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ダーやんのブログ一覧

2018年08月29日 イイね!

カブ・ストリート レストア日記 (組立・完成編)

カブ・ストリート レストア日記 (組立・完成編)2017年9月2日、ストリートの組み立てを開始しました。まずは儀式の如く全てのパーツを集めて写真を撮ります。



最初に車体フレームにメインスタンドを取り付けます。以前ミリカブ製作記にも記載しましたが、私はこのメインスタンドにスプリングを掛ける作業が一番面倒に感じています。でも既にカブの組み立ても3台目なので、工夫を重ねて1人でも取付けできるようになりました。



続いてフロントフォーク→前輪 → スイングアーム→後輪の順で装着します。



購入時、前後ホイールに赤いリムステッカーが貼られており、これに合わせてリヤショックは武川製のレッドを選択しました。



前後の車輪が付いたらワイヤーおよびハーネス類を装着して行きます。燃料ホースもエンジンを載せる前に予め通しておくとその後の作業が楽になります。



今回搭載するエンジンは、中国製の4速 86ccでセルモーターが下側に付いているタイプなので、レッグシールドの加工が最小で済みます。



ジェネレーター側のカバーを外してみました。



ジェネレーターは、8コイルの全波整流でホンダ純正エンジンより発電力が大きく、直流12V化に適しています。



エンジンをカブに載せます。いや、吊りますと言う表現が正しいですね。



次に電装を仕上げます。これまで製作したカブと同様に純正の配線にセルモーター用のリレーやハーネスを追加し、ウインカー用のICリレーを装着します。CDI 等点火系電装は AA01 の純正品をそのまま使用します。



ライトはクリスタルタイプのヘッドライトに LEDバルブ、ウインカーはキタコのホワイトレンズにLEDバルブを入れます。



武川のLCDメーターを装着し、作動テストを行います。ウインカーをLEDバルブにする場合、整流ダイオードを2個配線に割り込ませる必要があります。



だいぶ日が暮れたので1日目はここまで。





さて組み立て2日目、いよいよ完成です。ロングシートはアウトスタンディングモーターサイクルで購入しました。













メーター下のインジケーターは、FI 用を流用して2-3速のギヤインジケーターとしました。4速のインジケーターはメーター内に有ります。





自身で製作したカブにはナナカンパニーで購入した限定車用のブラック&ゴールドのスーパーカブステッカーを貼っています。



最後に自身で製作した3台を並べて記念撮影です。









ナンバーがカラフルですね。1年間に渡り丸目カブ作りを楽しみましたが、やり切った感がありますので、カブ作りは暫くお休みしてプチツーリングを楽しむ事にします。
Posted at 2018/08/29 22:22:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年08月28日 イイね!

カブ・ストリート レストア日記 (分解・塗装編)

カブ・ストリート レストア日記 (分解・塗装編)今回レストアを手掛けるカブ・ストリートはなるべくオリジナルの雰囲気を残したまま、ドレスアップパーツを使用してエレガントなタンデム仕様にする事にしました。参考にさせて頂いた車体はこちらです。



この年代のカブは鉄製部品が多い為、保管状況にもよりますが、経年化と共に腐食が現れてきます。この車体は2003年製の様で丸目カブの中では比較的新しい方ですが、それでもボディー表面の随所に錆や塗装の劣化が見られます。純正塗装を生かしたい所ではありましたが、結局フレームも塗装し直す事にしました。2017年8月20日作業開始です。











今回タンデム仕様にする予定につき、カブ90DXのスイングアーム (紺色) とギヤインジケーターを装着する為、カブ50DX FI のハンドル (紺色) を入手したので、併せてストリート純正色のブーンシルバーメタリック(NH-373M)に塗装します。まずは車体をバラバラに分解して塗装作業の準備に掛かります。

今回使用するペイントは、デイトナのMCペインターとイサム塗料のエアーウレタンのクリアー。これらは素人が行うバイク塗装用としては最強の組み合わせだと思います。タレ難く、とても塗り易いです。



