あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ゆく年くる年を見ながら年越し蕎麦を食べ、新年を迎えたと思っていたら令和6年能登半島地震。。。
同じ日の出来事とはとても思えない状況ですが、被災地に近い方は身の安全を優先して過ごしていただきたいと思います。
戻せるものは後回しで全く問題ありませんからね。
さて、この日は…できれば年を跨がずに記したかったのですが、年末は思いのほかバタバタしてしまいました。
クリスマスイブの日に出かけた先は、『山形県山形市』です。
県境付近では山は白くなっていますが、道路は融雪剤の効果もあり通行には全く問題ありませんでした。 天気予報を見ると積もった状態での走行になるかな?と思っていたんですが、幸い走りやすくて良かったです。
トンネルの中に県境があります。 一瞬で通り過ぎるので、気付いたら山形県に入っていたという感じですね。
山形県に入ってすぐ高速を降りましたが、やはり県境付近でだけ雪があり段々街中へ近付いていくと雪は全くありませんでした。 今冬は暖冬傾向と言っていましたから、当たっているようです。
でも、寒い時は急に寒くなりますから今年は極端なんですよね。
そして…
今回の目的地へ到着です。 この画像だけ見ると、いつも行ってる『観光物産会館』じゃないの?と思われてしまいそうですが…
隣接する『道の駅 やまがた蔵王』が目的地です。 12月3日にオープンしたばかりの道の駅です。
元々あった『観光物産会館』と『食の駅』だけでも十分な面積がありましたが、それに道の駅が加わりましたから「山形県に来たらとりあえずここに来れば良い」感じな場所になりました。
『芋煮広場』を作ってしまうあたりが山形らしいところですね。
『小林舞香』さんという画家の方が、山形をイメージして制作した壁画。 足を止めて観ている方が結構いました。
中に入ると、ちょっとした催事が行えそうなスペースが広がっていました。 実際そういう用途を想定しているようですから、訪れる度に違うことをしている感じになるんでしょうね。
スキー競技会が山形で開催されるようです。
大会が開かれる頃だったら積雪量は十分あるはずですから、これから準備で忙しくなっていくんでしょうね。
数多くの『こけし』の展示があります。 地方ごとに系統が異なっているようで…分かる人には分かるものなんでしょうね。
絵付けは一発勝負なのに、よくこうも上手くできるもんだと感心します。
山形県を紹介するスペース、のような感じです。 山形市が整備した道の駅ですが、他の市町村のパンフレットも置いてあり県全体のPRに一役買いそう。
画像の右側にある『蔵王』の文字、書道家の『未來』さんが書いたものなんだそうです。
案外山形はアートな街なのかも?
道の駅で新たにオープンしたお店で何か買おうかなと思ったのですが、並んでいたので断念。
お店の数は少ないですが、観光物産会館の方が割と年齢層が高めになっているのをこちら側で若返らせているような感じがしました。
観光物産会館とは建物内でつながっており、自由に行き来できるようになっていました。 それに伴ってか、観光物産会館の方では商品のラインナップがさらに増えたようで…道の駅との相乗効果が期待できそうですね。
トリュフカルパスは新商品らしく…『トリュフ』の響きに負けて購入する方が多いんだろうなぁと思いました😋
外に出ると、先ほどの曇り空から青空が見えるようになっていました。 そして、次の目的地へ向かいます。
久しぶりに山形駅の西口側を走行しましたが、新しく整備されているだけあって東口とはまた違った雰囲気ですね。 街中でも渋滞らしい渋滞が全く無いので走りやすいです(^^♪
画像に写っているビルは山形県で最も高いビルなんですが、24階建てです。
ここの最上階で20数年前にラーメンを食べたのを思い出しました(笑)
