コロナとかワクチンとか、
そういうのはまったく関係ない話です(笑)。
ここに来てようやくエンターテイメント業界も有観客へ動き出しています。
オリンピックを含め、スポーツは動いていたので、
スポーツのスタジアム、アリーナはコロナ禍であっても行っていました。
今さら「人混みがっ!」 とか、「人流がっ!」とか言わないでください(笑)。
一緒に観戦した人間で感染した人は一人もいません。
ところで、スポーツじゃなくて、
ライブ、コンサートはいつ行ったんだろう?
振り返ってみると、
2019年1月のクイーン+アダム・ランバートの
大阪ドームから記憶が途絶えてます…。
そんな折、Dリーグのチケットをもらいました。
場所は東京ガーデンシアター。
昨年、プロのダンスリーグとして始まったもので、
今年からようやく有観客で新シーズンがスタート。
昨日はラウンド2でした。
一応、いただいたチケットの席をチェックして…。
「ああ、この位置ね」までは調べました。
で、恵比寿で銀行に行く用があったので、
Dリーグついでに銀行回りも済ませようと計画。
ところで、最近、メガバンク難民が増えているのを知っていますか?
メガバンク難民は、ワタクシの造語です(笑)。
かつてメガバンクは、地方でも2階建てフロアで、
1Fは窓口受付、2Fは融資話や外為などMTGフロアもあったはずですがが、
最近はそのオフィスがすべてクローズされ、
2階建てビルの1階の片隅にATMが1台とか2台とか。
しかもそれさえ地方都市はどんどんなくなっています。
地方でATMが1台。しかもシステム障害でも起きようものなら…。
どこのメガバンクとかは言いませんが、ふざけんなと…(笑)。
とにかく、銀行は仮想空間にどんどん移って行って、
まともなお金の話をするなら、
地銀か地方信金という昔に戻ったというだけの話。
そう考えると、「メガバンクっていったいなんだったんだ?」
と、竹中平蔵先生にお伺いを立てたいところです。
そんなことはさておき、
恵比寿なら三井住友、みずほ、東京三菱UFJもあるし、
恵比寿ガーデンスクエアもあるし…。
そんな恵比寿で銀行巡りを終えて、
せっかく恵比寿に来たならEBISUビールでも飲んで…と、思ったのですが、
一応、会場の確認のためガーデンホールに向かいました。
すると、なんの案内看板もありません。
あれ、シネマの方?
しかし、シネマの方はすでに閉店している三越同様に看板すらなし。
もしかして、ガーデンって違うとこ?
と、都内の方ならどこに間違いがあるのかすぐに気づくのですが、
なんせ1年半ものコロナブランクがある地方民。
ガーデンと名がつくエンタメ空間のある場所=恵比寿しか頭にありません。
ガーデンホールでは、Bリーグのパブリックビューイングとか、
アーティスト・ライブとか
恵比寿ガーデンシネマどころか、
東京都写真美術館の映画館も行きましたよ。
スクエア自体もイベントで使われたりすることもありました。
でも、それらしきイベントの様子が一切なく…。
もう一度会場を調べたところ、
名前が恵比寿ガーデンホールではなく、もちろんシネマでもない。
東京ガーデンシアター!!!!
それどこ?
慌ててググったところなんと有明!
有明でライブができるようなところと言えば、
90年代初頭ディスコで名を馳せたエムザ有明ぐらいしか…(古い!)。
ちなみにワタクシはR.E.Mやポーグスはエムザ有明で見ました。
その後、プロレスの聖地、ディファ有明になりましたが、
行く度にディファの建物を見てエムザを懐かしく思ったものです。
そのディファ有明も数年前にすでにクローズ。
じゃあ、有明のガーデンシアターって、どこ?
