先日、自宅の洗濯機が壊れました。
7年落ちで戦線離脱とは、早い気もしますが、販売店の5年保証も切れているし新品へと更新となりました。
年末だからなのか、色々と景品を奮発してくれまして、こんなのもらいました。
セレブな上にプレミアム。
眼光に凄みを感じさせる黒い兎。
ロータス好きには、黒+金がJPSカラーにも見えることでしょう。
さて、洗濯機更新事案と同じ先日、ロータス広島を訪ねました。
年末の営業最終日。
ご挨拶が主な理由で、さっさと引き揚げる予定だったのですが、なりゆきで予定してなかったエキシージV6のパフォーマンスグレード、410スポーツの試乗をすることになりました。
先に試乗された某氏が戻り、僕が乗り込んですぐに出発。
この子です。
全国のディーラーさんを行脚している様子なので、見られた方、乗られた方もいらっしゃる個体でしょう。
ヘッドライトユニット周りの隈取りは、賛否あるみたいですね。
リアにV6エンジンを載せている分、エリーゼより前後に伸びやかなボディ。
ホイールは前17インチ、後18インチ。
ミシュランのパイロットスポーツ・カップ2という、お高いんだろうなぁ、ってタイヤを履いてました。
透明な樹脂のエンジンカバーにはスリットが開けられていて、そのスリットの位置に呼応するように、リアウイングの中央部分が窪んでいました。
アイドリングは600rpmくらいと、低いところで安定。
インパネのレターはちょっと没個性かなぁ。
タコメーター下の赤い液晶には、オドメーター、燃料計と水温のデジタル値に加えてマイル換算で時速のデジタル値が表示されていました。
僕のエリーゼは、ウインカーを作動させた時のインパネ内の表示は、左右どちらも共通の「↔」マークが点滅するだけですが、これは左側のタコメーター内に「←」、右側のスピードメーター内に「→」が点滅する、今時のものになっていました。
そんなとこをネタにするのも、今時珍しいですよねぇ。
この日の天気は曇り時々小雨、といったところで、何度かワイパーも作動させました。
ウインカー・ワイパーのレバーは、パッと見た感じは僕のエリーゼと同じなのに、操作感はグッと向上していました。
僕のエリーゼのは、ラフに操作したらバキッと折れそうなプラスチッキーな質感なので、ロータスも進化してるなぁ、とこれまた変なところで感心しました。
エンジンがかかっているところに乗り込んだので、エンジン始動の儀式は経験できませんでしたが、プッシュスタート式。
最近、ウチの便利な車こと、トヨタシエ○タのエンジン始動後に、セルモーターがジャジャジャと音をたてます。
エンジン動いてる時に間違えてセル回しちゃった時の音。
シエ○タはキー回転でセルが回るコンベンショナルなタイプなのですが、セルをジャジャジャと鳴らさず、エンジンも始動するスポットが狭くて、何となく気後れします。
プッシュスタート式だと、その辺の案配も機械任せで安心なのかなぁ。
そうそう、走行モード変更スイッチがあったのに気がついていなかったのですが、助手席の店長さんが教えてくれて、スポーツモードに変更しました。
変更されるのは音量。
エンジンマッピングやサスも可変なのかな?
流石にレースモードは止しておきました…。
走行中の写真がなくて申し訳ないのですが、イメージしてください!
スルスルと動き出し、たら~っと流していると実に普通でした。
ボディの幅もあまり気になりませんでしたが、広い道路だったからかもしれません。
この個体のクセと思いますが、クラッチが繋がるのが割と手前で、少し操作が難しかったです。
シフターのカキカキ感はやはり印象的でしたが、ちょっと硬すぎる操作感でもありました。
シートはやはりガバガバで、腰の両側の隙間が気になります。
5点式シートベルトの装着も可能なように、両肩と太ももの間に孔のある純正シートですが、割と大柄な僕でもそんな印象だから大半の体型の方はシート交換を検討しそうです。
後方視界はやはり凄く限定され、真後ろに車がいるのかいないのかが分かる程度。
助手席側斜め後ろの視界が効かないのがちょっと怖いのは、エヴォーラと同じですね。
都市高速に乗り、視界が開けたのでちょっとアクセルを踏み込んでみます。
この時、ギアは2速。
ローバーエンジンエリーゼで快感が得られるのは3000~4000rpmくらい。
その辺まではグオッと加速しつつ特に激しい音ではないのですが、4500rpmを超えたところから加速感を増しながらクオオオオオッ!!っと快音に変化。
危険な加速にびびりながら3速へ、クオオオオオッ!!
