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ダーやんのブログ一覧

2023年03月27日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト⑮

KZ1000 LTD プロジェクト⑮先日部品の塗装に取り掛かりましたが、スプレーガンを使用した塗装は初めてだったため、事前に You Tube の動画等で予習したものの、ガンの吐出量の調整が上手く出来ていなかった様で塗料の噴射量が多すぎてあっという間にタレてしまいました。完全に乾燥させた後にタレた部分を削り、後日やり直しとなりました。塗装の世界も奥が深いです・・。






しかし、2液ウレタン塗料の塗膜の厚みと強さは市販のスプレー缶による塗装では真似できないため、スプレーガンによる塗装スキルをぜひ習得して次はフレームの塗装、将来的には外装の塗装も行えるようになりたいと思います。

さて、気分転換に電子工作をする事にしました。MK2用のLEDテールランプをワンオフで制作します。

まずは基盤をテールランプ本体のサイズに合わせて切り出します。


LEDを並べてみて配列を決めます。

テールランプの明暗をコントロールするパルス減光回路は、いつもオーディオQさんでダイオード等の部品をキットで購入して自作していますが、以前にCB750Fのウインカーポジション用に作ってその後外したユニットがあったので、それを流用します。LEDは目に見えない速さで点滅を繰り返しているのですが、パルス減光回路はこの点滅速度を落とす事で点滅の滅の時間を増やし照度を落とす仕組みです。

パルス減光回路の基板をLEDの回路と干渉しないように取り付けるため予め取り付ける場所を決めてドリルで穴を開けておきます。

シルバーのカッティングシートを基板の表面に貼ってLEDを差し込む部分に穴を開けます。

LEDを並べて裏側をハンダで仮固定します。


そしてLEDの電流を制御するCRDを付けて回路を作ります。今回CRD 1個につき4つのLEDを直列接続して発光させます。

同様に白色LED 6個を並べてナンバー灯の回路を作り、これらをステーやカラーを駆使して組み立てて完成です。


電源はテールランプ内のS25の電球ソケットから取り、ユニットの固定はテールレンズを固定する2本のボルトにカラーとゴムワッシャーを咬ませて上下でユニットを挟んで固定します。

テールを光らせるとこんな感じです。テール点灯時は1番上の一列は消灯させます。テールの照度はパルス減光回路にて無段階で調節できますが、大体ブレーキランプ点灯時の50%程度とします。

ブレーキランプ点灯時です。100%の照度で全てのLEDを点灯させます。明るさのみならず発光面積も変化させる事で識別をし易くします。

テールランプ内にユニットを埋め込みました。テール点灯時はこんな感じです。

ブレーキランプ点灯時はこんな感じ。

消灯時はこんな感じです。


KZ1000MK2やZ750FXは販売されていた当時は不人気だったため総生産台数が少なく、現在はその希少性で価格が高騰している様です。よってZ1 Z2 と共通の部品は豊富にあるものの、車種専用部品は限られています。LEDテールランプも製品化はされておらず、付けたければワンオフで作るしかありません。

話は変わりますが、3月26日に東京モータサイクルショーに行き、Zシリーズのリプロパーツでお世話になっているPMCとドレミコレクションのブースにお邪魔しました。

こちらはPMCのブース。

私が注目したのは同社のリプロパーツをふんだんに使って再生されたZ1A。

この車体は販売されており、その価格は何と555万円!この再生作業の様子は同社のYou Tube チャンネルで紹介されており、それを見て以来、Zのレストアに挑戦したくなりました。しかし、先日訪れたつくば絶版車館ではオリジナルの程度良さそうなZ1Bが450万円で売られていたので、555万円はちょっと高いですね。多分売る気ないのだと思います。

