2023年12月12日(火)に最寄りの陸運局にKZ1000LTDの登録関連の書類を提出してきました。特に書類の不備は指摘されませんでしたが、この届出書は自動車と共通のため二輪車には非該当の項目も多く、空欄としていた場所は斜線か横線を引くよう指示を受け、その場で書き加えました。下の写真は提出前に取ったコピーにつき、帰宅後に赤線の部分を追記しています。
これら書類の作成は素人には分かりづらいのでネットで色々と先人情報を調べた所、本業が司法書士のYouTuber が趣味のバイクレストア動画をアップされており、その中でこの輸入登録申請について解細かく解説されている動画を見つけたので、そちらを参考にさせて頂きました。
① 第1号様式 並行輸入自動車届出書
申請書類の本紙です。業者名、個人情報、車体番号などはマスクさせて頂きます。
② 第2号様式 車両諸元概要表
こちらはサービスマニュアルの諸元表を丸写しにして、その他の項目はテールランプやウインカー等の発光部の面積を計測して記入します。非常に細かいです。
③ 第4号様式 排気量計算書
排気量計算にはシリンダーのボアとストロークの長さが必要ですが、諸元表に記載されています。
④ サービスマニュアルのエンジン番号表記
エンジン番号は原動機の型式が合っていれば無くても問題ないと思いますが、サービスマニュアルに車体番号とエンジン番号の記載があったのでコピーを添付しました。
⑤ 自動車通関証明
販売業者がこの車体を輸入通関した証明書で再発行されない最も重要な書類です。オリジナルとコピーを持参して、差異がないことを確認のうえコピーの方が受理されました。
⑥ 譲渡証明書
こらは販売業者が発行した譲渡証明書で国内の取引の時に発行されるものと同じです。
⑥輸入自動車等の打刻届出書
打刻届出書の提出は必須ではありませんが、販売業者の方で輸入時に国土交通省に届出をしているもので、これを提出すると通常並行輸入車の場合「不明」と車検証に記載される車体の型式について、届出書に記載されている型式が記載される様です。あとは既に国土交通省として刻印を認めている証となるため、登録時の審査がスムーズに行く様です。この届出書を提出しなくても車体番号とエンジン番号の刻印の拓本は①の書類で必要なため、白紙に拓本を貼って添付します。
⑦ 製造証明書
メーカーにより対応が異なるみたいですが、カワサキ車については、メーカーに依頼すれば製造証明書を発行してくれますので事前に取得しておいた方がベターです。申請には通関証明書の番号が必要で1台あたり1度しか発行されません。
⑧サービスマニュアルの諸元表コピー
私は高い高いサービスマニュアルを購入しましたが、諸元表に関しては依頼すればメーカーより無料でFAXして貰えます。
⑨ 車体の前後左右の写真
この写真で基本的な保安基準を満たしているか確認する様です。ライトが左側通行用か、ウインカー、テールランプ、後方反射鏡が付いているかなどが確認されます。下の写真をA4にカラーコピーしたものを提出しました。
⑩ シリンダーの排気量刻印の写真
これは書類を提出した3日後に連絡を受け追加で提出しました。
書類は受理されており、審査完了の連絡が来れば実車を持ち込んで車検を受け、合格すれば晴れてナンバーが交付されます。
ガレージに保有する大型3台を試しに詰め込んでみました。入るには入りましたが、窮屈すぎて出し入れが大変なのでやはり2台が限度ですね。
今回はマニアックな内容でしたが、何方かの参考になれば幸いです。次回は車検及びナンバー取得の様子をお伝えしたいと思います。
Posted at 2023/12/14 16:55:00 | |
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