部品にまつわるエトセトラ

九州では昨晩大きめの地震があり、就寝中でも気づくほどの揺れが発生。微睡の中で頭をよぎったのが「部品大丈夫かな」との思い。
我が家は1Kに暮らしていたときよりは大分マシになったものの家中あちこちが部品だらけ。
いつかはガレージのスチールラックに整然と部品番号順に並べたいとは思っているものの、現状は分野別にクリアボックスにまとめるのが精一杯。



幸い今回は揺れで物が落ちるほどではなかったようだけど、大事なものは高いところに置かないとか棚そのものの耐震補強とか考えないといけない。
他人からみたらゴミの山だけど新品のカムとか純正OSピストンとかかなり高価だから使えなくなったら凹むしね



一応ラックは最下段のエンジンブロックとロープで結んでいるけどあんまり意味ないかも。棚卸しと整理を少しずつ進めていきたい。


そんな中ビートのライセンスライトが切れているのを発見。量販店では売っていないバルブなのでネットで調べているとモノタロウのサイトで純正バルブが「2月1日より価格改定されます」と表示されている。試しに他の部品番号で検索しても同じ表示。最近原材料やら為替やら輸送費やら人件費やら何もかもコストアップしているご時世なので上がるのも無理はない。毎年のようにパーツの値段は上がっていく。

正直ビートは一通り部品購入しあらかた入れ替えたと思っているが、永く乗る上で部品はあるに越したことはない。また、どうせ買うなら早く買っておくことに越したことはない。
こんなこと言っていたらキリはないがこの病気にかかると完治は難しいのだ。

そういう訳で久方ぶり(といっても毎月のように行っている気がするが)に共販へ行きビートのエンジン関連の消耗品を中心に購入。ついでに爪が折れた660の内装パネルとエアフィルターも購入。



社会人になってから明細をファイルするようにしているが、この3年ほどでこの厚さ・・・
自己嫌悪に陥りそうなのでかけた金額の計算はあえてしていない。
ただ過去分をめくると「あの時買っておいてよかったな」と思う部品も多々あるのも事実。
部品代が何割も上がっていたり、廃盤になっていたり。今やオークションじゃ数倍の値がつくものもある。
私が勝手に提言していることだが「いつまでも出ると思うな純正部品」である。

そこで問題となるのがS660。ビートに加えこっちでも「あるうちにストック」とか言っていたらあっという間に家がゴミ屋敷になり色々と苦労する羽目になる。ビートのように廃盤になってしまえば諦めがつくものの、660の部品はまだ買えてしまうのだ。
しかもただでさえ数の出ていない660の量産が終わり補修部品のみの生産になれば極小ロットのため部品価格の値上げは他車より激しくなると思われる。
手汗をかく夏に握りたくないアルカンターラのステアリングとシフトノブとか、傷のつきやすそうなグリルとか、内装のパネルとか、外装の樹脂部品とか、足回りのブッシュとか買っておきたい部品は多数。。。しかし機能部品という点でいえばビートより部品点数が多くとてもじゃないが全部は無理。

早めに色々と購入しておきたい気持ちはあるがある程度ケジメをつけて、「乗り潰すまで気持ちよく乗る」をコンセプトとしマトを絞って自制しながら維持したい。

今やデッドストックに40万円近くの値がつくらしいDC2のヘッドライトのように、車輌を諦めた時高値で引き合いの来そうな部品に絞って買っておくか？
ビートはいつまでもE07Aで維持したいが、正直660は何回もOHする程のエンジンではない。エンジンMT冷却系はあえて買わずEV換装を目指すか？

「ジジイになるまで乗る」を目指しライフワークにできるのはやっぱりビートですかね。でも部品取り買う程深い沼に落ちないように気をつけよう。。