美術館にあるレストラン。
ゆったりとした雰囲気の中で、
なかなか粋な食事ができます。
中でもオススメなのが六本木国立新美術館にある
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ。
ランチはめちゃ混みですが、やっぱりここはディナー推しです。
ディナーは基本のコースが3800円。
スペシャルコースでも5500円なので、
めちゃお得なんです。
そもそもフレンチのディナーで、
そんな値段で食べられるところはなく、
ましてや
ヒラマツ系列の他のレストランにはなかなか行けません(笑)。
ポール・ボキューズさんのような、
有名シェフの名前が付いたお店といえば、
以前、アメリカのリアリティショーで有名な人のお店が某ホテルにあり、
プリフィクスが7000円ぐらいだったので、
ドリンク入れても1人1万円を超すぐらいかなと思っていたら、
プリフィクスでは量が少なすぎて、
結局料理を追加する羽目になり、3人で8万近くに…。
仕事で経費精算できるとはいえ予算オーバー過ぎ。
普通にコース頼んだ方がよかったかも…。
その点、同じ有名シェフの名前が付いても、ミュゼは本当に安くて、
基本のコースでも十分満足できます。
なによりあの異空間での食事。
夜の美術館はクローズしている中で、レストランはまた違った雰囲気があります。
美術館のレストランは、国立新美術館も含め、かなり気の利いたお店が多いのですが、
今回行ったのは鳴門にある大塚国際美術館。
紅白歌合戦で米津玄師が歌って以来、超人気の美術館です。
ここもまたレストラン&カフェが充実していて、
展示よりもレストラン目当てといってもいいぐらいの
気持ちで行ってきました(笑)
レストラン「ガーデン」は、館内建物1階にあり、
大鳴門橋が見える眺めのいいレストランです。
ここのメインランチに一つに、
展示にちなんだ「最後の晩餐」があります。
館内ガイドさんも充実していて、「裏切り者の使徒は誰だ?」なんて
説明をしっかりとしてくれます。
ちなみにウエブによる料理説明は、
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」をもとに、鯛や阿波黒毛和牛、わかめ、
レンコン、金時芋など徳島の食材を使った当館オリジナルの晩餐メニューです。
しかも1800円でワインorぶどうジュース付き!
この日は他のドライバーがいるので、もちろんワイン付きを頼みました。
大抵こういうセットワインの味はさほど期待できないのですが、
これが意外や意外、飲み口がよくて悪くない。というか美味しい。
料理も、メインに地元食材の鯛と牛があって大満足のランチとなりました。
肝心の美術館はというと、とにかく広くて大きい。
そして、楽しい!
なんせ古代から現代アートまで、
歴史的な名画がほぼ全部というぐらい揃っているのだから。
もちろん名画といっても陶板に印刷したものですが、
彩色もサイズも忠実に再現したもので、
展示用の照明も明るく、かなり間近で見られる上、しかも写真撮り放題!
美術館の常識を超えた美術館です。
今回はゴッホのひまわり7点を同時に見られるという、
奇跡の展示が可能になるわけです(笑)。
フランス革命のシンボルのこの絵も、
フランダースの犬で有名なルーベンスのあの絵も、
これも、あれも…
西洋美術史を間近に体感できるという点ではとても素晴らしい!
ちなみに姉は元海外の添乗員をやっていたので
絵の実物はかなり見ている方ですが、
また実物を見たくなったとか、
自分もスミソニアンやメトロポリタンなどで、
そういえばこの絵見たことあったかも…。
なんて、いろんな受け止め方ができるのも大塚国際美術館の良さです。
特に子どもの美術&歴史教育には最適かもしれません。
小学生の頃、
近くにあるベ
ルナール・ビュッフェ美術館になんども行ったのですが、
何度行ってもまったく、気持ちわるい絵という認識しかなく、
まったく意味がわからなかった(笑)。
それでも、学生の頃、新宿でベルナール・ビュッフェ展があって、
懐かしさもあって行ったところ、
あー、この絵はそういうことだったのか!
と衝撃を受けたことがあります。
アートの衝動体験は、若ければ若いほどいい!と思うのです。
大塚国際美術館は展示方法にも工夫があって、
迷路のようにいろいろと回れるし、
インスタ映えスポットもいっぱいあるし、
今の時期、白石麻衣ちゃんにも会えるし、
レストランの他に、カフェが2つあって、飽きることはありません。
ブレイクタイムは、ヴィンセント・カフェで、
ゴッホの大きなプリンとすだちジュース。
すだちジュースの激すっぱさは、回り疲れた足にかなり効きます(笑)。
ちなみにヴィンセント・カフェにはこんな部屋の展示も。
いろいろな面で美術館の新しいカタチを体験できる大塚国際美術館でした。
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Posted at
2020/12/06 09:06:20