でも次回はこれだ!とZ1の再生を改めて心に誓いました。

続いてドレミコレクションのブースです。

完成度の高いレプリカバイクの数々が出展されていました。

CB1100ベースのCB1100R


Z900RSベースのZ1


ゼファー750ベースのZ750FX


Z900RSベースのZ1000R


Z900RSベースのGPz900R


CB400SF ベースのCBX400F

ブースにいたドレミコレクションの社員さんにMK2外装セットの現状の納期見込みについてお尋ねしたところ、同製品は台湾で生産しており、順次生産しているものの材料となる金属が不足しており大量のバックオーダーを抱えているとの事。いつ頃とは明言されなかったものの、結構掛かりそうな感じでした。尚、業販で納めた製品が通販やヤフオク等で販売される事があるのでチェックすることを勧められました。確かにたまにヤフオクに出ていますが、だいぶマージンが乗せられています。これはやはり年単位で待つしかないかも知れませんね。

Posted at 2023/03/27 10:59:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年03月20日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト⑭

KZ1000 LTD プロジェクト⑭大きな進展はありませんが、その後の作業の進捗についてご紹介します。

まずフロントフォークを分解してアウターチューブを塗装する準備に取り掛かりました。ボトムのボルトをインパクトで外そうとしたところ、中のピストンが共回りしてしまい外れずに暫く悪戦苦闘しましたが、スプリングを縮めてピストンに圧を掛けて固定し、何とかボルトを外すことができました。旧車のボルト外しはホント毎回大変です。


アウターチューブの中途半端に剥れた塗装を剥離剤とワイヤーブラシで落とし、表面の擦り傷をパテで埋めている所です。


中古で入手したりして錆びている部品は花咲かGに漬けて錆落しをした後、古い塗装を剥がし、プラサフを吹き新たな塗装の下地を作ります。


塗装せずに車体に装着する部品については、古い塗装を落としてアルミ地をサンドペーパーで整え最後にピカールで磨いてピカピカになり過ぎない程度に仕上げます。

こんな感じで仕上がりました。

ステムをボールベアリングからテーパーベアリングに交換するため、ボールベアリングのベースプレートをベアリングプーラーを使用して抜き取ります。これは専用工具抜きに人力だけで外す事は難しいと思います。

ボルトを締めるとベースプレートが上に引っ張られます。

無事に抜けました。

こちらが今回新たに取り付けるテーパーベアリングです。

塗装作業に備えてガレージ内に物干し竿的なものを増設しました。フレームを塗装する際もベルトにフレームを吊った状態で塗装します。


さて、ドレミコレクションの外装が納期未定状態となり、若干レストア作業のモチベーションにも影を落としていることより、本物を見てヤル気を出すためバイク王のつくば絶版車館に行ってきました。

こちらは高い高いKZ1000MK2の本物ですが、外観はこれとほぼ同じ物が出来上がる予定です。



見て下さいこのプライス。因みに私のMK2レプリカはこれと外観や性能がほぼ同じで中身を一新している状態で200万円程度で仕上げる予定です。尤も同じ作業をバイク屋さんに依頼したら技術料とか人件費で300万円は軽く超える事でしょう。しかし、300万円も払ってもレプリカは所詮レプリカですけどね。

私が保有するCB750FC の姉妹車、インテグラがありました。これまでに見たインテグラの中で最もキレイな車体でした。Zシリーズを見た後に218万円の値札を見ると安く感じてしまいます・・。完全に金銭感覚がマヒしていますね。

そして何を隠そう当KZ1000 LTDプロジェクトの次に予定しているのは、本物のZ1の現状販売の車体を入手して、ピカピカのZ1に仕上げる計画です。KZ1000LTDのレストア作業は実は練習で、そこで得た経験とスキルを活かして次は本物のZ1をレストアする計画で既にサービスマニュアルとパーツカタログは入手済みです。


こちらの値段も結構なものですが、目標は400万円未満、できれば300万円台半ばでピカピカのZ1に仕上げたいと思います。私はオリジナルには拘らないので、Z1B辺りのエンジン実動の現状車を入手して初期型のブラックエンジン+火の玉カラーでピカピカに仕上げたいと思います。

