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5月29日の日本経済新聞(夕刊)でも取り上げられましたが、




COVID-19 ウィルス感染症の拡大により、マレーシア政府,国防省,保健省は、6月1日から昨年3月来2回目の、マレーシア全土封鎖(ロックダウン)を表明。




ラマダン(断食月)の明けた5月中旬以降、マレーシアでは感染者が急増。
5月29日(土)には過去最高の9020人が報告されました。人口約3200万人のマレーシアでは、かなり高い水準の感染者数です。


人口約160万人の首都クアラルンプール特別市では789人、クアラルンプール周辺で私の会社のあるセランゴール州では2,836人と報告されています。


人口100万人当たりの1日の感染者数(7日間平均)の、各国の比較です。
（5月30日現在）
一時はインドを抜いて世界ワースト1位と言われたマレーシアですが、直近ではアルゼンチンが最悪で、次がブラジル。マレーシアはインドより高く第3位となっています。
極めて高い水準であることにはかわりありません。
日本は201人ですから、マレーシアの約8分の1。


日刊のマレーシア情報誌の記事。






州を跨ぐ移動、教育、企業活動は基本的に停止させられますが、生活必需品目と業種は操業、営業が許可されます。
また社会的主要業種指定の企業は、操業許可申請の上、審査され操業が許可されます。
私の会社は、電気・電子関連で、国際間サプライチェーンにかかわる業種、ということで、


昨年登録した貿易産業省のサイトで再度申請し、今回操業が許可されました。しかし、当社だけでなく許可を受けた業種すべての就労率（従業員の出勤率）は60%に制限されます。
それでも、一時は完全に停止させられた昨年3月4月に比べれば、操業を継続できるのはありがたいです。










