2017年01月16日
寒い。今朝のうちの近所の最低気温は-6℃でした。
では本題。
また会社帰りにラジオで、あの自動車評論番組を聴いておりました。
本日のお題は、今度発売されるマツダ・CX-5でありました。
デザインがアーダコーダ、走りがアーダコーダがありまして、この辺は聞き流していました。
で、サラッと言っていたのが「G-ベクタリング コントロールって、何回聴いても意味判んない」でした。
これ聞いて、膝が折れそうになりました。
このG-ベクタリング コントロールの概要はこんな感じ。
①ステアリングの切り始めに、エンジンのトルクを少しだけ落とす。
②ごく軽い「エンジンブレーキ」が掛かる(僅かに減速する)。
③フロントタイヤに加重が掛かり、曲がりやすくなる。
④減速しているので、タイヤの前へ行こうとする力が抜けるので、タイヤの横方向のグリップ力
も向上する(つまり曲がりやすくなる)。
これを運転者が気が付かないように、さりげなく「エンジンのトルクを制御する技術」の事であります。
似たような制御で、「曲がる時に一部のブレーキ(内側タイヤだけ等)を掛けて、曲がり易くする」という方法がありますが、Gセンサーと高度な制御が必要なので、高級車にしか採用されていません。
自称「自動車評論家」なら、概要だけでも良いので、ごく簡単に説明するか、理解できてないんだったら、触れないで欲しかったな。
因みにこの方、日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員でもあります。
話は変わりますが、AT車だと、アクセルオフにするとシフトアップしてしまい、エンジンブレーキの利きが弱くなる為、カーブに入ってもブレーキ操作を余儀なくされることが多いです。
MT車だとギアを任意の位置に固定できる為、カーブを曲がる前にアクセルオフするだけで、、クルマは綺麗に曲がってくれます(理屈はG-ベクタリングと同じ)。
当然ですが、必要に応じてブレーキを使って減速してくださいね。
このカーブ前のアクセルオフ操作は、MT乗りの方なら無意識に行っていると思います。
こうやって、アクセルも使って曲がる・・・という運転も、MT車の楽しさの一つであります。
だから、サニーを手放せないんだよなあ。
Posted at 2017/01/16 22:58:57 | |
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