• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ダーやんのブログ一覧

2018年09月22日 イイね!

タイカブ 不採用パーツの紹介

タイカブ 不採用パーツの紹介タイカブをレストアする過程で複数のパーツを購入し、実車に装着してみて不採用となったパーツがありましたので、ご紹介致します。

1.リヤ・コンビネーションランプ⓵



これは純正ノーマルと同じレッド+オレンジのレンズです。レッド+クリアーを注文したつもりでしたが、サイトが全て中国語だったので、自分が注文を間違えたか、業者が商品を間違えて送付したか未だに不明です。取り敢えず注文し直しました。新品なので純正よりは明るい感じになります。不採用は決まっていたものの、一応装着してみました。ヤフオクに出品するも買い手がつかず、お蔵入りとなりました。

2.リヤ・コンビネーションランプ②



レッド+クリアーのレンズです。正直かなり迷いましたが、全てLEDのコンビネーションランプ(下の写真)が採用となりました。



不採用となったレッド+クリアテールはヤフオクで売却しました。

3.スピードメーター 120km/h スケール





純正のメーターと同じデザインで 120km/h スケール、ギヤインジケーター付きです。メーターについては一見して新しい感じの下のタイプを採用しました。



電圧計が付いているため、メーターがやや小さく、視認性は純正タイプが上だと思いました。不採用となった純正タイプはヤフオクで売却しました。

スピードメーターについては、複数の方から入手方法の問い合わせを受けている事もあり、HA06にしては珍しくニーズがありそうなパーツですね。機会があればお譲りする目的で入手したいと思います。
Posted at 2018/09/23 00:24:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年09月18日 イイね!

DAYANG とは何者?

DAYANG とは何者?私のタイカブHA06の紹介には頻繁にDAYANGという中国の二輪メーカーの名称が登場しますが、自分でもこのメーカーの正体は良く知りませんでした。パッケージのロゴに中外合資とあるので外国企業との合弁のメーカーである事は想像できましたが、どこの国の資本が入っているのかも全く知りませんでした。ただタイカブHA06に装着できるというだけで喜んでDAYANGの純正部品を買い漁り、SNSで不特定多数の方々に情報発信していた自身の短絡的な行動を反省し、少し真面目に調べてみることにしました。

ネットで粘り強く検索していたところ、日本貿易振興機構(JETRO)アジア研究所の研究文書にDAYANGに関する記載を見つけました。

それによるとDAYANG(大陽)とはタイ最大の企業集団であるCP(チャルンポーカバン)グループと中国の国営企業との合弁企業の様です。CPグループは、元々華僑がタイで1921年に設立した食品会社を起源としており、その後色々な事業分野に参入、1979年より華人資本として中国への投資を展開している世界有数の企業グループです。現在は拡大する越境EC事業で伊藤忠商事や中国の中信グループと提携しています。

CPグループは、1985年頃より中国において自転車に代わるオートバイ市場の拡大を予想し、国営企業の上海汽車工業との合弁で上海易初摩托車有限公司を設立しました。因みに「易初」はCPグループの創始者、謝易初の名前から取ったものと思われ「摩托車」は中国語でオートバイの意味で「モト車」の発音を漢字化したものです。CPグループは中国で二輪市場が拡大すると予想したものの、自社に技術やノウハウが無かったため外国企業の技術を導入する事にしました。

一方、ホンダは1981年より重慶の嘉陵集団に技術支援しており、この評価が高かった事からCPグループがホンダに技術提携を要請し、1985年より5年間技術支援する契約が締結され、ホンダが途上国向けに開発したCG125を現地生産、上海易初では XF(幸福)125のブランドで販売された様です。

CG125


XF(幸福)125




中国における二輪市場は順調に成長し、上海の合弁事業が軌道に乗った事からCPグループは洛陽にも武器等を生産していた国営の北方工業集団との合弁で洛陽北方易初摩托車有限公司を設立し、タイで急速にシェアを拡大していたホンダと再び1992年より5年間の技術提携の契約を結び、当時タイホンダで生産していたC100(スーパーカブ100) の生産を始めました。これが正しくDAYANG DY100です。

