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イイね!
2019年02月26日

Driving skill

今日も朝から母親の病院へ付き添い。


母は腎不全はじめ、“病気のデパート”と医者から呼ばれているほど多くの病を抱えているが、中でもやっかいなのが認知症


今のところ、「物忘れがひどい」「同じ話を何度もする」など初期の段階で、1人で日常生活を送るくらいは問題ない。

が、物忘れ外来を受診する時は進行状況を把握しておきたいので、なるべく自分も立ち会うことにしている。


で、病院の後は、東京に戻る前にまた袖森でひとっ走り (^_^;


なんか、部活の朝練みたいだな (笑)

晴れという予報は外れ、残念ながら


自分が走る前には上がったが、路面はウエット


前の枠では土手に突っ込んだ車がいて赤旗中断になったりしている。

そんな状況なので、今回はウエットの挙動をテーマに走る事にする。

で、コースインしてすぐにスピンモード

タイヤがそろそろ終わりそうというのもあるが、やたら滑る。

VSCはオンにしているのだが。

と、この前のオーバーステア特訓を思い出す。

低ミュー路では、よりスムーズな荷重移動が重要だった。

で、いつもよりブレーキングポイントを手前にして、じんわり長めに踏んでみる。

立ち上がりもゆっくりアクセルオン。

極力急な荷重変化を起こさない事を心掛ける。

すると、何とか安定して走れるようになり、ウエット路面の挙動が少し分かった気がする。

さすがに今回はタイムアップ出来なかったが、貴重な体験だった。



さて。

サーキットに通うようになって驚く事の1つに、走っている人達の平均年齢の高さがある。


10数年前に比べても確実に高齢化している気がするが、これも“若者の車離れ”を現しているのだろう。

さらに、先日自分が参加したジムカーナ場でのトレーニングといった一から車の挙動を練習する場でも意外とベテランさんが多かった。

行く前は「きっと私が最年長だろう」とドキドキしていたが、実際は参加者の中で若い方だったかも (^_^;



サーキット走行は、やっぱりお金が掛かる

走行料はもちろん、安全に走るための最低限の装備、そして消耗品


収入の少ない若い人や家族持ちの方が、こういった特殊な趣味の世界にお金を捻出するのは中々厳しいだろう。

だから、お子さんの手が離れ、時間やお金に余裕が出来てきてからサーキットデビューするのは自然な流れだと思えるし、走るのに老いも若きもないから“遅すぎる”という気もしない。

本当は、免許取り立てくらいの頃から、車の挙動を勉強するのが一番いいとは思うが…

公道を攻めるより全然安全だし。


このサーキット走行、タイムを少しでも削って速く走る事が一番の目的と考えがちだが、他にも色々な楽しみがあるし、実は普段の運転にも大いに役立っていると感じる。

公道ではまず出来ない急ブレーキ急旋回


これを一度でも経験しておくと、いざという時の危機回避に大きな差が出るはず。


そして。

「速く走るためには、タイヤをどう使うか?」

「スリップさせないためには、ブレーキの踏み方やステアリングの切り方をどうすればいいのか?」

こういった事を“考え”、“実践する”という行為が自分の運転技術の血となり肉となる。

普段、お気に入りの音楽でも聞きながらリラックスしてドライブするのは楽しいしストレス解消にもなる。


だが、だらだらと運転をしていても技術の向上にはなかなか繋がらない。

サーキットという限界ギリギリの走行中は、「これ以上踏んだらヤバいか?」「滑ったらすぐカウンターを切って…」と、絶えず考えながら運転する事が強いられる。

その結果、前ラップよりアンダーを出さずにすんだり、滑ってもすぐカウンターを当てて対処出来たりすると、自分の技術向上が分かるので、大きな喜びを生み出してくれる。

その積み重ねが自分の技術を飛躍的にアップさせていくのではないだろうか?


先日、“日本人は世界的に運転が下手”というネットニュースを読んだ。


日本は道路整備が発達していたり高性能なナビが普及していたり、また引っ込み思案な国民性もあったりと様々な理由があるようだ。

一方、ヨーロッパではラウンドアバウトなど、自分で瞬時に判断して交通の流れに乗ったり、平均速度の高い中、高齢者がMTを駆使し、カウンターを当てて運転する事もあるそうだ。


要は、日本人はクルマ任せ、インフラ任せ“受け身運転”になっているのも原因なのではないだろうか?


だからといって、「全てのクルマはMTにしましょう」とか「自動運転の開発をやめましょう」と言っているわけではない。

もう少し「何をしたらクルマはどう動くか?」という事を考えながら運転するべきではないのかな、と。


今後、自動運転は飛躍的に進歩していく事が予想される。

でも、クルマ自体がレベル5の領域に達しても、対応するインフラや法規制が追いつくのはまだまだ先の話だろう。

きっと、自分が生きている間はクルマからステアリングやペダルがなくなる事はないはずだ。


だから、自分はもっともっと運転が上手くなりたいし、死ぬまでその努力は続けていきたいと思う。

まぁ、認知機能が失われたら上手いも下手もないので、その時は潔く免許返納するが(笑)


さて。

長々と書いてきましたが…

結局、クルマとの付き合い方は人それぞれ。

のんびりドライブしたり、キャンプしに行ったり、ドレスアップしたり…


「いちいちそんな面倒くさい事考えながら走らなくても十分安全だし、楽しいよ!」

という意見もあると思います。

でも、“もっと純粋に走る事を楽しみたい”と思ったら…


サーキットを一度走ってみませんか?


