2月28日
2代目 LEN吉クロスオーバー7
が納車されました。
賠償交渉の中、ネットでエクシーガクロスオーバー7の中古車実勢価格を調べていて、ふと目に留まったクルマがコレ。
2017年11月登録 走行28,500km、
『EXCIGA CROSSOVER7 X-BREAK』
X-BREAKは、アウトバック、フォレスターにも設定がある特別仕様車。
ほぼ、最終生産型といえる車両。走行距離が延びていますが、LEN吉家には許容範囲内。
BPレガシィをベースに、スバルが作る7シーター「エクシーガ」としてデビューしたのが2008年。
クロスオーバー7はエクシーガの最終モデルとしてビックマイナーチェンジを受けてクロスオーバーSUVとなり、2015年から生産されましたが、2017年12月に生産中止。
以降2018年3月まで在庫販売が続けられ、10年に渡る販売が終了します。
Car-nalismから
SUBARU 『エクシーガ クロスオーバー7』とは。
後期に設定された特別色 『ベネチアンレッドパール』。
なかなか見かけません。
車庫証明を福井の店舗に届けに行くと、ちょうど千葉から陸送されてきて、納車整備中のところでした。
旧ナンバーは東関東方面で雪国ナンバーではありません。
走行距離は延びていますが、それほど手荒く乗られた訳ではないよう。
X-BREAKのエンブレム。
THULEのルーフキャリア、アンダーガード、リヤウィンドゥモールは取り付け済み。
X-BREAK専用の撥水ファブリックシート。
物損の賠償交渉が終結したあと、意外と思ったことがありました。それは・・・。
損傷したクロスオーバー7は、賠償と引き換えにS※I損保の管理下に置かれるのではなく、引き続き所有権は私にある、と説明されたのでした。
つまり、再使用できそうなパーツやユニットを取り外しても、賠償額から差し引かれることはない、ということです。
交渉時は、オプションや付属品は新品を前提に請求していましたが、全額は補償されません。
なので、この事実は大きい!?
どうも、賠償金は車両保険ではなく対物賠償から支払われるから、ということなのですね。
北陸スバルの担当営業さんも「意外ですね」との見解でした。
損傷したクロスオーバー7は3月中に抹消手続きを終えないと翌年度の自動車税が掛かります。
北陸スバルと相談し、3月中旬までに、使えるパーツを移植してもらうことにしました。
そして、
2月28日、LEN吉クロスオーバー7 2nd、納車!?
約40日間、代役を勤めたシエンタ君ともお別れです。
トヨタ車にしては、地道によく考えられたクルマでした。
ありがとう(^^)/
やっぱり、スバル車のハンドルを握ると安心します。
RESPONSE
山形でスバルが愛される理由を、山形出身ライターが探ってみた。
RESPONSE
【スバル XV 雪上試乗】スバルAWDが雪国で選ばれる理由…
_
2月20日
相手方保険会社との、物損の賠償交渉が決着しました。
人身被害については、ヨメさんも私もかなり症状が改善されたものの、若干の痛みや違和感は残るため、2人とも治療継続中の扱いです。
冒頭画像は12月にSUBARU店で撮影したもの。
まだ元気だったLEN吉クロスオーバー7の雄姿ですね・・・。
(;・_・)>
1月6日、事故発生から4日後。
相手方保険会社『S○I損害保険』とようやく連絡がつき、示談交渉が始まりました。
担当は「仙台第一サービスセンター」という部署で、基本的に電話での話し合い。
人身と物損は担当者が異なるため、こちらは2人を相手に話し合うことになります。
0:100の被害事故の場合、交渉は被害者個人対加害者となり、自社保険会社は直接負担の義務がないため、相談はできるものの交渉の前面には出てもらえません。
相手はネット系大手の保険会社。ネット書き込みなどで色々な評判を見聞。
一概には言えませんが、建前論に終始して最低額しか補償されない事態が予想されました。
経験ある方々からも色々なアドバイスをいただき、自身でも想定問答を繰り返して臨みます。
まず人身の担当者。
今回の件について加害者に代わりお詫びとこちらの容態を訪ねる言葉がありました。そして、
