今話題の
WBCで使われているのと同じ、
MLBの公式ボールです。
昔、ATLvs.LADの試合、それも野茂さんがいる頃、
当時のアトランタのフルトンカウンティでファウルボールをゲット。
久々に取り出して握ってみると、
表面がツルツルで確かに日本の硬式ボールよりも滑ります。
そんなことよりWBC準決勝!
日本、メキシコも出せるものを出し切ったナイスゲームでした。
それまで自分が見た野球の試合でベストだったのが、
1992年の日本シリーズ ヤクルトvs.西武
杉浦亨さんが
代打サヨナラ満塁ホームランを打った試合。
初めて日本シリーズの生観戦。
プロ野球史上に残る劇的な試合で、
しかもホームランボールが飛んできたライトスタンドで見ていました。
そう言っても31年前ですからホームラン以外の記憶も定かではない(笑)。
それよりも今日の試合です!
負けたら終わりというトーナメントで、
難しい戦いを迫られるのが野球とサッカーです。
プレーオフのような7戦4勝、
サッカーならH&Aの2戦ならまた違いますが、
サッカーは相手にどん引かれてカウンター1発負け。
野球はピッチャー次第のところがあります。
同じ投手がずっと投げ続けられるわけでなく、WBCは球数制限があるので、
通常のシーズンとの戦い方は明らかに異なるわけです。
例えばこの試合、7回吉田正尚選手の3ランホームランで追いついた後、
佐々木朗希投手の後を受けた山本由伸選手を8回も続投させました。
ピッチング内容は素晴らしく、続投自体には問題がないのですが、
もしシーズンを通して戦うチームであったら、
この時点でセットアッパーの湯浅選手に交代していたのでは?
先発の佐々木朗希選手、山本由伸選手ともに、
スプリッター系を多めに使い、通常のスターターのときよりも
かなりエネルギーを使って投げていたと思います。
球数制限があるからというよりも、
ゲームをどう閉めるか。どのスポーツでも終盤の閉め方は重要です。
現代野球ではセットアップ、クローザーの2枚もしくは3枚で
ゲームを閉めるのがセオリー。
この日はジャイアンツのクローザー大勢選手が最後を担当。
他にもバファローズの宇田川勇希投手&山﨑颯一郎選手、
昨シーズンクローザー経験のあるファイターズの伊藤大海選手がおり、
終盤からゲームセットまでどうつなぐか、決勝も見どころの1つになるでしょう。
一部では大谷選手を最後のクローザーに!との希望的観測も出ていますが、
ファンサービス的にありと言えばあり。
実力的にもクローザーができる力があり、
栗山ファイターズ時代には大事な試合でクローザーを務めたこともあります。
個人的にはそれを無理して投げさせる必要はないと思っていますが、
いずれにしろ試合展開次第でしょう。
この試合で次につながるポイントとしては、
先発に起用された山田選手、3番手捕手だった大城選手、
快速ぶりを見せた周東選手を含め、野手陣の多くの選手を使い、
出場した選手全員が求められた役割をきちっと果たしたところでしょう。
中でも、源田選手は攻守において素晴らしい活躍。
山川選手も欲しいところで犠打。ライオンズ勢の仕事師ぶりが光りました。
出ていない選手も、自分が出場した時の役割とイメージをしっかりと把握し、
いつ出番が来てもいいよう準備をして最高の状態で決勝に臨めると思います。
村上選手が最後のいい場面で打ったのも決勝に向けて大きいですね。
この試合、ことごとく村上選手のところにチャンスが回ってきました。
それも彼が持っている証拠です。
それまで打っていないとはいえ、 いつかは打ちます。
バスケの3Pシューターは、外してもとにかく打ち続けることで、
感覚を戻していくしかないのと同様です。
短期決戦だけに周囲の重圧も大きいのかもしれませんが、
それを楽しんで打ち勝つことこそこそ超一流の選手だと思っています。
この日、WBCを見ていた人が多かったせいか、車の量もかなり少ないので、
試合が終わってから散歩がてら御殿場プレミアムアウトレットへ。
普段なら休日の午後2時頃に行くことはありません。
客が減りそうな夕方を見払っていくのですが、
この日は最も混んでいそうな時間なのにすんなり駐車場に入れました。
意外なところでWBC効果です(笑)。
Posted at 2023/03/21 21:34:54 | |
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