と思いつつ、車を走らせました。
恵比寿と有明ぐらいじゃ10kmそこそこ。
なかには青梅と青海も間違える人がいるくらいですから(笑)。
レインボーブリッジ下を通ってお台場を抜けて有明へ。
コロナ前まではオリンピック工事していたのは知っていますが、
子どもの頃から父親の車で有明埠頭は何度も行っていたし、
仕事関係でもお台場界隈はよく行くし、
友達が月島に住んでいることもあり、
友達ががん研に一時期務めていたし、
有明コロシアムで錦織選手もナダル選手も見に行ったこともあるし。
あの周辺のロードマップはナビなしでもOK!
と思っていたのですが、さすがに夜の風景は暗く、
イマイチに馴染みがない感じの建物が多い気が…。
そして、ナビがゴール間近を教えると同時に、
名前も聞いたことのない、有明ガーデンがドーンと目に飛び込んできました。
夜が明けたら目の前に一夜城ができていた武将の気分です。
「いつの間に、こんなものが…!」
そういえば有明は、東京オリンピックのメイン会場でした。
3×3や
ストリート系
バレーボールの有明アリーナなど、
試合の画面では見ていたものの、
本来なら一度ぐらい訪れるべき場所だったのですが、
コロナのせいでその機会を失い、
コロナのせいで東京ガーデンシアターも知らなかった…。
2021年以降の有明は、テニスだけでなく、
東京の未来型スポーツの聖地になっていく場所だったんだと気づいて、
改めて失われた時間の長さを感じました。
そんなことを考えつつ、
Dリーグ会場前での待ち合わせが開演ギリギリになってしまい、
「コロナのせいですっかりガーデン間違えて…」と言い訳したところ、
「それ、コロナのせいじゃないでしょ(怒)」と、
言われてしまいました(笑)。
ちなみに昨日のDリーグ。
セガサミーLUX、圧勝のダンスでした。
これは正直凄かった!
とくにSPダンサー(チーム以外のゲストダンサー)のRAARA。
残念ながらまだYouTubeには上がっていないのですが、
これはぜひ見て欲しいパフォーマンス。
そして、ゲストジャッジにはAKBグループの現総監督の向井地美音さん。
AKB劇場に行ったとき、まだ若いのに、
トークも立つし、しっかりしてる。
未来のAKBの屋台骨になると思っていたのですが、
いまや高橋みなみさん、横山由依さんのあとを次ぐ三代目総監督に。
仕事でグループアイドルのメンバーには何人か会ったこともあるのですが、
アラサーから中学生までの女子のグループ活動。
職場のOLと自分の娘ぐらい女子が一緒に歌ったり踊ったりするわけですから、
それを取りまとめるリーダーの存在がどれだけ大きいかわかります。
アイドルとダンスには共通項が多いのですが、
いちばんは明確なゴール設定がわかりづらいですね。
ダンスもスポーツではありますが、
ブレイキンこそパリ五輪の正式種目になったものの、
評価軸があくまでも印象による採点でしかありません。
例えば、フィギュアスケートや体操のように、
4回転ルッツなら11.5点とか、
前転跳び前方屈伸2回宙返りなら5.6点とか、
技による加点方式ならまだ有意差が出ますが、
Dリーグは、
ブレイキン、ヴォーグ、ストリート、アイドルダンス…
ジャンルが違う中での勝負なのでスキルの差が分かりづらく、
ブレイキンのようなアクロバティックな動きであっても、
決してそれだけでは優勝できないのが難しいところ。
とはいえ、今回のLUXのダンスは、
衣装も含めて、誰もが納得する完成度の高いものでした。
高いフィジカル能力とパワフルさを売りにするダンスが多い中で、
i moonは、
あくまでもアイドルダンスを貫くグループです。
動きが誰もが見ているだけに、
シンクロする動きの美しさはあっても、
創造性という部分では常に厳しい評価。
ラウンド2では最下位でしたが、
これに滅入ることなく、i moonらしさを追求していつか優勝欲しいです。
PS.1この日、1つだけ良かったことがあります。
恵比寿で2時間、有明ガーデンで都合4時間。
一応、有明ではお酒など数千円の買い物はしましたけど、
計5時間車を停めたのですが、2つの駐車料600円でした。