ちなみに山形県で最も高い建物は『スカイタワー41』という、上山市にある41階建てのマンションでして…見たらきっと『何でこんな所に!?』と思われるかもしれません。
私が山形市内に住んでいた頃は、頻繁に800万円台で販売中のチラシがポストに入っていましたが…現在は完売しているようですね。
今になって思うと、その価格帯で購入できた方は勝ち組だったのかも🤔
そして、次の目的地『霞城公園』に到着しました。 見に行こうと思っていた場所に近い駐車場を選んだら、裏の方にある臨時駐車場だったのですが…建物の古い感じがバレーノさんに合っているような気が。
『山形市郷土館(旧済生館)』です。 明治初期に建てられた擬洋風建築の建物で、病院として使われていたものです。
『首洗い石鉢』 歴史ある建造物のすぐ横に、しれっと怖いものがあります😱
建物の裏側に受付があり、スリッパに履き替えて見学です。 中に入ると…
明治時代の大工さん、凄いなぁとただただ思いました。
1部屋1部屋に展示があり、山形の歴史を紹介するものや元が病院であったことから昔の治療器具が展示されていました。 古い木製ドアを開ける時に「キィィィッ…」っていう感じの音がするので、壊れやしないかと緊張しました。
でも、古い建造物ながら触れられるという点では珍しいような気がしますね。
140年以上前の建物とは思えない見事さですし、明治になって10年程度でこういう建物を日本人が設計していたことに驚きますね。
展示されていた絵画も日本人が洋画を描いていて、ご先祖様たちの技術の吸収の早さは凄いなぁとしか言いようがありません。
以前から見てみたいと思っていた建物でしたが、擬洋風建築、魅力的ですね(^^♪
近くには県立博物館もあり、国宝である『縄文の女神』が常設展示されています。 さらに…
お城はありませんが、石垣のきれいさに見とれてしまいます。
どちらかというと、山形城の中ではこちらの方がメインになるのかも。
自分の目線とほとんど同じような高さで屋根瓦や鯱を見ることができ、普通は見上げるものだと思っているだけに見入ってしまいますね。
過去と現代の建造物の対比ができる距離感が良いですね。 ちなみに今回のタイトル画像も同じ立ち位置から撮影したものなんですが、お城の門のすぐ隣を電車が走っており、新幹線も走ります。
撮影タイミングが合えば、城門と新幹線を一緒に撮ることができるわけで…桜の季節に撮れたら良い絵になりそうですね😊
さらに…
鮭様こと『最上義光公』の像です。
ゲームだと甥っ子である伊達政宗公の能力が過剰評価気味になりがちなんですが、最上義光公はむしろ過小評価され過ぎな感じがします。
しかも、この像が建立される時に謀略ばかりだという人物評だったこともあって反対運動が起きたと言いますからびっくりです。
NHKの大河ドラマ『独眼竜政宗』でも悪役としての登場でしたから、そういうイメージが先行する武将だったんでしょうね。
そんな人物ですが、庄内地方を領土にした時には「鮭が食べられる😃」と喜ぶくらい鮭が大好きだったそうで🐟
しかも、調査が進むにつれて人物像が露わになり、実は善政を布いていて文化人でもあったと再評価の兆しも🙌
それでいながら京の都へ赴けば「田舎者のくせに風流を解するようだ」とか言われたり、東北弁を馬鹿にするんですから…きっと「京都人、怖い」と思ったに違いありません(笑)
山形県、まだまだ見どころがありますから少しずつ行ってみたいなぁと思いました(^^♪
帰る途中で『イル・コテキーノ』というイタリアンレストラン(ハムのコース料理がメイン)の前を通過。 予約が数か月先まで埋まっているくらい人気のあるお店で、県外から足を運ぶ方も多いんだとか。
お店の入口にたくさん鉢植えが置いてあるなぁと思ったんですが、よくよく考えると…調理に使うハーブや香草だったのかもしれませんね。
仙台へ戻り、クリスマスイブなのでケーキを買いに山形市に本社がある『シベール』へ。 山形日和な一日でした♪
次回のブログは…『渡り鳥』です(^^♪