DAYANG DY100


CPグループはケーヒンとも合弁で中国にキャブレターのメーカーを設立するなど、二輪事業に注力しました。同グループが現地生産したXF125やDY100は中国市場に浸透して行ったものの、浸透するにつれ安いコピー商品が市場に出回る様になり、1990年代半ば以降は価格競争に巻き込まれて急激に販売シェアを落とし、そこにアジア通貨危機が追い討ちをかけた為、CPグループは上海易初の事業より撤退しました。合弁を継続している洛陽の方も暫く低迷していましたが、販売網やアフターサービスの充実により2002年以降は販売が回復した様です。

長々と書きましたが、結論としてDAYANG DY100は正真正銘ホンダの技術により生産されたバイクであり、中国に多数あるパチ物ではないという事が分かりました。

従って、これからもDAYANGの部品でタイカブをドレスアップして行きたいと思います。
Posted at 2018/09/18 23:44:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年09月18日 イイね!

タイカブ レストア日記 (組立・完成編)

タイカブ レストア日記 (組立・完成編)タイカブの車体を分解して以降、公私共に少し忙しくなり、分解してから2週間空いてしまいましたが、2018年5月20日に車体の組立て作業を開始しました。

タイカブは人気薄によりネット上の先人情報が極めて少ないので、組立に際し、大枚を叩いてサービスマニュアルとパーツリストをヤフオクで購入しました。サービスマニュアルが9500円、パーツリストが2000円でした。



余談ですが、タイカブの正式名称は、前期モデルのHA05が「カブ100EX」後期モデルのHA06が「スーパーカブ100」と言うのですね。





まずは恒例となる全部品を並べての記念撮影です。







ホイールは前後新品を用意し、タイヤは前後とも PIRELLI の City Demon にしました。サイズは純正と同じく前 2.25-17 後 2.50-17 を選択しました。



次にフロントステムをフレームに取り付けますが、これはこの車体独特の面倒な作業でした。AA01ではベアリングがプラスチックの枠に予めセットされており、それを取り付けるだけでしたが、HA06ではベアリングが全てバラの状態でそれをピンセットで上手く並べてステムを取り付けるのですが、上下同時に行う必要があり、これが中々上手く行かず作業中にベアリングの玉が落ちてしまいます。かなり粘度の高いグリスを塗って固定するのが良さそうですが、手持ちのグリスは粘度が足りず、玉が落ちてはやり直すという夢に出てきそうな状況でした。何とか5回目ぐらいで取り付け出来ました。







続いてメインスタンドをフレームに取り付けます。こちらは組み立て4台目と言うこともあり、割とスムーズに行きました。



フロントフォークとスイングアームを取り付け、ホイールを付けるとバイクらしいフォルムになります。(前輪回りはかなりか細い感じですが・・) 足回りは全て新品に替えたので輝いています。



ハーネスやワイヤー類を通し、エンジンを載せます。今回 HA06 の純正エンジンは研究材料としてオーバホールする予定につき、手持ちの中国製セル付き4速107ccエンジンの新品を載せます。HA06 の純正エンジンより排気量は大きいですが、2次クラッチ仕様ではなく、HA02 (C90) のエンジンをボアアップして4速化した仕様です。このエンジンは以前に製作したミリカブに載せたものと同じなので、品質や特性は既に把握しています。





タイカブHA06のチェーンは 428サイズで AA01/HA02 用の 420サイズより丈夫なタイプが標準仕様です。スプロケットはフロント16T、リヤ36Tを装着予定につき、今回必要となるコマ数は102です。アマゾンでDIDの102コマが2,160円の価格に対し、同じく106コマが1,600円で売られていた為、こちらを買って不要な4コマをカットする事にしました。売れ残りにより安いものと思いますが、安いチェーンカッターを持っている事で560円も安く入手する事が出来ました。







チェーンケースとマフラーが付くと、だいぶカブらしくなってきました。





セルの配線等、電装の一部を加工する必要があり、時間を要しましたが、あとはキャブレターとエアクリーナー、カバー類を取り付ければ完成です。キャブレターは HA06の純正品をそのまま使用します。







そして完成しました。











暫くはこのタイカブをネタとしたブログを書かせて頂きます。
Posted at 2018/09/18 13:16:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年09月17日 イイね!