「福井の病院と薬局には連絡してあるので、引き続き無償にて診察と治療を受けられる」
との説明が。当然とは思いますが、まあまあ良心的な説明と対応です。
次に、物損の担当者から電話が。
極めて事務的な口調で、お詫びや容態の気遣いもなし・・・。
まあいいけど。
まず当方から、
・翌日から仕事のため当方でレンタカーを手配したこと。
・破損したクロスオーバー7は山形県のJAF協力工場に好意で保管してもらっていること。
を伝えます。
レンタカーについては、無償で借りられるよう保険会社からレンタカー営業所に連絡し、車種の希望があれば入れ換えも可能、との説明を受けました。破損したクロスオーバー7は、保険会社の手配で福井のSUBARU店まで陸送するとのこと。
ここまでは、良かったのですが・・・。
事故後、持ち出しとなる経費について積算している中で、
LEN吉;「犬と一緒に新幹線で山形から福井に戻るため購入したケージ代も請求するつもり」
と言うと、間髪入れず、
S*I損保;「そのケージはお手元にあるのですか?」
と、のたまう。
(;・・) 一瞬言葉を失うと、
S*I損保;「手元にあってこれからも使える状態なら、全額は支払えない可能性がありますね」
とのこと。我に帰って、
LEN吉;「小動物を列車に載せるためにはケージに入れることが必要、と、JRの運送約款に書かれている。そんなこともわからないのか!」
「ケージ代を出せないというなら着払いで貴社に送るから、ヤフオクでもメルカリでも好きなように売りさばいてくれ」
と反論。
最終的には支払われましたが、先が思いやられる交渉スタートとなりました。
言い方の問題もあるのでしょうが、原則論で攻められると、こちらも態度を硬化させざるを得ません。
数日後、山形から北陸スバル福井ハーモニーホール前店に、損傷したLEN吉クロスオーバー7が搬送されてきました。
S○I損保の委託を受け、あ○おい損保の査定アジャスターがクルマの破損状況を確認するとのことで、立ち会うことにしました。
結果は、修理金額が、車両の年式と走行距離を加味した時価額を上回る『全損査定』。
S○I損保物損担当者からは、初回の提示金額として、
S*I損保;「基本的には時価額を賠償金額としてお支払いする」
S*I損保;「修理する場合は、差額分をご自身の車両保険で補うことも検討されてはどうか」
と、極めて事務的な、無機質な回答が・・・。
当然承服できる金額でも物言いでもなく、
LEN吉;「自己の保険を使うと翌年から掛け金の料率が上がるでしょ?」
というと、
S*I損保;「その分はこちらが負担する」
とのこと。
この決着方法は、ある人から聞いていたことではあります。
が、いきなり適用する内容でもなく、納得できないため、
LEN吉;「難しいことは言わない。私は、同じ仕様のクロスオーバー7を返して欲しいだけ」
LEN吉;「その金額でウチのクルマが元に戻るというなら、その証拠を見せてほしい。私の前にその金額でクロスオーバー7を持ってきてほしい」
と反論します。
LEN吉;「場合によっては、弁護士立てて法廷で争う」
とも伝えて。
一瞬相手がひるんだところで、(そのように感じただけ?)
LEN吉;「こちらから車両購入とオプションパーツ、後付け部品のリストを作成して送るので、中身を検討してほしい」
と言って、この日の交渉は打ち切り。
実際、クロスオーバー7の中古車市場価格は高値状態、いわゆる時価額よりもかなり高いところにあり、流通が盛んになるこの年度末、クロスオーバー7の販売平均価格はさらに上昇しています。
ペンタさんに教えてもらった、
2018年リセールバリューで、クロスオーバー7国産全車種1位の記事。
なんと、高級車種を抑えてクロスオーバー7は85%でトップ。
そして作成した書類がコチラ。
全40ページの大作。(のつもり、ですが、果たして通じるのか)
これに切符の写真をつけて提示。(一部)
「レンの切符」と「乗車中」の写真。
小動物は「有料手回り品」という扱いになります。
クロスオーバー7に載せていた荷物の、山形から鯖江までの送料。
ゆうパック12箱分にもなりました。改めて、クロスオーバー7の積載能力の高さを実感!?
