旧車の車両保険問題

7万キロを30万円台で買えた時代に手に入れたビート君。当然雀の涙程の価値しか認められないので、世間的な価値には関係なく自分でなんとかするわと車両保険をかけていなかった。
当時に比べかなり状況が変わってきたので今更ながら半ば興味本位で保険屋に相談してみた。

古すぎて新車価格をベースに判断できないから中古車相場を見て連絡しますとのことだったが、市場価格にばらつきがありすぎて判断できないので自分の車の状態に近い中古車を参考にして好きな額を決めてくださいと言われてしまった。
久々にカーセンサーを眺めてみると距離に比例した値段設定になっているわけでもなく、確かによくわからない。
マイビート君のように見た目はボロだが中身は全部OHしてありますみたいな車は店頭に並ばないのでもっとよくわからない(笑)

新車購入したS660やCB400は中古にいくらプレミアがつこうが自分には関係ないから納得して新車価格でかけているが、いざビートの価値を好きに決めてくれと言われると法外に高い金額にするのも、掛金を抑えるために安い金額にするのも、どちらもしっくりこない。

オーナー自身ですらこう思うのだから、事務的な減価償却の考え方の下で成り立っている保険制度からみると旧車は一番厄介な存在なんだろう。
はてさてどうしたものやら。