タイカブ レストア日記 (分解編)

タイカブ レストア日記 (分解編)GW後半の2018年5月4日よりタイカブのレストアに着手しました。まずは車体を分解して各パーツやボルト・ナット類を洗浄しサビが出てるものは磨いた後、ブラックかシルバーに塗装します。

分解時も組立ての時に役に立つように各々の工程で写真を撮っているのですが、車体も埃や錆びでキレイな画像ではないので割愛させて頂きます。しかし、今回組立ての際には中国製の107ccエンジンを載せる予定なので、カブ・モンキーマニアのファンが多いセル付き4速97cc エンジンの画像のみ載せます。









種類は若干違えどカブの分解は何度もやっているので、あっと言う間に原動機が外れてタダの自転車になりました。(小笑) タイカブは普段プラスチックのカバーでボディーの大部分が覆われており、これが人気薄の一因と言われていますが、カバー類を外すと後ろの丸目カブとほぼ同じ形状のフレームである事が分かります。



購入してから初めてフロントフォークを見ましたが、両方ともオイルが滲んでいます。オーバホールすればまだまだ使えそうですが、今回新品に付け替える為、オーバホールの練習用に取っておきます。



外装についてどうするか熟考した結果、カバー類の塗装面の状態が意外と良い事から、塗装はせずにオリジナルのまま外観をビジネス仕様からタンデム仕様に変身させることにしました。しかし、フレームの下部には少しサビが発生しているため、そこだけ補修するべくオリジナル色のグラニット・ブルーメタリックのスプレー塗料を探しましたが、既に廃盤となっている様です。

一方、フレーム全体に純正色が塗装されているものの、普段は大部分がカバー類で隠れている為、外から見えるのはタンク下の僅かな部分のみです。よってスタンドやステップと同様にフレームの錆びている部分は全てブラックで塗装する事にしました。スイングアームとチェーンケースはカブ・ストリートの塗装で余った純正色のブーン・シルバーメタリックで塗装しました。

プラスチックのカバー類はコンパウンドで表面の細かいキズを研磨してツヤツヤにします。



翌週から組立作業に入ります。
Posted at 2018/09/17 22:29:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年09月15日 イイね!

タイカブ レストア日記 (購入編)

タイカブ レストア日記 (購入編)前回ご紹介した2017年9月のカブストリート完成後、暫く冬眠していましたが、春を前に再びカブを弄りたくなり、次なるプロジェクトを模索する日々を送っていました。

以前からタイカブHA06には興味を持っていましたが、1994年製と古い上にカブの中では人気薄のため、ドレスアップパーツが売られていないのがネックでした。カブのパーツを専門に扱うアウトスタンディング・モーターサイクルでもHA06用のパーツは全く扱っていません。(涙)

スーパーカブ100 (HA06)


一方で仕事で頻繁に行き来していた中国にはタイカブHA06にソックリな中国製の大陽(DAYANG) DY100 というバイクがあり、それ用のドレスアップパーツもネット通販で豊富に且つ安価で売られていることを知りました。

DAYANG DY100


中国には日本製品にソックリな違法コピー商品が沢山あるのは皆さんもご存知だと思いますが、このDY100というバイクがその一つなのか否か調べるためにネット検索を続けていましたが、殆ど情報がありませんでした。ただ、この DAYANG という中国の二輪メーカーが1990年代にホンダの技術支援を受けていたらしい情報を見つけ、自分の中で次なるレストアのプロジェクトが決定しました。

