新車(Z900RS)とちゃんと動く旧車(CB750F)を持ち、普通に考えたらこれで充分な筈ですが、ちゃんと動かない旧車がどうしても欲しくなってしまったワタシ。自分でも病気だと思います。(汗) しかし、大型バイクをバラしていると、とても幸せな気分になれるので、この先KZ1000MK2もどきを完成させるために部品代だけで100万円近く掛かる事も一時忘れられます・・。
取り敢えずバラした車体を再度組み上げるため、サービスマニュアル類及びパーツカタログをヤフオクで買い漁りました。コピー版ですがMK2のパーツカタログが運良く入手できたのはラッキーでした。79年式のLTDとMK2は外装とフレーム以外は殆ど共通なので、これでカワサキのホームページから直接純正部品が買えます。部品検索で販売終了となっているものはリプロ品を買うことにします。
さて、その後の作業ですが自宅の外壁塗装工事が始まった関係でガレージにはバイクやら自転車やらがギッシリと詰め込まれ、とても作業できる状況にないため、暫くの間は外した部品を整備する事とします。
まずはブレーキ関連のパーツを分解して状態を見てみました。
フロントブレーキのマスターシリンダー。これは完全に固着しており、リザーブタンク内のダイヤフラムも溶けてしまっている状況。しかも純正、リプロ共に部品が出ないものが多いので、再生を諦めて社外品の新品を買う事にしました。
純正品に良く似た台湾製のマスターシリンダーが1.8万円程度で売られていますが、信頼性が分からないためニッシン謹製のレトロマスターシリンダーをチョイスしました。ヤフーショッピングで1.1万円とお手頃価格でした。
リヤのマスターシリンダーは固着はしていなかったものの、純正、リプロ共にピストンが出ないので、取り敢えず掃除して再利用してみる事にします。こちらは車種専用品のため選択肢が限られますが、PMCがリプロのマスターシリンダーキット(3万円)を出しているので、もしダメならこちらを購入する事にします。
前後ブレーキキャリパーを分解し、ピストンを取り出してみました。リヤの1箇所が固着していましてが、あの手この手を駆使して何とか取り出してみるとピントン自体はわりと良い状態でした。よってキャリバーについてはシール類などの消耗品の交換で行けそうでしたので、キレイに掃除して車体に取り付ける時まで暫く保管します。
車体からリヤブレーキキャリパーを外す際、ついでに車体のその他のボルト類を全て一旦緩め、固着や中折れの有無を確認しました。既にテールカウルの取付部のボルト1本が中折れしていますが、それ以外は大丈夫そうです。
但し、スイングアームの取付けボルトだけは恐ろしいトルクで締め付けられている様で、持ってるレンチではどうやっても緩まず、ボルトを舐めてしまいそうだったので、後日24mmのソケットを購入して成敗する事にしました。
フロントフォークについては可動部以外の部分にサビが見られたため、どうしようか悩みましたが、ネット通販で安い社外品(2本で1.6万円)を見つけたので交換する事にしました。
次回よりエンジンの分解に取り掛かります。
Posted at 2022/10/14 23:23:05 | |
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