塗装の作業工程は、各部品の錆を落とし、耐水ペーパーで足付けをする→中性洗剤で洗って油分を落とす→プラサフ等で下地を作る、という結構地味で時間の掛かる作業を経て漸く本塗りです。今回はメタリック塗装なので、本塗りでも下塗り→研磨→上塗り→研磨 という4つの工程が必要です。

下の写真は金属部品にプラサフを吹き付けた所です。プラスチックの部品は塗料がのり難いため、ペーパーで足付けをした後、塗装の直前にミッチャクロンだけ吹く様にしています。



続いてシルバーを吹き付けます。



手前のタンクは別の車体の物です。



仕上げのウレタンクリアーを吹き付けます。



上塗りが完了したら1週間ほど乾かし、ウレタンクリアーがカッチカチになったら、1500番のペーパーで表面の凸凹を研磨し、その後コンパウンドで研磨してツヤツヤにします。



しかし、冷静に考えるとここまで塗り直すならベース車両はストリートでなくても良かった様な気が・・。

さて、塗装は8月27日に完了しました。翌週は仕上げの研磨を行い、いよいよ組立て開始です。
Posted at 2018/08/28 23:58:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年08月27日 イイね!

カブ・ストリート レストア日記 (購入編)

カブ・ストリート レストア日記 (購入編)これまで初代カブ(通称古カブ) と2台のミリタリー仕様のカブ(通称ミリカブ)についてご紹介しましたが、実は2016年8月の古カブ購入と翌年1月のミリカブ製作の間にカブ・ストリートの車体をヤフオクで購入していました。



カブ・ストリートとは2002年頃に発売された限定車で、シルバーの車体色にブラックのレッグシールド、リトルカブと同じ小型のリヤキャリヤを装備した、少し小洒落た街乗りバージョンでした。

そのフォルムが気に入り、自分用のバイクにすべく車体を探し始めました。発売から14年程度経ち、元々販売台数が少ないため、程度の良さそうな中古車は10万円以上していました。よって状態はイマイチでも自分でレストアする事にしてヤフオクで安い車体を探していた所、家の近所から3.6万円で出品されているものを見つけました。エンジンが少々ワケありの車体の様で、入札して様子を見ていましたが、結局他に入札がなく開始価格で落札出来ました。

ワケありの理由としては、キャブレター・マニホールドのエンジン側スクリュー1本の頭がねじ切れており、修理にはエンジンを下ろして手術する必要がある様です。これは商品説明の中で一応言及されていましたので、前回の古カブのケースとは異なり、承知の上で入札しました。







落札の翌日に出品者の年配のご夫婦がワゴンに載せて届けてくれました。状態は予想の通り中の中と言った感じで、エンジンはC50の20年物ぐらいだと思われます。

何れにしてもエンジンは90ccのものを用意して載せ替え、タンデム仕様にする予定だったので、このエンジンはそのままスクラップ屋さん送りにしようと思いましたが、カバー類を外してみたところ、意外にもコンディションは悪くなさそうだったので、エンジンを下ろして埋め込まれたスクリューの残骸をドリルと専用工具を用いて取り除く事にしました。



ネジの残骸にドリルで穴を掘り、ネジ取りツールを差し込む穴を作ります。



格闘の末、折れたスクリューの取り出しに成功しました。これでこのエンジンの欠陥は取り除かれました。



その後再びエンジンを車体に装着しましたが、まだどの様なレストアをするかイメージが固まっていなかったのと、先にミリカブの製作に着手する為、暫くの間ストリートは部品採りを兼ねて冬眠してもらう事にしました。

後日談ですが、不要となったエンジンを掃除して状況を細かく説明した上でヤフオクに100円で出品しました。そうしたら何と1.95万円で落札されました。予想の3倍の金額でした。





送付先住所よりバイクショップの方が落札された様です。カブモンキー系の横型エンジンは人気あるのですね。よって、私はストリートの車体を実質1.65万円で入手した事になります。これは凄くお得な買い物でした。


Posted at 2018/08/27 23:34:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年08月25日 イイね!

