オリンピックの開会式で
アメリカの旗手が
スー・バードと
エディ・アルバレスと発表がありました。
スー・バード選手は今回のオリンピックでもっとも見たかった選手の一人です。
彼女は女子バスケのスーパースターで、
ファンタジックなパスは世界中のファンを魅了しています。
ちなみに今やLGTBの旗手(先頭を行く存在)で、
女子サッカーのスーパースターのミーガン・ラピノ選手と
恋人関係にもありました。
ただ、LGTBとか政治的な話等、
あくまでもおまけのエピソードでしかありません。
一方、男子の旗手の野球のエディ・アルバレス選手。
この人、ソチ五輪のスケートショートトラックの銀メダリスト。
そこからMLBプレーヤーを目指した選手なので彼もまた2刀流ですね。
ちなみに日本の旗手は女子レスリングの須崎優衣選手と
男子バスケの八村塁選手。
そこは説明いらないでしょうし、
見ればたくさん説明してくれるはずです(笑)。
一応、バスケのTVスケジュールは付けておきます。
ところで…
様々な面からケチがついた開会式ですが、
もともと本当に価値があるのは閉会式なんですけどね。
しばりも低く、いろんなアーティストが出演できるわけで。
こちらで説明できる部分は補足しますが、
TOCOGO=東京オリンピック組織委員会は、
基本は企業と行政の出向社員がほとどで、
交通アクセスやインフラなど、それぞれ持ち帰り、
課題解決をしていくことが本来の目的です。
具体的にやることは例えばこんな感じ。
こういうことがモデルになって全国に波及させていくための機会として、
オリンピックがあるわけです。
大きなもので言えば
1964年は首都高、新幹線。
1972年は札幌市営地下鉄
1998年は長野新幹線
これだけの大事業はそう簡単にはできませんから。
TOCOGに行くような人は、企業の出向と言っても、
行政の縦割りを超えてなにかを進める機会でもあるので、
企業側も将来を担う人材が多いです。
じゃあ問題になり続けている開会式やクリエイティブ面はというと?
想像するに、
電通界隈のプロデューサーが自分の周りで声を掛けたんでしょう。
ただ、それは利権とは違います。
それこそ何千人も動かす演出で、
音楽や演出などまったく仕事をしたことがない人には声を掛けません。
有頂天のケラにも声がかかって断ったというのが話題になってますが、
こういうサブカル界隈の名前ばかり。
自分も若い頃はサブカルの世界は軽く通っているけれど、
今は完全にスポーツ側の人間なだけに、
問題になったこと以前に、
なんでそういう人たち選ぶのかな? というのが正直な感想です。
自分が見てきた世界は、
スーパーボウルのハーフタイムショー
NHLスタンレーカップ
NBAファイナル、
先日のユーロ2021の閉会式
スポーツの演出は単純で派手なのがいい(笑)。
アーティストだってわかりやすい。
サブカルのミニマムな世界で受けてた人たちは、
スポーツの演出としては完全に真逆なわけです。
ちなみに小山田圭吾氏。
三茶に住んでいる時、東京で初めて見た有名人でした。
フリッパーズ・ギターの頃だったと思いますが、
周りの女子が騒いでいたので、「へー、この人が…」という感じでした。
それだけです(笑)。
小林賢太郎氏。
ラーメンズ時代、相方の片桐仁さんとは会ったことがあります。
もともとパントマイムチックでシュールなネタが多かったのですが、
その世界をやわらげ笑いに変える存在が片桐さんでした。
いまや片桐さんが俳優として活躍しているのは意外でもあり、
うれしいことでもあります。
それだけです(笑)。
1998年長野オリンピック開会式の総合演出は、
劇団四季の浅利慶太氏でした。
決しておもしろいとは言えませんでした。
今回の開会式のごたごたを見ると、
大舞台には誰もが納得する人事ということで正解だったんでしょうね。
権威主義と組織の関係性に日本のらしさを見ると当時に、
日本のエンターテイメントの人材不足感を強く感じますね(笑)。
一つだけ言えることは、
どんなに素晴らしいセレモニーであったとしても、
スポーツのプレー、ゲームの価値は超えられません。
言葉がなくても政治も民族も思想も宗教も超えられる。
そこにスポーツの素晴らしさがあると思っています。
Posted at 2021/07/23 09:19:49 | |
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