさんが一時帰国した際に、日本の戸籍謄本を取得。
これをマレーシアの日本国大使館に提出して、家族帯同VISA申請の根拠となる『英文の婚姻証明書』を作成してもらいました。発行から3か月以内の戸籍謄本が有効ですから、2か月経ってもこれは問題ありません。
日本の戸籍謄本は日本語表記なので、この英文婚姻証明書がないと、パスポートだけではマレーシアで私とカミさんが夫婦であることを証明することはできない訳ですね。
家族帯同VISA取得の根拠となります。
ところが…、
ESDのシステムに必要書類をアップしてVISA申請受付を取り付けようとすると、『承認レター取得の申請もマレーシア国外からしかできない』という、ニワトリとタマゴ的な論理に翻弄され、マレーシアでの申請が受理されず。
ESDサイトからの説明では、パスポートに直近、最新のマレーシア出国印が押印されていることがエビデンスとして必要、とのこと。
それならば、という訳で最新のマレーシア出国スタンプを得ようと目論んだのが、1月15日に敢行した
『☞弾丸日帰りシンガポールの旅』だったのでした。
お気づきのとおり、マレーシア出国の数時間後に再びシンガポールからマレーシアに入国していますから、この出国スタンプのページのみをエビデンスとするのは『今、マレーシア国外に居ます』という意味ではインチキな訳ですが…。
まあ、ダメ元で『通らばよし!?』ということで、取り敢えず、急遽日帰り出入国を強行したのでした。
という訳で、1月15日付け(15 JAN 2023)のマレーシア出国スタンプを、めでたく取得。
(これはカミさんのではなく私のパスポート。右は2022年更新のEmployee PASS)
念のため、シンガポール入国後、出国印のページを写真に撮りましたが、幸い(?)マレーシアの再入国印は別のページに押されました。
ともあれ、ESDの指示に従い16日に再申請すると・・・、実働4日の20日金曜日に「申請は受理された」と連絡があり、以下のようなApproval Letterや申請書類の写しを入手。
駐日マレーシア大使館に提出、提示する書類が、帰国ギリギリで間に合いました。
1月22日日曜日 夕方
今月3回目となるクアラルンプール国際空港へ向かいます。
今日はいつものJALなので、分岐を直進してターミナル1のKLIAへ。
空港駐車場に到着。
カミさん、今回は3週間近くの帰国となるので、レンとの別れを惜しんでいます。
レンは「どうしたの?」という顔をしてました。
駐車場をあとにして、
ターミナルビルに向かいます。
出発階カウンターへ。
預入れ手荷物があるので、Webチェックインではなく、カウンターでチェックインします。
イミグレーションに向かうゲートでお別れです。
「道中、気をつけて。皆さんによろしく」
駐車場のPREVIAに戻ると、レンが待ってました。
レンと2人でコンドミニアムに戻ります。
無事帰宅、ですが、レンはちょっと寂しそう…。
翌朝1月23日、折しも、この10年最強の寒波が近づきつつある日本列島でしたが、JL723は定刻で成田に到着しました。
「スムースに入国できた」とカミさんから連絡がありました。
昨年春から日本の水際対策も段階的に緩和され、入国手続きは、ほぼコロナ禍前と同じくらいの時間になっています。
さて、駐日マレーシア大使館の予約は1月24日。
場所は、渋谷駅から田園都市線に沿って少し曲がった南平台町。
無事シングルエントリーVISAの申請が受理された、と連絡がありました。
最悪、シンガポールへの出国印が無効になることを考え、マレーシアに戻る日は余裕を見て2月13日のクアラルンプール直行便を予約していました。
しかしVISAは2月7日に受け取れる、ということなので、2月8日の成田-クアラルンプール便JL724に変更。こういう場合、オンライン予約は便利ですね。
最強寒波が南下した1月25日。
成田でANA貨物機が凍結の影響かスリップして接触事故を起こした、と報道されていました。
まあ、寒さで日本が混乱する前に帰国できてよかったです。
レンとの2人暮らしは、2月8日まで続きます。
カミさんがマレーシアに戻ってきてから、ようやく家族帯同VISA発給手続きが始められます。
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Posted at 2023/01/30 06:25:21 | |
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