走った事がない方は「色々と大変そう…」と不安でしょうが、大丈夫です。

1回走ったら楽しさの方が勝ります。

以前走っていた方は「もういい歳だし…」と引け目を感じるかもしれませんが、大丈夫です。

周りもそんな人達ばかりです(笑)


ボンビーな私は、走行料や消耗品などでいつもピーピー。


でも、他をガマンしてでもサーキット走行で得るものは大きいと感じています。

もっと早く行っておけばよかったと後悔もしています。


運転技術がどうこうと偉そうな事言ってますが、そんなの取っ払っても、自分の愛車をアクセルべた踏みで全開に出来る楽しさは言葉では表せません。

ATだろうがEVだろうが関係なし。

サーキットのコースがハードル高ければ、広場でパイロンを使うような練習はどうでしょう?

「クルマってこんな動きをするんだ!」と知るだけでもとっても面白いです。


百聞は一見にしかず!

レッツ!サーキット!!w
ブログ一覧 | サーキット | クルマ
Posted at 2019/02/26 17:38:57

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この記事へのコメント

2019年2月26日 20:33
うちの祖母も認知症で、現在施設入所しています。忙しさにかまけてさっぱり顔を出さない孫ですが、昨年インフルになった時は、「もしかしたら…」というものがよぎりました。

年明けから会っていないので、公休日にでも行ってみようと思います。

俺も、ウェットは苦手です。そんな時はおとなしく走っています。
タイムそのものよりも、気分良く走りたいし、公道では出来ない事が出来るのが、サーキットです。
お互い楽しんでいきましょう。

離れていても心は一つ!!
ウッヒヒヒョオオオアア!!!
コメントへの返答
2019年2月27日 20:58
可愛い孫に会えるだけでも幸せだと思うので、ぜひ会いに行ってあげてください (*^_^*)

母は壊れたレコードのように同じ話をし続けるので、相手をするのは忍耐力がいるのですが、それも何かのトレーニングだと思ってやりすごしています。
いつか、そういったコミュニケーションさえ取れない日が来るかもしれないですしね。

ウエットはちょっとしたミスで大きく挙動が乱れるので怖いです。
でも、それだけ練習になると思って、これからもウエットでも積極的に走ろうと思います!

オンシーズンが待ち遠しいですね (*^_^*)
2019年2月27日 19:00
「サーキットへの誘い」とかいうタイトルにして、番組が1本出来そうですね~。
少しでもサーキット走行に関心をもっている人がこれを読んだら、引き込まれちゃいそうですね(^-^)
コメントへの返答
2019年2月27日 22:06
自分への言い訳を正当化したようなものなので、番組とか恐れ多いです (^_^;
でも、サーキットに興味ある人の背中を少しでも押してあげられるなら個人的には作ってみたいですね!
2019年2月27日 20:42
そう言えばオートマが主流になったから高齢者の方の事故が増えたのかなー⁉️ ハッキリはしませんが、因果関係はありそうですね。マニュアル車だとコンビニに突っ込むとかあまり聞きませんね。うちのクルマにスマアシという衝突回避の装置が付いてますが、あれに頼ったら絶対に事故しますw 完璧なんてありませんので、あくまでも補助装置です。
コメントへの返答
2019年2月27日 21:02
確かにMT全盛だった頃は、ほとんど“踏み間違い”のニュースは聞かなかったような…
最近、プリウスとかには後付けの“踏み間違い防止装置”が販売されているようですが、お年寄り用にMTを売った方がよっぽど事故は減るかもしれませんね (^_^;

自動ブレーキも雨の時などはけっこう誤作動が多いようですね。
過信は本当に怖いと思います。
2019年2月27日 21:10
お疲れ様です。(^_^)
サーキットも高齢化とは驚きました。
一般道では法定速度とマナーを守れば、難しいテクニックは不要と考えてます。

でも雨の高速道路を走ることもあるわけですから、そうとばかりも言えませんね…。

ウチの母親も認知症が進んで、せっかく訪問しても、それを覚えていないので、行っても意味がないと思うようになりました。

母親がいなくなった今ものすごく後悔してます。
SADAさんのお母さんは優しい息子さんをお持ちでお幸せだと思います。(^_^)
コメントへの返答
2019年2月27日 22:00
サーキットで2輪の人達を見ると、さらに高齢化していて驚きます。
これから、老人の楽しみはゲートボールではなくモータースポーツ…という時代が来るかもしれません (^_^;

昔の車は、ある程度ドライバーの技量で安全性を高めなくてはいけませんでしたが、今の車はおっしゃるようにテクニックは不要だと思います。
でも、こっちが気を付けていても、逆走車など想定外の事が起きるのも公道なので…
まぁ、何かあった時に少しでも足しになれば…程度でいいのかもしれませんね。

自分は若い頃(いや、つい最近までか (^_^;)母親に苦労をかけ続けていたので、最後くらいは少し恩返しできればと思いました。
でも、本音は
「サーキット行こうかなぁ…
ついでに母親の顔でも見ておくか」
という感じですが (^_^;

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