車両オプションと、後付けパーツの価格リスト。
さらに、会社に提出した今回の被害事故報告書と現場写真の写しも付けます。
これらに加えて、クロスオーバー7の中古車市場価格(SUBARU中古車)、『SUBARU MAGAZINE Vol.19』クロスオーバー7浜名湖オフ会の記事の写し、と、私のLEN吉クロスオーバー7に対する熱い思いも切々と連ねて・・・。
その後も、妥協点すら見出だせないまま一進一退の攻防が続き、時間だけが過ぎていきます。
その挙句には、
S*I損保;「レンタカーの貸与期間はアジャスター査定決定日から2週間、最大でも30日が判例!」
と、最後通告みたいなことを言ってきたので、
LEN吉;「あなたたちに、私の生活基盤を脅かす権利があるのか!」
と反論・・・。
北陸スバルには、年式、装備、走行距離を加味した買取金額と、修理後のクルマの買取金額をシミュレーションしてもらっていました。どうも、1度車検を受けた3年半落ち、走行距離6万5千kmを超える、となると、人気のクロスオーバー7でも価格は下がってしまうようです。
S○I損保の提示金額も、即座に納得はし難いものの、あながち根拠のない数字でもないことがわかってきました。
理不尽なのはオプションや後付けパーツの扱い。
まあ、S○I損保に限らずこうした賠償の通例ではあるのですが、後付け品は、その多少や金額はあまり考慮されず車両本体と一体で査定される、ということになっています。
こちらが「それらが別枠込みで、ようやく元の仕様に戻せる」と主張しても、原則論でかわされてしまいます。
(沈黙期間)
・・・
その後、相手は、ギリギリのところで妥結点を探っているのか、若干の譲歩した金額を提示してきました。
私も、そろそろ妥協点を探さなければ、という思いが募るところ。
2月20日
当初の希望金額の約80%ではありましたが、想定した妥協点(100%納得ではないですが)に近い数字が提示され、それを呑むことに。
条件として、レンタカーは業界通例を超えて、2月一杯は無償で借りられることになりました。
それ以外、事故後出費した経費等については全額支払われることに。
こうして物損の賠償交渉は一応の決着を迎えました。
結局、当初希望していた全額が補償される訳ではありませんが、クルマをどうするかという差し迫った問題と照らし合わせ、
1.提示額にある程度の根拠が見えてきたこと。
2.脅迫的とは感じるものの、強制的にレンタカーを引き揚げられると、あとは自己負担で丸損の持ち出しが日単位で加算されること。
もあり、ここらが潮時かと…。
まあ、もっと交渉ごとに長けている人なら、相手の矛盾点や根拠の希薄な点を突いて、良い条件を引き出すのかもしれませんが、素人の個人交渉には、気力も含めてこの辺りが限界かも…。
いくら補償だ保険だと言っても、被害を受けた側は決して得することはない、というのが実感です。
人身被害については、まだ継続中です。
慰謝料などは人身被害補償の中で支払われ、この算定はまた交渉ごとになります。
さて、私たち家族の命を身を挺して守ってくれた『LEN吉クロスオーバー7』。
今後どうするのか、という問題です。
クロスオーバー7の生産中止から約1年半、
『部品はすべて揃い、修理自体はできる』
とのSUBARUの回答も踏まえたうえで、色々な方の助言も受けつつ、悩みに悩みました。
結局、代替車を購入することに決めました。
やはり、
・エアバックが作動する衝撃を受けた事故車であること。
・見た目以上に、ハーネスやコネクタにも衝撃が加わっている可能性があり、電装系の今後の動作が予測できないこと。
・前面で衝撃荷重を受け、水平対向エンジンが潰れながらプロペラシャフトを通して斜め下から後方に力を逃がす、設計どおり、セオリーどおりの壊れ方で、シャーシ全体が衝撃を受けていること。
など、から、
『修理はできるが、修理後の耐久性がわからない』
とするスバルの見立ては、説得力がありました。
という訳で、交渉と並行してクルマ探し。
次車もクロスオーバー7です。既に契約を済ませ納車整備中。
年式は少し新しくなり2017年式、走行は2万9千キロ。
今月中に納車の予定。
(詳しくは次のブログでご紹介します。)
クルマは転売せず乗り潰しが基本、の我が家ですが、LEN吉クロスオーバー7も、わずか3年半、6万5千キロでナンバーを外すことに。
極めて不本意な事態ではありますが、まさに乗り潰す結果となります。
「ゴメンね、LEN吉クロスオーバー7」
君に救われたけど、君を救うことはできなかった・・・。
2月24日
久しぶりに、LEN吉LEVINのエンジンを始動します。
1ヵ月以上動かしていなかったので機嫌が悪く、テリオスキッドから電力をドーピングするも、なかなか目覚めてくれず・・・。
あっ、かかった~♪
去年の2月は、1m以上の雪に閉ざされていましたが。
雪のない冬、それはそれで寂しくもあり…。
_
福井県を走る、第三セクター鉄道の
『えちぜん鉄道』。
京阪グループ『京福電気鉄道福井支社』の路線を引き継ぎ、福井-勝山間27.8kmの勝山永平寺線と、福井口-三国港間25.2kmの2路線を運行しています。
全線単線、軌間1067㎜、架線電圧は直流600V。
乗り鉄したのは、2018年12月15日土曜日の朝。
前夜は、会社の忘年会で芦原温泉にお泊り宴会。
帰りは、同僚のクルマの相乗りを丁重に辞退して、えちぜん鉄道『あわら湯のまち駅』から三国芦原線に乗車します。せっかくなので、すぐに福井には向かわず、一旦終着の三国港(みくにみなと)駅を目指します。
室内は、背もたれが直角なクロスシートとロングシートが並ぶ、どこか懐かしい雰囲気…!