ミリカブ-2 製作・売却

ミリカブ-2 製作・売却先日のブログで触れましたが、初代カブ(通称古カブ) のその後について記載します。



1970〜80年代の部品を散りばめながら AA01 としてヤフオクに出品され、落札してしまった古カブですが、ミリカブの完成並びに強化により、すっかり出番が無くなりました。

古カブのままオークションに出品する事は心情的に出来ないため、付加価値を付けて出品する事にしました。ミリカブの強化により余ったセル付き4速エンジンやスイングアーム、ブロックタイヤ等を使用して魅力あるカブに仕上げる事にしましたが、あまり魅力的にしてしまうと売却するのがもったいなくなり、我が家がカブで溢れてしまう為、2017年7月にミリカブの弟車 (通称ミリカブ-2) を作る事にしました。



古カブを全て解体してAA01の部品だけを残し、足りない部品は新たに調達して再び艶消しオリーブドラブ色に塗装しました。この色、結構気に入ってます。





同じ作業を2度繰り返すと完成形がある程度分かっているので、初回ほどのワクワク感はありませんが、スキルが上がり各々の仕上がりが確実に向上していることが実感できます。今回はオークションに出品する事を前提としているので、各ボルトもトルクレンチを使用して指定のトルクで締めて行きます。

電装系もセル用配線を自作し、ハザード機能のあるICウインカーリレー(3000円)を新品購入して組み込むなど、機能にトコトン拘りました。



今回プレスカブのハンドルスイッチを改造してウインカースイッチを左側に変更しました。



右側のハンドルスイッチにセルスイッチを組み込み、元々のウインカースイッチを補助灯とハザードのスイッチに転用しました。



ウインカーとテール・ストップランプのバルブは古カブに装着していた武川製のLEDバルブです。テール用のバルブは交流対応です。またメーターの灯火類も全てLEDとしました。



組立開始から3日程度要しましたが、漸く完成です。











ミリカブ兄弟のツーショット。





このミリカブ-2 はヤフオクに100円スタートで出品し、埼玉県の方に二桁万円で落札して頂きました。部品代が何とかカバーできたという収支状況ですが、評価頂いたお値段には大変満足しています。

軽のバンで息子さんと一緒に引き取りに来られ、少しお話を伺ったところ、新車購入されたカブが盗まれてしまったとか。お気の毒ですね。ミリカブ-2 を気に入って頂けた様で良かったです。
Posted at 2018/08/25 08:43:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年08月23日 イイね!

ミリカブ強化

ミリカブ強化2017年1月にミリタリー仕様のカブ(通称ミリカブ) を完成させましたが、同年5月に息子が普通二輪免許を取得した為、用意していた中国製107ccエンジンに載せ替えました。スプロケットは息子が買って来たフロント15T 、リヤ35T としました。



同時にリヤキャリヤにアウトスタンディングモーターサイクルで購入したピリオンシートを取付け、スイングアームをカブ90用のリヤステップが付いたものに交換しました。これでタンデム仕様になりました。



元々付けていたプレスカブのスイングアームはリヤホイールのシャフトが一回り太い仕様だった為、スイングアームを交換することにより、必然的にリヤホイールもノーマルタイプに交換する事になりました。交換ついでにリヤタイヤを2.75-17 の一回り太いブロックタイヤに交換し、タイヤを揃えるためにフロントホイールも追加で1つ入手して同じブロックパターンの2.50-17を履かせました。



マフラーもスラッシュカットのマッドブラックカラーのものに替え、よりワイルドな雰囲気になりました。



フロントフォークにはLEDの補助灯を取付けました。



カブの欠点はライトの暗さですが、これで暗い夜道も安心して走れるようになりました。

ミリカブの排気量アップ及びタンデム仕様化が完成し、原付二種に登録を変更しました。これで合法的に 60km/h まで出せる様になり、交差点の2段階右折も不要となりました。

一方、今回のミリカブ強化で以下の部品が余りました。

-AA01-E セル付き4速エンジン
-純正キャブレター(ヒーター付)
-純正マフラー
-プレスカブ用スイングアーム
-前後ホイール +ブロックタイヤ (ほぼ新品)

さて次はどんなカブを作ろうか・・。
Posted at 2018/08/23 23:16:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

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