MK2レプリカの完成時期も未定なのに、もう次なるプロジェクトを発表してしまいました・・。当然の事ながら大型4台は流石に多過ぎですし資金や置き場所の問題もあるので1〜2台は売却する予定です。
Posted at 2023/03/20 21:30:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年03月06日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト⑬

KZ1000 LTD プロジェクト⑬ここへ来て残念な事実が判明しました。このプロジェクトの要となるKZ1000MK2の外装セットの納期が現状未定で、下手すれば1年以上の長期になる可能性があるようです・・。

最近ヤフオクに数回未使用品の外装セットが出品されていましてが、何れも定価以上で取引きされており、不吉な予感がして同外装セットを販売しているリプロメーカーのドレミコレクションさんに問い合わせたところ、ガソリンタンクの納期が未定となっており、上記の状況である事が分かりました。これはPMC製についても同じ状況の様です。

これは困りました・・。外装セットが無くてはプロジェクトが完結しません。しかもこの外装セット、今年1月下旬に17.5万円から21.3万円に値上げされたばかりで、その上にお金を払っても買えないという状況。暫し呆然としました。

おそらくこの手の製品は中国で生産していると思われ、長らく続いたゼロコロナ政策が先日解除されたので、近い将来通常の生産状態に戻るであろう事を期待しつつドレミコレクションさんに予約を入れさせて頂きました。少しでも早く納品される事を願うばかりです。

前述の状況を受け、MK2専用となる部品については早めに入手する必要があると判断し、気を取り直してマフラーを入手する事にしました。保有しているCB750Fはヨシムラ のチタンサイクロン、Z900RSは同じくヨシムラのスリップオンサイクロンを装着していますが、MK2にはショート管が似合うと思い、ヨシムラ製のものを調べましたが、現在ヨシムラではMK2用のショート管を扱っていない様です。Z1 Z2用のショート管にステーを追加して装着する方法もありますが、それだとサブフレームの加工を施す意味がなくなります。そもそもヨシムラのショート管は現在同じく納期未定で受注を停止している様です。


CB750F ヨシムラ チタンサイクロン


Z900RS ヨシムラ スリップオンサイクロン

結果的にMK2にジャストフィットするショート管を販売しているメーカーの中でそこそこメジャーでサイレンサー等のアフターパーツも出されているエムテック中京(MRS)製のマフラーを購入する事にしました。


KZ1000MK2 +ショート管 (イメージ)

MRS の You Tube 公式チャンネルで製造工程が紹介されていますが「手曲げ」が行われるべきエキマニの加工部分については普通に機械曲げされていますが、逆にそれ以外の工程はほぼ全て手造りされています。鈴鹿にある同社の工場で日本人の職人が1本1本作っている正真正銘の Made in Japan です。しかも値段はヨシムラ製の半額程度とリーズナブル。ヨシムラ製と異なり表向きは車検対応ではありませんが、実態としては通せる様です。

マフラーに関してはモリワキモナカなど範囲を広げてもう少し迷いたい気はしましたが、MRS製も在庫が残り3本のみで在庫切れとなると次回生産は数ヶ月後になる様でしたので、ひとまず即決しました。

そして数日後に無事に届きました。

早速開梱してみます。

中身はこんな感じです。



車体に実際に取り付け出来るのは、フレームにエンジンが載り、腰上まで組み上がる8月以降になると思いますので、場所を取りますがそれまで大事に保管しておきます。

マフラーの他にPMC製のMK2純正タイプのリヤショックとナイトロレーシング製のフレームスライダーを注文しました。これらは納期2〜3週間の様です。


PMC製 MK2 純正タイプリヤショック


ナイトロレーシング製 フレームスライダー

半導体とはあまり関係ない分野でも買いたいものが買えない時代になってきました・・。
Posted at 2023/03/06 17:42:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

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