CB750F用のLED化製品は市販されているものの、久々に電子工作がしたくなり、敢えて手間暇かけて自作する事にしました。
実物のランプユニットを車体から取り外し、採寸して型紙を作り、基盤を切り出します。
ナナエフのテールは発光部が大きく真四角なので、難易度が低く自作には適していると思います。基盤を切り出したら表面にシルバーメタルのカッティングシートを貼り、LEDを刺し込んで行きます。
テールランプには計55個の赤色 LEDを装着し、テール点灯時は50個、ストップ点灯時は中央の一列も光らせ55個としました。発光面積が変わる事でストップ時の視認性を向上させています。ナンバー灯には白色を6個、ウインカーは1か所につきアンバー色を20個としました。
試しに光らせてみました。
テールとナンバー灯
ストップ時
ウインカー
今度はレンズを被せて点灯させました。
テール時
ストップ点灯時
今回ウインカー用に MAD MAX さんのクリアレンズを購入しました。
点灯させると中々良い感じです。
テールライトを自作する時のキモはストップとテールの光の強弱をいかにつけるかです。抵抗でテールの明るさを調節する事もできますが、抵抗自体が熱を発するのと後から照度を調節できないのが難点です。今回はオーディオQさんのパルス減光ユニットを使用しました。元々LEDは目に見ない速さで点滅を繰り返しているのですが、この点滅スピードを遅くする事で消えている時間を長くし、その結果、暗く見えるという仕組みです。このユニットの利点はボリュームで点滅速度を変えられるため後からでも照度を調節できる所です。
ウインカーについてもフロントにポジション機能を持たせるためポジション球から電源を分岐させ、パルス減光ユニットを介してウインカー配線に割り込ませました。ナナエフのウインカーは巨大ですが、流石にウインカー内にユニットを納めることが出来なかったため、ボックスに入れてシート下まで配線を引き設置する事にしました。
さて完成です。早速車体に取り付けて点灯させてみましょう。
テール+ウインカー
ストップ+ウインカー
ポジション
ポジション+ウインカー
テールは申し分ない仕上がりでしたが、ウインカーが期待していたよりちょっと暗いかなぁという感じです。Flex LEDのアンバー色だとこの辺りが明るさの限界でしょうか・・。そのうちに SMDを使用して改良型を作る事にします。
Posted at 2020/09/08 20:12:35 | |
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