早速ヤフオクでHA06を探し始めたところ、比較的程度が良さそうな1.6万キロ走行の車体が埼玉県より出品されていました。HA06は車体の人気はありませんが、セル付き4速 97cc というキャブ仕様のカブの中で最強のエンジンだけは根強い人気があり、エンジン狙いと思われる入札が既に入っていました。

HA06 セル付き 4速 97cc エンジン




エンジン狙いの人の予算を5万円程度と想定し、過去の車体の落札額の相場を参考に6.5万円を少し上回る7万円で入札したところ、最後ジリジリと値を上げたものの、結果 6.65万円で落札できました。

落札後、ナンバーを取って2018年3月3日に出品者がお住いのさいたま市に引き取りに行きました。最初に車体を見た時、写真の印象よりは古く感じましたが、24年モノのバイクとしては悪くないコンディションでした。





一方でレストアに必要なパーツを中国の通販サイトで物色し、購入しては中国に住む知人の自宅に送らせて貰いました。その時期は仕事で月に一度の頻度で中国に出張していましたので、その際に知人宅に届いたパーツをスーツケース一杯に詰めて日本に持ち帰りました。シート等、スーツケースに入らない大きなものは、日本に帰任する同僚の引越し荷物に潜り込ませるなど、あらゆる手段を駆使しました。パーツが2種類あり、どちらのパーツを付けるか迷った時は両方とも購入し、不採用となったパーツはヤフオクに出品する事にしました。DAYANG DY100 用の純正部品を中心に実際に購入した新品パーツは以下の通りです。

・スピードメーター
・ヘッドライト(クリスタルタイプ)
・フロントウインカー
・リヤコンビネーションランプ(LED)
・ロングシート
・リヤキャリア
・フロントフォーク
・リヤショック
・ハンドルグリップラバー
・フロントステップラバー
・リヤステップ
・前後ホイール
・チェーンケース
・ハーネス
・ハンドルスイッチ
・ワイヤー類一式
・前後スプロケット

欲張って少し買いすぎてしまった結果、フレームとエンジン、カバー類を除き、限りなくDY100になってしまいそうです。(汗)

こうして比較的程度の良いHA06の車体とレストアおよびドレスアップに必要なパーツを入手しましたので、外装色等、どの様にタイカブを仕上げるか暫し考えます。この時が私にとっては一番楽しい時間です。
Posted at 2018/09/15 09:58:46 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「漢カワサキ! http://cvw.jp/b/3017414/47496781/
何シテル?   01/27 22:48
愛車はZ900RSの50周年記念モデルと1983年モデルのCB750FC、スーパーカブ2台とトランポを兼ねたステップワゴンスパーダハイブリッド。最近1979年モ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/9 >>

      1
2345678
91011121314 15
16 17 18192021 22
23242526272829
30      

リンク・クリップ

ダーやんさんのカワサキ KZ1000 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/02 08:13:53
KZ1000 LTDプロジェクト㊿ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/30 18:42:48
不明 汎用ウインカーポジションキット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/04/12 12:50:54

愛車一覧

カワサキ KZ1000 MK2 (カワサキ KZ1000)
KZ1000LTDの現状販売車を購入し、1年4ヶ月かけて自身でレストアしてMK2仕様に仕 ...
ホンダ CB750F ナナエフ (ホンダ CB750F)
2020年8月に憧れのCB750Fを購入しました。型式は1984年式のFC、購入時はメー ...
カワサキ Z900RS ゼット (カワサキ Z900RS)
近所のカワサキプラザは抽選ではなく先着順で受付をしていたため、2022年1月8日(土)に ...
ホンダ ステップワゴンスパーダハイブリッド スパーダ (ホンダ ステップワゴンスパーダハイブリッド)
①カブのトランポ、②災害時の非常用電源、③車中泊のできる車を求め、各メーカーのミニバンハ ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation