アルミテープの効果

ステアリングコラム下だけに貼ったり剥がしたりを繰り返して2か月半ほど経ちました。
他の所にも貼ると楽しいんだろうなぁと思いつつ、気付けば黙々とステアリングコラム下にアルミテープを1m使ってました。

効果はというと…貼っている時と貼っていない時とでどちらが良いかと問われれば、積極的にではありませんが貼っている時です。
貼ってすぐ気付いたのが素直にハンドルが切れることと、ATをDレンジに入れた際の飛び出しが弱まったこと。
自宅の駐車場から道路へ出る際に、貼る前はハンドルが重く手探り気味に進入していたのですが、これが不思議なくらいすっきりしたのです。

この時のクリープ現象の強さも穏やかになり、貼る前のようなガツンとくるショックが減りました。
走り出してからはタイヤの接地感がより得られていて、しっくりきます。
カーブでの挙動もグイッと曲がっていく感じが抑えられ、姿勢が安定している感じが強くなりました。

アルミテープを剥がしてすぐだと貼っている時と印象は変わらず違いが分からないのですが、時間が経つと段々貼る前の状態に近づいていく感じでした。
ここで貼り直すとやはり何かがリセットされたかのように上記のような印象になりました。

良いことづくめのようにも見えるのですが、試してみて思ったのは100が100以上になるわけではなく、単に100以下だったものが100に近づいただけなのではないかということ。
この例えでいうと、100に近づいた状態のバレーノはとても良く躾けられた車なのではないかと思います。

あと、寒いと効果が弱まる(もしくは無い？)。
10月～11月上旬くらいまでは効果があるように感じやすかったのですが、11月下旬からは寒くなってきて貼っていても実感が薄くなり…
安定して効果を発揮してくれれば良いのですが、期間限定なのか（?）そうでもないような…もしくは、スタッドレスタイヤに交換して手応えが希薄気味になっているせいかもしれません。

安上がりなチューニングとして貼り続けることにしましたが、人に積極的にすすめたりはし難い(誤差と言われればそうかもしれません…)わずかな底上げかなぁという感じです。
私の場合はバレーノに4人乗車で走ってる時の挙動が一番好きなんですけどね。