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2023年08月28日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト㉝

KZ1000 LTD プロジェクト㉝お盆休みで暫く作業が中断したため、大きな進展はありませんが、レストア作業の進捗についてご紹介します。

フロントブレーキのキャリパーを組み立てました。これらが用意した部品です。

ピストンのシールとダストブーツにシリコングリスを塗ります。


右側はすでに完成しています。実は左側を組み立てる際にダストブーツとOリングをシャフトボルトを挿入する時に傷つけてしまい、買い直しとなりました。写真の4セットで約5千円します。トホホです・・。

今度は慎重にボルトを挿入して完成しました。


早速車体に取り付けます。

ブレーキホースを2本に分岐させるジョイントをステムに取り付け、左右のロワーホースを取り付けました。アッパーホースはハンドルとの距離を測り、後日ジャストサイズの物を購入します。

フロントブレーキキャリパーとホースが付きました。フロントホイールはあとスピードメーターのケーブルを装着すれば完成です。



ネジ穴の修理に出していたシリンダーヘッドが戻ってきましたので、早速装着します。

この2つのネジ穴をヘリサート加工で修理して頂きました。

一旦シリンダーヘッドを外した事により、ガスケットも付け直しとなったため、今回はPAMS製の信頼性の高い物を購入しました。



シリンダーヘッドの面研に伴う高さ調整のため、前回ベースガスケットは純正のものを2枚重ねにしましたが、今回はヘッドガスケットの厚さで調整することにして、ベースガスケットは1枚のみにしました。ベースガスケット交換のためシリンダーブロックも一旦外す事になりました。

再びシリンダーブロックを装着し・・。

ガスケットを装着しました。

そしてシリンダーヘッドを装着します。

既に何度も行ったバルブタイミング合わせを再び行います。だいぶ小慣れてきました。まず1番と4番ピストンを上死点に合わせます。

この状態で排気側カムシャフトを矢印の刻印の位置でカムチェーンに噛ませます。

続いて吸気側カムシャフトも指定の位置に上の矢印から28番目のピンをスプロケットの28と刻印された位置に合わせます。

カムチェーンガイドスプロケットを装着し、この状態でクランクシャフトを回してスムーズにカムが動けばバルブタイミングはOKです。

手前の三日月の切掛けにカムプラグを装着してフタをします。

続いてクラッチのセンターハブナットを締めます。これは専用の回り止めの工具がないと規定トルクまで締め上げるのは無理と思われたため、今後何回使うか分かりませんが、工具を購入しました。

続いてクラッチのフリクションプレートとメタルプレートをオイル漬けにして1枚ずつ交互に嵌めて行きます。


プッシャーやスプリングを装着してクラッチの組み立てが完成しました。

シリンダーヘッドカバーも装着してエンジンの形になりました。

少しずつ、少しずつ形になって行きます。エンジンが閉まれば、電装系に取り掛かります。


Posted at 2023/08/28 15:07:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年08月16日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト㉜

KZ1000 LTD プロジェクト㉜引き続き外装部品を装着してバイクの形にして行きます。

前回仮装着した後輪を外し、ブレーキディスク及びキャリパー、ドリブンスプロケットを装着します。


ステップを装着します。

ドライブスプロケットを仮装着します。

前輪にもブレーキディスクを装着します。


続いてフロントフォークを組み立てます。組み立てに必要な部品や消耗品です。インナーチューブに点サビが見られたため、今回新品に交換します。

インナーのピストンを固定する特殊工具を持っていないため、ボトムのボルトはインパクトでオーバートルクとならない程度に締めます。

オイルシールを装着します。

オイルシールにシリコングリスを塗り、ホームセンターで買ったエンビの配管パイプで叩き込みます。外径40mmのものでジャストサイズでした。

ワッシャーを入れリングで固定します。

ダストカバーを付けます。

ドレンボルトとOリングも新品に交換します。


フォークオイルはサービスマニュアルに記載される許容量の範囲の中間値を取り各々175mlを入れます。

空気抜きをしてスプリングを入れた後、ヘッド側のキャプボルトを締めて出来上がりです。

早速車体に装着します。装着時にはヘッドライトステーも併せて装着します。

フロントフェンダーを装着します。

前輪のアクスルシャフトもPMC製のステンレスタイプを装着します。

前輪が付きました。ホイールとフェンダーの形状より、見る人が見ればMK2と識別できます。

今回ハンドルはハリケーン製のヨーロピアンタイプにしました。当初アップハンドルの絞りタイプにしようと考えていましたが、MK2にはよりスポーティーなヨーロピアンタイプの方が似合うのではと思い、悩んだ末にこれにしました。



前後ホイールとハンドルが装着できたので、移動させる事が可能となりました。初めてガレージの外に出してみます。




前後ホイールが付いた事で大型バイクとしての存在感がより一層高まりました。部品をつける毎にMK2に近づいて行くためとても楽しい作業です。


Posted at 2023/08/16 12:55:51 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年08月07日 イイね!

KZ1000 LTDプロジェクト㉛

KZ1000 LTDプロジェクト㉛シムが届いたのでシリンダーヘッドの組立てを再開します。


早速シムをセットします。

カムシャフトを装着して各カムとシムの間のクリアランスを測ります。

全て許容範囲である0.05〜0.10ミリの間に納まりました。従って、仮付け用のボルトを1本ずつ外し、本付け用のボルトに交換してマニュアルで指定された順番通りに規定トルクで締めて行きます。


この時問題が発生しました。2本のボルトが最後トルクを掛けた時にキュッではなく、ヌルッとした感触が伝わり、これはやってしまったと思いました。ネジ山を壊してしまった様です・・。


ここはカムの回転により常に力が掛かるため、修理せずには先に進めません・・。バルブタイミングも合わせて漸くここまで組み上げましたが、一旦後退です。

折角なのでカムカバーを装着してみました。良い感じです。

シリンダーヘッドを再び外して内燃機屋さんに2箇所のネジ穴をヘリサート加工して頂きます。一歩進んで二歩下がる、これが旧車レストアの醍醐味というか真骨頂というか、そう考えないとやってられません・・。

シリンダーヘッドが返ってくるまでの間、他の部品を装着して行きます。ステムのベアリングをテーパータイプに交換します。

まずは下側にベアリングレースを打ち込みます。

続いて上側も。

ステムのボトムにもベアリングを打ち込みます。

車体に装着しました。


次にスイングアームとリヤショックを装着します。


だいぶバイクらしいフォルムになってきました。

リヤホイールのシャフトを装着します。今回PMCのステンレス製のものを用意しました。

装着します。


シャフトを付けたらホイールも付けてみたくなり仮付けしてみました。

これまた良い感じですね。


これからはだんだんMK2の形になって行く楽しい作業です。
Posted at 2023/08/07 22:35:56 | コメント(0) | トラックバック(0)

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