『
油揚げ。』からの続きです。
『定義如来 西方寺』で目的の油揚げを購入し、山を少し降り…以前来た時に看板を見て気になっていた場所へ立ち寄りました。
『水道記念館』です。
仙台市水道局のサイトによりますと、『仙台市の水源のひとつである青下水源地内にあり、水道のしくみや歴史、水と森林・環境の関わりなどを楽しみながら学べる施設』だそうです。
そういう施設だからか、小学生が社会見学に訪れていました。
結構大勢いたので、このタイミングで中に入って撮影でもしようものなら面倒そうだなぁと思い先に周辺を見ることにしました。
まずは『青下第一ダム』と書かれた所へ向かってみます。
行った時に敷地内の除草や剪定作業をしていおり、そのおかげできれいに整備されていました。
遠くから聞こえる、水の流れる音が心地良いです(^^♪
到着しました。
周辺の天気は変わりやすく雨が降ったり止んだりでしたが、ちょうど晴れてくれて良かったです。
それぞれ役割が分かれた弁ですが、1か所でまとめて作業できるのは楽で良いですね。
水が下に流れ落ちて、壁の一部が開いた所から『青下川』となって『広瀬川』に合流します。
こういう所にある扉って、内部がどうなっているんだろう?とすごく興味がありますね。
『ハイキングコース・水神碑』の表示があるのですが…イノシシが出没するらしく、フェンスが設けられていました。
開放厳禁とあり、しかもロックできるようにもなっていますから、行って戻って来た時には閉じ込められてる、なんてこともありそうです。
ウリ坊と呼んでいる時は可愛いんですけどね。
ここから来た道を引き返して…
ちょっとした広場のようになっている所へ寄ります。
『青下ダム記念碑』があります。
遺跡っぽさも感じさせる造形ですが、昭和9年の完成で登録有形文化財に指定されています。
山羊頭の噴水口があり、それがまた西洋風というかファンタジー色があるというか。
西洋から技術者を招いて近代水道の整備を進めていったわけで、時代背景からするとこういうものがあってもおかしくないんでしょうね。
ここからまた戻っていくと… ダムの旧管理事務所があります。
昭和8年の完成で、こちらも登録有形文化財に指定されています。
何年前だろう?と数えてみると、90年前でした😲
丸みを帯びていて作るのが大変そうだなぁと思ったのと同時に、東日本大震災の揺れに耐えていることにも驚かされます。
ここから先は散策路になっていますが、除草作業中だったのでしたし、そろそろ小学生たちも見終えた頃かな?と水道記念館の方へ戻ることにしました。
戻ってみると、ちょうど見学を終えてバスへ戻っていたので見学しました。
入館と同時に施設の方から「こちらをどうぞ!」と頂きました。
ティッシュペーパーとダムカードです。
以前ダム施設の方とお会いした時もそうでしたが、自分たちの仕事を知ってもらえるのが嬉しいのかダムカードを積極的に渡してくれます。
そういえば…以前道の駅カードを集めていた時のこと、福島県の道の駅で「私はダムカードを集めてんだ、タダでもらえるから」と語っていたお爺さんがいらっしゃいましたが、施設の方と話ができる楽しみもあったんだろうなぁと思い出したのでした。
内部はやはり社会見学向けに作られているのですが、大人から見ても水道について知りたいことが分かりやすく展示されていました。
やはり気になったのは「我が家に来ている水はどこの水?」ということですね。
『○○の水道水は美味しい、まずい』というのはよく言われることですが、これだけ水源地が違えば味も違うんでしょうね。
東日本大震災を経て、水道管の耐震化が進められているそうで安心できる情報も知ることができました。
車30台の重さで引っ張っても負けない水道管の技術は凄いなぁと思いました。
小学生並みの感想しか出てきません(笑)
でも、水道のことって知っているようで知らなかったというのも事実ですから、展示物を見て興味深く勉強になるものが多かったです。
置いてあったパンフレット等をいただいてきました。
1つ、行っていないものも混ざっていますが…これは近々行きたいと思っています(^^♪
あまり詳しく看板表示を見ませんでしたが、週末には近所の農家の方が野菜を朝に販売しているようです。
場所柄、野菜も美味しく育っているでしょうね。
この後、秋保温泉側へ向かい、『秋保ヴィレッジ アグリエの森』へ寄りました。
『千日餅』という、一応仙台銘菓の中に入っているらしいお菓子を購入しました。
京都銘菓の『阿闍梨餅』に似ている、と聞いたことはあったのですが、実際似ていました。
食感が多少違う気がしますが、食べごたえは『阿闍梨餅』かなぁという感じです。
『千日餅』ならでは、というのは無いのか?と言いますと…『ずんだ』があるのはこっちだけということですかね(笑)
帰りに仙台南部道路を利用しましたが、市営地下鉄の車両基地で新型車両を見かけました。
1987年に運用を開始した車両を改良しながら今まで使ってきたのですが、ついに交代が見えてきました。
JRの車両と比べるとあまり古臭さを感じないのは…手入れをしっかりしているおかげとデザインが良かったからなのかな。
来年から運用開始だそうですから、乗ってみたいですね😊
次回のブログは…また登米市です(^^♪