ひえ~っ
あっちゅう間にポロロンkm/h(ひでエリさんより拝借)!!
V6のエキシージに乗ったのは今回が初めてなので、他のグレードとの比較リポートができませんが、4500rpmからの加速と音には、大半の人は「おおおっ!!」となると思います。
都市高速の次のインターで降り、すぐにUターン。
ノンパワーのステアリングの重さは、流石にエリーゼと違います。
200~300kgの車重の違いのうち、4割くらいがフロントに乗っているとしても100kgくらい~ですからねぇ。
再度、都市高速に乗り帰り道。
ETCゲートでしっかり減速したら、後ろに飛ばしそうなBMW8シリーズがデイタイムライトを灯してぴったりくっついて来ました。
アクセルON!
クオオオオオッ!!
あちらのアクセル開度は分かりませんが、余裕で引き離す加速。
凄まじいクルマでした。
クオオオオオッ!!
ひえ~っ
を何度か繰り返し、あっと言う間の試乗終了。
ギアを4速に入れたのはほんの少し。
6速も要る?って気分でした。
乗り心地は悪くなく、車重があるからなのか純正サスのセッティングなのか、僕のエリーゼより安心できる接地感がありました。
ディーラーさんで、次に試乗の素うどんさんへバトンタッチ。
僕は助手席が店長さん(親しみのあるオジサン)でしたが、素うどんさんは営業のお姉さん。
ちょっと…
いや、何でもないです。
410スポーツと350スポーツの最大の違いはスーパーチャージャーだそうです。
410は水冷、350は空冷とか。
それで300万円くらいの差があるのも凄いですが、60馬力のパワーアップですから、パワー志向の方には410が魅力的でしょうね。
店長さんにご挨拶して僕のエリーゼ、エリザベスに乗り込み帰路に。
エリザベスの乗り味、シフトフィールとか少しゆるい感じはありますが、これも良いフィールです。
シフトフィール、シートのフィッティング、色々な操作感、視界、ボディの大きさ、僕にしっくり来るのはやはりエリザベスです。
オープンになるしね!
試乗の後日である昨日、DJと一緒にロードバイクで駆けて感じました。
エキシージ410スポーツはロードバイクの乗り味です。
色々な操作系がカチっとしていて、精緻。
その代わりに身体にリバウンドの衝撃が溜まり、疲労が残る気がします。
僕のエリーゼはロードバイクと言うよりクロスバイクくらいでしょうか。
絶対的なスピードはロードバイクには負けますが、それでも充分なスポーツ性能があり、操作による疲労もそんなに過酷ではありません。
あ、長距離走ると流石に疲れますが(笑)
まぁ、慣れの部分は大きいのでしょうけどね。
今日は大掃除。
溜め込んだ色々を整理していると出てきた懐かしい物。
カムイ君、結局はF1を続けられなかったなぁ。
僕の支援した金一封はどう活用されたんだろう…。
次の日本人F1ドライバー誕生はいつでしょうね。
エリザベスも大掃除。
カーペットは外して虫干し。
ステアリング脱着のラフィックスは掃除の時に便利♪
カーペットの縁が退色してるなぁ、と思っていましたが、シフター基部に被ったところと比べると一目瞭然でした。
太陽光の紫外線が原因でしょうか。
油性ペンか何かで塗ろうかなぁ。
明日は雨ぽいし、エリザベスで次に出かけるのは来年かな?
降雪はなく、この時期としては何だか暖かい廣島です。
年内に、まだ何かブログにするかもですが、とりあえず…
今年もお世話になりました!
来年もエリザベスとDJともども、よろしくお願いします!
良いお年を♪