キャブレターを取り付けます。
以前に加速ポンプのオーバホールをして新品のジェット類を装着し、すぐに使用できる状態にして保管していました。下に出っ張っているレバー状の部分が加速ポンプの機構です。
こちらはエンジンのインシュレーターに取り付ける側です。
インシュレーターに押し込むのに硬くてひと苦労しましたが、シリコングリスを塗り、何とか取付ける事ができました。アクセルワイヤーを繋ぎ、パワーフィルターを取付けて完成です。ヨシムラのステッカーが貼ってありますが、ヨシムラ要素ゼロのステッカーチューンです。
キャブレターが付いてエンジンが完成形となりました。
ステムにエンブレムを取り付けます。ステーはPMC製ですが、エンブレム本体はまだ純正部品が出ます。
まずは台座を取付け・・。
エンブレムを取り付けます。
良い感じです。
最後にマフラーを取り付けます。装着するのはMRS製の手曲げショート管です。
ガスケットが落ちない様に液体ガスカットを少し塗ってから取り付けます。
この手曲げ感が良い感じです。
YouTubeのMRS公式チャネルでこのマフラーの製造工程を見ることができます。手曲げの部分は機械で曲げていますが、それ以外は手作りされています。安価な割にしっかりと作られています。
横から見るとこんな感じ。MK2のマフラーステーに合わせて少しカチ上げられている所がZ1用とは異なっていてお気に入りポイントです。
いよいよエンジンを始動するため、サブタンク及びキャブレター同調用のバキュームメーターをセットします。
エンジン始動の様子を撮影するため友人に動画撮影を依頼し、エンジンが始動する感動の瞬間を捉えます。そしてガソリンコックを開けてガソリンをキャブレターに注ぎ込んだところ・・。
ここでトラブル発生!
キャブレターの方々からガソリンがダダ漏れし、エンジンに降り掛かりました・・。
何も考えずに以前に組んだキャブレターを取り付けましたが、よく思い起こせばまだ仮組みの状態でドレンボルトを含め各ボルトを本締めする前の状態でした・・。
慌てて各ボルトを締めて大半のガソリン漏れは止まったのですが、1箇所だけ漏れが止まりませんでした。そこは加速ポンプのダイヤフラムでこの部品だけ新品が入手できなかったため古い部品を使いましたが、やっぱりダメでした。さて、どうしたものか・・。
ガソリンのダダ漏れにより耐熱塗料で塗装したエンジンは無惨にも塗装が剥げてしまいました・・。一度焼きを入れれば塗膜が強くなりますが、その前だったので、いとも簡単に剥がれてしまいました。
塗装の補修とキャブレター問題が新たに浮上し、エンジン始動の瞬間はお預けとなりました。(涙)
何とか純正の加速ポンプ付きキャブレターを再生したかったのですが、新たにレーシングキャブレターを買うしかないですかね・・。
Posted at 2023/11/25 00:16:49 | |
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