まだロックダウンされてはいませんが、先週から移動制限が強化。
街中から人が減っています。


ショッピングモールも人影が少なく…。


ロックダウン中もスーパーマーケットなどの営業は続けられますが、ソーシャルディスタンスの確保と、接触確認アプリ記録の徹底、そして入場制限が強化されています。


コンドミニアムの自室から見た、スーパームーン翌日の月と、走るクルマの少ない通り。


マレーシアに、夜明けは来るのか…？



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隔離解放まであと4日。

マレーシア再入国から
10日め。
14日間の強制隔離中。





食事はドア横に届けられるお弁当。
珈琲とビール、ウィスキーは持ち込みました。




定点観測です。

5月13日夜
鶏のピーナッツ野菜炒め
サーモン餡掛け
ブロッコリーとセロリの甘辛煮
フルーツゼリー
パン、バター



5月14日朝
オムレツ
マッシュルームとトマトの温野菜
ハッシュドポテト
ウインナー
カレーパイ
リンゴ



5月14日昼
白身魚の香味焼き
マッシュポテト
ブロッコリーとパプリカのサラダ
洋梨
パン、バター
スプライト



5月14日夜
鶏辛味揚げ
瓜とトマト煮
芋と茄子のカレー
サフランライス
チョコレートケーキ



5月15日朝
フランスパンのボイルドエッグ載せ
野菜サンド
ウインナー
サラダ
トマトソース
洋梨



5月15日昼
フィッシュカレー
八宝菜
メロン
パン、バター



5月15日夜
手羽先
野菜炒め
フルーツプリン



5月16日朝
フレンチトースト
クロワッサン
ウインナー
サラダ
リンゴ



5月16日昼
トマトソースパスタ
白身魚のグリル
カリフラワー炒め
トマトとチーズパイ
洋梨とブドウ
コカ・コーラ



5月16日夜
鶏唐揚げ
ラムの煮付け
キャベツと人参の辛味噌和え
フルーツ寒天とココナツミルク



5月17日朝
オムレツ
トマトとマッシュルームの温野菜
ハッシュドポテト
ベーコン



5月17日昼
フェットチーネ
トマトソース
ブロッコリーとパプリカ炒め
イカ炒め
スイカ
スプライト



5月17日夜
スパイシーフライドチキン
バターライス
野菜カレー
フルーツゼリー



5月18日朝
鶏唐揚げ
ゆで玉子
瓜
揚げジャコとピーナッツ
デニッシュ
青リンゴ



5月18日昼
白身魚のムニエル
パプリカの野菜炒め
トマトソース
バターライス
メロン
パン、バター
スプライト



5月18日夜
チキンカレー
フルーツプリン
パン、バター



5月19日朝
パンケーキ
ハムサラダ
ヨーグルト
リンゴ
チョコレートケーキ



5月19日昼
チャーハン
サーモン餡掛け
キャベツオニオンチキン炒め
メロン
コカ・コーラライト



5月19日夜
鶏照り焼き
モヤシ炒め
サラダ
ワンタンスープ
タピオカココナツミルク
パン、バター



5月20日朝
焼きビーフン
鶏唐揚げ
ゆで玉子
デニッシュ
リンゴ



5月20日昼
シーフードパスタ
ブロッコリーサラダ
トマトピザ
スイカ
スプライト



5月20日夜
骨付きラムステーキ
豆野菜カレー
ガーリックライス
フルーツゼリー
パン、バター



5月21日朝
ハッシュドポテト
オムレツ
ウインナー
マッシュルームとトマト炒め
カレーパイ
リンゴ



5月21日昼
白身魚のムニエル
マッシュポテト
ブロッコリーとパプリカ炒め
メロン
コカ・コーラ
パン、バター



5月21日夜
サーモンの辛味揚げ
カレーソース
バターライス
サラダ
チョコレートケーキ



5月22日朝
ウインナー
フランスパンのグリルドエッグ載せ
ミートソース
野菜サンド
洋梨


メニューが一巡したようです。


豚肉を使わず、魚、鶏やラムなど、
多民族、多宗教に配慮した食材と味付けですが、
炭水化物と油物が多い!?

あと4日、
味はだんだん飽きてきますね...。
(;-_-)>

(画像は9日めの朝)

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5月13日
マレーシア時間17:00、
着陸まであと30分。




JL723, B787-9は、徐々に高度を下げていきます。


マレーシアの陸地が見えてきました。


住宅と畑の上空を通過して...。


Touch Down！


2週間前の出発と同じ、C34番ゲートへ。


17:30　7時間の空の旅が終わりました。降機します。


サテライトブリッジなので、メインターミナルへ移動。


まず、マレーシアのCOVID-19管理アプリ『MySejahtera』(マイスジャテラ)のダウンロード。
個人の必要な情報を入力してサインイン。
隔離期間中はこのアプリで毎日体調を報告する必要があります。



そして初期画面がチェックされたら、メインターミナルへ。
エアロトレインは運航休止中なので、ホームの先の階段を下りて…、


メインターミナルへはバス連絡。


イミグレーションの前に、PCR検査陰性証明書、再入国許可証など、書類をチェックされます。
この流れは、日本に入国したときとほぼ一緒。


イミグレ―ションは通常のカウンターではなく、横の事務室に通されて、書類審査のあと一人一人名前を呼ばれて、渡航目的を確認。
顔認証と指紋の写真撮影もココで行い、ようやくパスポートに入国印がスタンプされます。
ここまで、着陸からだいたい2時間。


通常のイミグレカウンターでは、パスポートの入国印だけチェックされてあっさり通過。


Baggage Claimでは、成田と同じく既にターンテーブルから荷物が下ろされ、到着便ごとに集められていました。


強制隔離されるホテルを確認して、ホテルごとに分かれます。


ターミナルビルを出たところで、手荷物に消毒剤が噴霧されました。
こういう荒っぽいところがいかにも東南アジアらしい。


私のホテルは空港ターミナルの傍なのですが、この時間帯は私一人しかいない模様。
他の人たちは、殆どクアラルンプール市内のホテルに移動したようです。
マレーシアでも入国者はウィルス感染疑いの容疑者扱いなので、防護服に身を包んだドライバーに、護送車で連行されるようにホテルへ移動。


3分ほどで到着しますが、「勝手に下りるな」と言われ・・・、

ここでも防護服を着た係員が、パスポート、ボーディングパス(搭乗機の確認)、PCR陰性証明書、ホテル予約表、隔離と隔離後のPCR検査費用支払い表、などをチェックされて、
ようやくホテルにチェックイン。


一応、デラックスルームですので、ベッドはキングサイズ。
部屋もそこそこ広くてまあまあ。


「今夜の夕食はどうしますか？」
と聞かれたので、
「届けてください」
とお願いすると、15分ほどで弁当スタイルの食事が部屋に届きました。
サーモンのムニエル、鶏と野菜のピーナツ炒め、八宝菜、フルーツゼリーにご飯。
そしてなぜかパン。味付けはそこそこ美味しかった、かな。
ビールは日本から持ち込んだものです。冷えてないけどこれも美味しかった。


5月14日の朝食、
カレーパイ2個、オムレツ、ウインナー、マッシュルームとトマト炒め、りんご。

テレビは、NHKワールドも映ります。


左手にタグ(リストバンド)が付けられました。隔離終了まで外してはいけません。
まあ、テーマパークのフリーパスだと思えばよいか…。


雲が多いですが、晴れてますね。


立体駐車場と、空港ターミナルビルの屋根が見えます。
でも、人や車の動きはココからはわからず、変わり映えしない景色。


隔離は到着日起算で14日間、5月26日まで。

毎日、20種目の筋トレを2セットで、なまった身体に喝を入れます。


筋トレのあとは、熱めの湯を張ったバスタブに約20分浸かってたっぷり汗をかき、適度に疲れるようにします。


部屋にはヘルスメータもあるので、都度測定して体調管理を。




長い夜は、サイマルラジオでジャズ♪でも聴きながら、安いウィスキーをストレートで...。


それにしても、暇だなー。

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PCR検査陰性証明も取得して、
日本一時帰国でのミッションはコンプリート。
長いようで短い二週間でした。
マレーシアに帰還します。




フライトが、成田発5月13日11:20のJAL723便のため、前日のうちに移動。
JR鯖江駅　13:28発683系4000番台「サンダーバード19号」に乗車。
ビジネスライクな東海道経由ではなく、旅の情緒のある北回りで関東へ。


金沢から北陸新幹線E7系「はくたか568号」に乗車。


今回は三密を避けて(?)、11号車グリーン車に乗ります。


ハイバックな２＋２の快適シート。


JR東日本の車内誌「トランヴェール」。
沢木耕太郎さんのエッセイは、乗るたびにいつも読むページ。


はくたか568号は金沢から上田まで各駅停車。東京までの所要時間は3時間5分。
立山連邦が車窓を流れていきます。


17:52東京に到着。
総武地下ホーム18:33発「成田エクスプレス49号」に乗車。


通勤時間帯でもありN'EXはガラガラ。
流れる東京の夜景にしばし時間を忘れて、


19:22成田到着。


京成成田駅前のホテルにチェックイン。
夕食は、王将の餃子をテイクアウトして部屋呑みします。
あ、マレー流に言えば「Take Away」ですね。


明けて5月13日(水)、部屋の窓から京成AE形が見える(@_@)
ここは成田駅なので「スカイライナー」ではなく「モーニングライナー」です。


7:50　ホテルのシャトルバスで成田空港へ。


20分ほどで、成田空港第２ターミナルに到着。


やっぱり、ガランとしていますね。


JALのカウンターでチェックイン。


今日、成田第2ターミナルを飛び立つ飛行機の全便です。


全部で40便。
普段なら、このボード1面で2～3時間くらいの本数なのですが、今は第2ターミナルから1日でこれだけしか飛びません。


11:20出発JL723便 クアラルンプール行きのゲートを確認します。
ゲート63です。


手荷物検査場へ。


出国審査はあっさりと通過。


ゲートは６３番。


雨模様の成田国際空港です。


JAL723便　B787-9が待機。


11:00搭乗開始です。
国際線の飛行機が飛んでいることが、これほど有り難い、とは…。


帰りもプレミアムエコノミーで。


地上スタッフの見送りがなんだか嬉しい。


Lift Off！


上昇を続け、水平飛行に移ると、


ランチの機内サービスです。
タイ風カレーとサラダ


ワインもいただきます。


芋焼酎のロックも。


高度は12000m, 揺れもありません。


クアラルンプール到着は、現地時間17:30です。


さてマレーシアに再入国したら、今度は14日間のホテル強制隔離…。


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