たまに東京に行くと、
東京オリンピック効果と
コロナ禍によるに街の激変ぶりに、
完全に取り残されてる気がします(笑)。
もともとオリンピックというか、
かつての国体、アジア大会やあるいは万博なども含め、
国によるインフラ変革が主目的です。
30年も経てば様々な技術革新が起きているわけで、
その当時最先端で過去のものに。
アクションを起こさない限り、変わっていかないわけです。
特に役所のシステムとか(笑)。
とはいえ、いろいろと変わっていくものが多すぎです(笑)。
渋谷公会堂はコンサートホールとして、数々の伝説を作ってきた場所。
CCレモンホールと名前が代わった頃から、
好きなアーティストも渋公あたりでやることはなくなり…。
そんな渋公が今はこんな姿に。
公園通りに面した入り口を見て、
外観を見ただけで、ここにライブを見に来ることはなさそうな雰囲気…。
逆にかつてあったモニュメントと緑に唯一渋公らしさを感じました。
この日は朝方の雨で予定がすべて狂ってしまい、
お昼前に代々木公園で行われていたアースデイ東京に。
エコ意識の高い人ではないのですが、
こんなTシャツを持っていたのであえて着てきました(笑)。
アースデイ東京の会場で初めて見たのがカエル目のこの車。
カブリオレです。値段は500万円弱…。お得感まるでなし
これを買うんだったら…。と思っていたところ、
原宿駅方面に歩いていったらこんなものが出来ていました。
現代自動車のショールームです。
六本木のメルセデスmeの
ECOハウスのような、
コンセプチュアルなデジタルスペースになっていました。
初めて見たIONIQ5
NEXO
IONIQ5は、基本RRで最上位モデルがAWD。
これはちょっと乗ってみたい。ここでは試乗も可能です。
値段は、一番下のモデルでFIAT500eカブリオレとほぼ同等。
カタログ上の航続距離等も良く、EV車としてはかなり割安感。
日本車や欧州車とも違う雰囲気があり、わりと気に入りました。
試乗をするかどうかちょっと悩みましたが、土曜日の原宿…。
平日より仕事車が少なくて走りやすいのですが、人はかなり多め。
もともと試乗のために原宿に来たわけではないのでまたの機会にしときました。
現時点で韓国車を乗る自分の姿が想像できないのも事実。
ヒュンダイはWRCでも結果を出していているし、
KIAは海外のレンタカーで乗ったことがあって
韓国車に悪いイメージはないのですが、販売店やアフターケア等を考えると…。
それにしてもEV化を加速させる動きが進んでいます。
日本のメーカーはかなり出遅れ感がありますが、
近隣ではTOYOTAのウーブンシティ開発も進み始めています。
地元でウーブンシティとは?みたいな勉強会というか講演会もありました。
10年ほど省が持ち回りで企画する勉強会に仕事で出ていたのですが、
その際にスマートシティに関することも出てきたので、
国のエネルギー政策としてのウーブンシティもある程度は理解しています。
ロシア・ウクライナ問題がスマートシティ化やEV化を加速させそうですが、
TOYOTAがすすめるウーブンとは、
道路網が織り込まれたという意味らしく、
都市機能をコネクトと呼ばれるようなシステムでデータをリアルタイムで集積。
車で言えばナビゲーションなどを駆使し、人の移動などを効率・最適化。
渋滞など集中管理をした上で、最適なルートを提供。
それ、すでにナビでやってるでしょって話なのですが、
もう少しデータの内容が膨大になって、
医療情報なども盛り込まれて新たな価値とビジネスを創出。
エネルギー発電を都市単位(再生エネルギーや小規模発電なども駆使)で行い、
人に関するデータを共有しながら都市全体で最適なエネルギー使用を可能に。
大雑把に言えばそんな感じだと思います(笑)。
スマートシティ化が進むと、
車はエネルギーを使用する移動ツールの1つでしかなくなります。
エネルギー使用の観点から言えば、移動は公共交通化、
モビリティの小型化(自動運転・安全化)が進むと考えられます。
その上シェアが進むと自家用車を持つ意味がなくなります。
「ウーブンシティが進むと、
自家用車を持つ発想がなくなるという意見はないんですか?」
と質問をしたら、
「あります。TOYOTAはそう言ってます。
もともとTOYOTAは自動車メーカーではなく、
ウーブンシティのインフラを作っている」との答え。
ウーブンシティでの実証実験は、
例えば、シティ内の家のエネルギーシステム、
マンションのエレベーターシステム、農業の用水施設システム…。
生活に関するエネルギー使用をトータルで管理できるシステムの構築。
そんな感じなのかもしれません。
一方で、ウーブンシティ内にTOYOTAとENEOSが水素活用を表明し、
ルノーも水素エネルギー自動車のコンセプト車を発表予定。
ただ、EVにしろ水素にしろ
車の未来よりエネルギー活用の方が優先されそうです。
PS.アースデイ東京でおしゃれなカップが売っていたので買ってみました。
アフリカンアートチックなカラフルなものがありましたが、
太陽光の下だとよりきれいに見えるピンクのカップにしました。
上蓋とホールド部分はプラスチックですがカップは竹製です。
これでプラカップや紙コップを無駄にしなくて済む…。
なんて思って買ったわけではなく、
この後、会場に持ち込むドリンクカップに最適だったのでw
その程度のエコ意識の低い人にはEVも水素もまだまだ遠い存在です(笑)。