ここは、国鉄金津駅(今の芦原温泉駅)から延びていた、国鉄三国線の終着駅。
国鉄三国線は廃止されましたが、京福電気鉄道福井支社が芦原(あわら湯のまち)-三国港間を譲り受け、電化してて延伸開業しました。
行き止まりの線路が郷愁を誘う…。
えちぜん鉄道Mc7000形。
両開き3扉のこの電車。えちてつでは、2両編成より長くつなぐことは無いので、正面貫通扉に幌座がありません。
上部中央の前照灯と尾灯はLEDになり、前面は今風なマスクになっていますが・・・。
元を糺せば、国鉄が製造しJR東海に承継された『119系近郊型電車』なのでした。
台車は国鉄式コイルバネDT21のままですが、駆動と制御は交流同期モータのVVVF制御に換装されています。
119系が登場したのは1982年。国鉄が慢性赤字にあえいでいた頃・・・。
119系は主に飯田線で使用されましたが、「するがシャトル」として静岡都市圏の東海道本線で運行されたことも!?
JR東海塗装の119系。(Wikipediaから)
両開き3扉、裾絞りなしの車体と正面デザインは、国鉄が地方路線用に開発した105系電車に類似しています。
その後、JR東日本が165系の足回りに新製車体を組み合わせて製造した107系は、似たデザインですが、側窓が大型1枚窓になっていました。(Wikipediaから)
105系の座席はロングシートなので、車両形式2桁目が「0」の通勤型であるのに対し、セミクロスシートを採用した119系は、形式2桁目が近郊型を表す「1」になっています。
これらローカル線向け新造車や改造車は、短編成化して車両運用を合理化するため、制御系は国鉄が得意としていた2両一組のMM’ユニット方式をやめて、1M方式を採用。
水色に白ラインの塗装は、1982年国鉄119系登場時のスタイル。(Wikipediaから)
話を戻して…、三国港駅です。
駅に戻ってMc7000形に乗り込みます。
ドア上部の路線図には「えちぜん鉄道」の全駅を表示。
三国港駅を発車すると、レンガ積みの跨線橋をくぐります。
のどかな単線を走って芦原温泉街方向へ。次は、初めに乗車した「あわら湯のまち駅」です。
いかにも「国鉄然」とした直角シートですが、モケットは「えちぜん鉄道」のEマーク入りに交換されています。
「大関駅」で、京福電鉄から引き継いだMc5000 形5001とすれ違い。
Mc5000形は、京福電鉄福井支社が増備した電車。2両作られたものの、5002形は京福電鉄福井支社が運行停止命令を受け第三セクター化するきっかけとなった、京福電鉄正面衝突事故で廃車に。
残った5001形1両がえちぜん鉄道に引き継がれ、現在も使用されています。
車体は新造、台車、モータ、冷房装置は、豊橋鉄道1900形の機器を流用。
「鷲塚針原駅」で、福井鉄道乗り入れ直通急行用のL形、通称「キーボ」に遭遇。
福井鉄道との相互直通には、路面電車対応の低床車が使用されるため、鷲塚針原-田原町間の駅には、高床ホームと低床ホームが併設されています。
L形「キーボ」は2両連接の、新潟トランシス製のLRV(Light Rail Vehicle)。
富山ライトレール、熊本電鉄熊本市内線、万葉線、岡山電軌そして福井鉄道に兄弟車があります。
これは、えちぜん鉄道福井口車庫に滞留中のL形。
その福井鉄道が所有する相互直通急行用乗り入れ車両は、新潟トランシス製最大の3車体連接F1000形。相互直通ですが、乗入れする車両の規格は両社で統一されていないのでした。
こうした例は珍しいのですが、ほかには阪神なんば線があります。阪神なんば線は、近鉄が20m級4扉車、阪神が18m級3扉車で相互乗り入れをしています。
