前回のプログでKZ1000MK2のホイールを落札して塗装した旨、掲載しましたが、意外に早くその時は訪れました。
ヤフオクでKZ1000LTDの1979年式の角ヘッドモデルを落札しました!その車体がコレ。
角ヘッドのLTDとなると、最終的に目指すはもちろんコレ。
そう、Z1と共に大人気で価格が高騰している通称角ゼットこと KZ1000MK2のレプリカバージョンです。
このバイクを出品していたのは、ヤフオクに多数の逆輸入車を出品している業者でしたが、今回私が落札したのは輸入後にエンジンの動作確認すらされていない現状販売の車体で1円スタートの売り切りオークションでした。出品者の評価や説明文に一定のリスクを感じながらも今回は登録可能なフレームとエンジンを安く手に入れればOKと考え入札に参加しました。
普段角ヘッドのLTDは100万円を切ることは殆どないのですが、今回たまたま同じような車体が複数出品されていた事もあり、入札が分散した結果、相場よりも20〜30万円安く購入する事ができました。
早速代金を振り込み、落札した6日後に出品業者の自社配送により車体が届きました。
一見それなりに見えますが、これが結構なシロモノでした・・。まずメインキーなし。よってタンクを開ける術なし。タンクとシートは固定されておらず、フレームに置かれているだけ。各種ワイヤー類は繋がっていないかそもそも欠品。その他欠点は挙げればキリがない程でしたが、今回タンクもシートも使わず、ワイヤー類も一新する予定のため気にしません。メインキーが無いことは想定外でしたが、現車確認をしないで落札した人のクレームは一切受けないと説明文に書かれていたのでクレームもしません。そもそも43年前の車体なので、制御系や電装系は全て新品にするつもりでした。この車体の数少ない評価ポイントは、比較的フレームに錆が少ないこと及びエンジンがクランキングできて圧縮もそれなりにありそうな事でした。よって私の目的はある程度達成できた訳です。
タンクに関しては、後日適当なカギを突っ込んで回したらなんと蓋が開きました。ロック自体が壊れている様でコレは逆にラッキーでした。
しかも意外と中身はキレイ。これなら外装を購入するまで仮のタンクとして使えそうです。こんな事で感動できる私の感覚は既におかしくなっているのかもしれませんね。
取り敢えず各部品のコンデションを見ながらバラして行き、現在の姿はこんな感じです。
この後、エンジンの腰上をバラした後、フレームからエンジンを下ろし、フレームは塗装、エンジンはオーバーホールする予定です。
再利用する部品は洗浄して磨いて行きます。これら以外はハッキリ言ってゴミでした。
禁断の果実に手を出してしまった感が否めませんが、手を出した以上は何とかカタチにしていきたいと思います。まずはエンジンが実動状態である事を願うばかりです。
今後カタチになるまでは定期的にプログで進捗をアップします。
Posted at 2022/09/27 08:18:57 | |
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