福井鉄道との接続駅『田原町』駅に到着。
列車後部から見えるポイントが、えちぜん鉄道と福井鉄道の接続部です。
左は、福井鉄道880形。
田原町駅に停車。隣の福井鉄道ホームには、元名鉄美濃町線用モ880形を譲渡された880形が停車中。
名鉄美濃町線時代のモ880形 (Wikipediaから)
えちぜん鉄道の車庫がある「福井口駅」。向かいは、Mc7000形の勝山行。
終点『福井駅』に到着。
隣は、Mc6100形の三国港行。
えちぜん鉄道Mc6000形、Mc6100形は、元愛知環状鉄道の100形と300形。
愛知環状鉄道が、JR東海313系と共通設計の2000形を導入したことで、余剰となった片運転台の100形と両運転台の300形を無償で譲り受け、片運転台の100形は両運転台に改造されました。
えちぜん鉄道では、単行または2両編成で使用され、貫通扉には幌座と貫通幌が装備されています。
また、制御方式は抵抗制御ですが、ボルスタレスのエアサス台車を履いています。
メカ的にMc7000形と対照的なのが面白い。
(Wikipediaから)
えちぜん鉄道には、京福電鉄から引き継いだ元阪神電鉄の車両もありました。
これは、並行カルダン駆動のMc2200形。(Wikipediaから)
元は阪神電鉄赤胴車3301形。両運転台なので武庫川支線で運用されていました。
阪神は標準軌1435㎜なので、台車は京福入線時に国鉄型DT21に換装されています。
(Wikipediaから)
釣り掛け駆動、片運転台2両編成のMc2100形。(Wikipediaから)
元は、阪神普通列車用青胴車、通称「ジェットカー」の5231形。
これは阪神5231形の後継車5260形。(Wikipediaから)
えちぜん鉄道、福井口-福井間は、北陸新幹線工事の一環として、昨年新設高架区間として開業。
それまでは、先に出来上がっていた北陸新幹線用高架橋を借用して、暫定高架区間で運行していました。
新幹線開業前に列車を走らせた例としては、過去にも、阪急電鉄京都線が、開業前の東海道新幹線高架区間を間借りして、上牧-大山崎間の高架化工事をしたことが挙げられます。
えちぜん鉄道福井駅です。
左は、高架橋のみ先に出来上がり、えちてつが間借りしていた、北陸新幹線の高架橋。
昨年11月、タレント横澤夏子が主演し、えちてつアテンダントの業務を描く「えちてつ物語」が公開され、11月18日に観てきました。
夢破れ、故郷に戻った主人公が、えちてつのアテンダントとなり成長する姿を描いたストーリーですが…。この手の映画やドラマにありがちの、いかにも地元の観光案内を、といった演出が目立ったのが残念。
その点、偶然にも、ほぼ同じ時期に公開された、
有村架純主演『かぞくいろ -RAILWAYS 私たちの出発-』
は、シリーズに共通する、風光明媚な沿線風景を描くも、観光地やご当地モノをクローズアップすることもない、自然な演出に好感が持てました。
舞台は南九州の第三セクター『肥薩おれんじ鉄道』。
まあ、シングルマザー役の有村架純が鉄道の運転士を目指し、気動車を運転すること自体、結構唐突でハチャメチャな展開ではありますが。
あっ、ストーリーは辛辣で真面目でしたよ。じわっと、ほんわかと、させられる内容でした。
会社サボって見に行っただけの価値あり・・・。
シリーズ前作は2012年公開、富山地方鉄道が舞台の、
『RAYLWAYS2 - 愛を伝えられない大人たちへ-』
これも、良かったな~。
こうして、ローカル鉄道に関心が集まるのは、いいことではあります。
f(^_^)
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